第2話 三人の守護神の死神現れる

 異世界に来てもう二週間経つ。俺はルビーとイリーナという姉妹が住んでる宿に一緒に住んでる。当然、部屋は別だ。そして、やっとこちらの世界になれてきた。急に異世界へ迷いこんでしまったがこちらはこちらで楽しいので、異世界に迷いこんで良かったと思っている。

 二週間前に武器を買ってクエストのスライム討伐に行ったとき、俺は魔法を使えるようになった。だが、まだコントロールのできないため、魔法を使うのが得意と言うイリーナに教えてもらうことにした。

 毎日少しずつ特訓をして何とかコントロールが出来るようになってきた、まだ完璧の技ではないが技を出せるようになった。

 イリーナの話によると俺には魔法の才能があるらし魔法をある程度コントロール出来るようになり、完璧に技を出せるようになれば全属性が使えるようなると言われた。そして、今取得しようとしてるのは炎の能力だ。人それぞれ能力を秘めているが俺はどんな魔法でも、見ただけで技を使うことができるらしいので、イリーナに頼み炎の魔法の技を見せてもらった。そして、得意とは言えないがルビーが得意とする光の魔法を見せてもらい、使えるように特訓を続けた。

 そのかいあってか、三日で魔法が使えるようになった。

 翌日、ダークウルフの討伐をしに森に行った。だが、ダークウルフどころか動物が全然いなかった。森でなにかが起こってるとことはすぐにわかった。そして、人の声と剣を交わらせている音が森の中から聞こえたからだ。慎重に、様子を見に行くことにした。そして、声がしてたところへ着いて俺は驚いた。何故なら、戦っていたのは男一人対男十数人で戦っていたからだ。

 そして、一人で戦っている人物をみてルビーとイリーナが固まってしまった。理由を聞くと、一人で戦っている人物はこの国で一番強い、いや、世界で一番強いとされている三人の守護神のリーダー死神ダークタイガーだったからだ。

 この国は、三人の守護神と12神王によって守られている。

 そんな、奴が戦ってるため巻き込まれないためにもダークウルフの討伐を諦め直ちにここから立ち去ること決めた。

「まさか、死神ダークタイガーがいるとは・・・・・・」とルビーが言った。

「だね」とイリーナが言った。

「とりあえず、みんな無事でいいじゃん。ルビー、イリーナ」

「そうだけど。私とイリーナはすごく怖がってるのになんでそんな普通なの?怖くないの?世界で一番強いとされている三人の守護神の一人死神ダークタイガーを見たんだよ」

「うん。ラッキーだったね」

「だから、なんでそんなに冷静なの?」と呆れた顔でルビーが言った。

 翌日、再びダークウルフの討伐をしに森に行った。

 昨日より動物が増えていた。少し歩くと突然目の前に角の生えている黒い狼が出てきた。

「結城そいつがダークウルフだ!」

「何匹か頼めますか?」

「いいよ。ちょうど魔法が使えるようになったんだから使わないわけにはいかないっしょ。いくぜー、ボムサイクロン!」

「凄い!一発で全部倒しちゃったよ」とルビーが言った。

「凄いですね、さすが結城さん」とイリーナが続けて言ってきた。

「じゃあ、ダークウルフの、角を切ってギルドに行きましょう!角をギルドに持っていけばクエスト終了だ。早く町に帰ってギルドに行こう!」

 そのあとは、無事ギルドに着いた。そして無事クエスト終了を確認され賞金の銀貨30枚を貰った。この異世界せかいのお金は銅貨、銀貨、金貨となっていて、一番安い金額は銅貨で日本円で言うと100円で次に高い銀貨は日本円で言うと1000円ぐらいで、一番高い金貨は10万位だ。だから、銀貨30枚なので3万だ」

 一人1万ずつ貰えることになる。とりあえず、この金額なら武器の代金は一回で払えるし、お釣りもくる。

 俺は武器屋に行った。すると、客が一人店主のルナと話してる。どうやらそのお客は武器の売却を頼んでいた。その武器は鎌だった。

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