第29話

「聡子…俺の顔に何か付いて居たのか…?」


お兄ちゃん…起きて居たの…?


「だってお前が…ジッと見続けて居たから起きるに起きられなくってさ…」(笑)


ワア…お兄ちゃん…意地悪だあ…


「聡子…おはよう!ぐっすり眠れた…?」


うん(笑顔)


お兄ちゃん…おはよう!


「聡子…おいで!」


そう言い私しを抱き寄せキスをした。


私しはお兄ちゃんの

その仕草にポワーンと心が熱く成った感じがし


「なあ…聡子…俺さあ今まで深い霧の中に居た様な気がする…けど、お前と愛し合い…今までのぐうたらな俺から…一晩寝て覚めたら…自分が生まれ変わった様な気がするんだ!」


「確かに俺達、兄妹がこんな関係に成る事は許され無い事かも知れない!けど…お前が言う様に俺が好きに成ったのは…妹だだからじゃあ無いんだ!」


「俺は聡子と言う一人の女性を愛して居たんだ!その事に聡子…お前が俺に気付かせてくれた。」


「そして…お前が俺の為にと思い誰にも触らせて居ない女の子の一番大事な所も見せ、触らせてくれた!聡子お前が大事にしてくれて居た所はとても綺麗だったよ!」


お兄ちゃん…


「俺さあ思うんだけど…例え誰が何と言おうが…そんな事は構わない!俺さあ…聡子とずうと一緒に暮らして生きて行きたい。聡子お前はどうだ…?」


お兄ちゃんの、その言葉が私しは、とても嬉しくて、いつの間にか涙がこぼれ

その涙が、お兄ちゃんの腕にこぼれ落ち流れて居た。

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