第101話

「オレは、あの夜…、10時過ぎから突然、睡魔に襲われたンだ。

 普通なら寝る時間じゃないし可愛い女子に囲まれてアドレナリンが上昇して、眠くなんかならないはずなんだ」


《せやで~! 寝てる場合や、あらへん!》


「さぁ……、そんな事、言われても……」

 舞美は視線を逸らせた。


「舞美の作ってくれたコーヒーを飲んだ……

 あの時からだ。一気に眠気に襲われたのは!」


「え、何よ。私が何か、毒でも入れたって、言うの?」

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