第26話

ねえ…お兄ちゃん…


「なんだい…」


私しねえ…明日…

ゴム買おうと思うの!


「ゴムってコンドームの事か…?」


うん…


使うか使わないかは

二人でもっと…話し合おう!


「そうだな!聡子と一緒に俺も考えるから」


ありがとう…お兄ちゃん!


其れと…もう一個有るんだけど…


「もう一個って…なんだ…?」


あのね…お泊まり…もう一個増やしちゃ…ダメ?


「俺は良いけど…お母さんには何て言うつもりだ?」


そうか…

お兄ちゃんも考えるの手伝ってよ…


「じゃあ…其れも明日、一緒に考えような」


其れと…私しの此処

拭いてくれない…?


「ゴメン、ゴメン聡子」


そう言いティッシュを手にした時

私しは、拭き安い様に両膝を立て足を開いた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る