第27話

私しの此処をティッシュで綺麗にしてくれた後

毛布とお布団を掛け自分もベットに入り

腕枕をしてくれた。


私しは、体を反転させ

その胸に顔を埋め

お兄ちゃん…私し、凄く気持ち良かった!


お兄ちゃんには私し何もして上げられ無くてゴメンね!


「何、言ってる…聡子は俺が長年背負って来た…重い重荷を軽くしてくれたよ」


「聡子ありがとうな」


お兄ちゃん…

「なんだ…?」

あのね!今日は私し…お兄ちゃんにあんな酷い事を言ってしまってゴメンね!


「聡子が悪い訳じゃ無く、俺の何処かに投げやりな所が有ったんだよ!」

「其れを聡子はガツンと、俺に言ってくれた。」


「正直…お前の、あの言葉はズシンと心に響いた!」


だから泣いて居たんだ!


「こら…兄貴をからかうな」(笑)

お兄ちゃんと、こうして同じお布団の中で話す事って何年ぶりかなあ(笑顔)


「遠い昔の様に感じるな…」


「まさか…又、こうして同じお布団に寝て…しかも、聡子と俺が愛し合うとはな!」


お兄ちゃん…私しと…こう成った事を後悔して無い…?


「俺は聡子との、こう言う関係に成れずに苦しんで来た!けどお前とこう成った事は後悔しない。」


ありがとう…お兄ちゃん


「もう寝よう…」


うん…オヤスミお兄ちゃん

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