第14話 まずは安全
【作業着】
渡された作業着は、白衣とチノパン、安全靴でした。
これだけ着替えるなら、通勤時はどのような格好でも良さそうです。
会社のロゴはなく、会社の特注品というわけではなさそうです。
白衣を着るのは、大学以来。ちょっと懐かしい加藤さん。
お着替え終了。IDカードも忘れずに。
【総合安全】
まずは、何かあった場合の緊急連絡先の登録から。
何事もなければ、使われないのですが。
中田さん「まず、安全教育を受けていただかないといけませんので。細かいことは、後で
避難経路についてや、消火器や消火栓の場所、警報が鳴った場合の対応などのお話を聞きます。
中田さん「最後に、階段で足を滑らせて怪我をするという事故が続いたことがありまして、階段の利用時は
【階段の手摺持ち】
加藤さん「段ボール箱など、両手で抱えて運ぶこともあると思うのですが」
中田さん「その様な場合は、エレベーターを利用してください」
中田さん「手摺を持てないような荷物を持って、階段を利用することは禁止だと思ってください」
中田さん「このルールが出来た時に、全社的に階段の両側に手摺があるようにする工事をしたんですよ」
加藤さん「逆に筋力が弱くなって、転びやすくなりそうですね」
中田さん「加藤さんみたいに、若い人ばかりではありませんから」
【携帯電話について】
中田さん「私物の携帯電話ですが、今のところ持ち込んでいただいても構いません。携帯に電話して仕事の指示があるから、絶対に持っていろというようなことはありません」
中田さん「お昼休みにちょっとゲームですとか、仕事に差し支えのない程度でしたら、使用禁止ということもありません」
中田さん「小さいお子さんをお持ちの方も多くて、急な連絡が入ったりということもありますので」
中田さん「『今後、携帯電話の持ち込みを禁止する』というような事になるような使い方は、しないでください」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます