第20話 こねこのぴっち

かわいい動物の様子、優しいおばあさん、それぞれがとてもあたたかな絵で描かれている。かと思えば、夜中のシーンは、こわい動物の影や、目が印象に残る。

ぴっちは他の動物の方が良いと思ったり、真似したり。でも結局子ねこがいいし、楽しいと思うところが安心できてよい。

以下、あらすじになってしまうので、知りたくない方はどうぞ、読まずに。

ねこのるりは5匹の子ねこを産む。子ねこ達は、元気で遊んでいるが、ぴっちだけはそんなことはしたくなくてちがうことをしたいと思い、外にでかける。

おんどりのまねをしたり、かものあとをついて行って、池に落ちちゃったり。うさぎと一緒に小屋に入り、夜をあかしたり。でも夜中にふくろうやきつねが小屋に近づき、怖くなって鳴く。すると犬のぺろがみつけてくれる。おばあさんはお家に連れて帰ってくれたけれど、病気になる。

動物達は心配してお見舞いにきてくれたり、元気になったぴっちにおいわいの会を開いてくれたり。

ぴっちはもう他の動物になりたいと思わず、子ねこたちと遊びおいしいごちそうをいただく。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る