12神王
須賀 雅
第一話 異世界へ
俺の名前は矢切 結城 17歳。住んでいる場所は東京だ。
俺は親がいない。何故かというと事故に巻き込まれたからだ。
その事故は俺が小学六年生の時に起きた。それから俺は一人で過ごしてる。
ある日、俺は東京の夜道をぶらぶら歩いていると狭い道が無数に出てきた。気になった俺は狭い道のひとつに入ってた。
ずっと歩いていると、暗かった道が明るくなってきた。だが、前は全然見えなかった。どうやら、霧のせいで見えないらしい。
俺は少しずつ歩き続けた。10分近く歩くと霧が消え始め周りが見えるようになった。俺は見えてきた景色に目を疑ったそこは、東京とは似ても似つかない場所だったからだ。遠くにだが町も見える。
15分近く歩きやっと町に着いた。町はゲームやアニメのような造りだった。俺はようやくここが東京ではなく異世界であることに気づいた。
まるで、ゲームの世界にでも入ったような感覚だと思いながら町中を探検した。歩いていると男の怒鳴り声が聞こえた。声が聞こえる方へ行くと女子二人が男子に囲まれていた。
「おい、てめぇ~らそこで何してる?」と声をかけた。すると、囲んでた男子がこっちを向いた。そのときは、女子が男子達から逃げ俺の後ろに隠れた。すごく震えていた。まぁ、それもそうだろう複数の男子に囲まれていたのだから怖いに決まってる。
「大丈夫?」と俺が女子達に言うと頷いて返事をした。
男子の一人が殴りに来たので防衛術を使い倒したところ他の男子達が次々逃げて行った。
「助けて貰ってありがとうございます」と一人の女子が言ってきた。
「私の名前はルビーです。こっちは、私の妹のイリーナです。あなたの名前は?」
「僕の名前は矢切 結城って言います」
「結城さんですか。あの結城さんパーティーって組んでますか?」
「えっと、パーティーってなに?」
「え!?パーティー知らないんですか?」
「パーティーと言うのは二人以上でペアをくみ一緒に生活したり一緒にクエストに行ったりするメンバーの事ですよ」
「もしかして、今までお一人でクエストを?」
「クエストは受けたことない。だから、武器も無い」
「どっから来たんですか?まぁ、言いたくなければいいですが。というか、お姉ちゃん結城さんを私達とパーティー組んでもらえば?まぁ、結城さんがよければだけど」
「どっから来たかは内緒で。パーティー本当にいいんですか?僕はうれしいですが・・・・・・」
「えぇ、私達だけで戦い続けるのも大変だから」
「そゆことでしたら、お願いします!」
「じゃあ、これからメンバー登録しにギルドに行きましょう!」とルビーが言った。
「後、結城さんの武器も調達しましょう。結城さんどんな武器がいいですか?」とイリーナが言った。
「鎌みたいな大きいハンマーとスナイパー銃なのが欲しいかな。」
「では、私達がよく行く武器屋に行きましょう!」とルビーが言った。
二人に着いてゆき武器屋にまで行った。そして、店に着きすぐにルビーとイリーナは店にいたスラッとした長髪の女性と話している。10分位経った後、ルビー達と話してた女性が近付いてきた。
「初めまして、私ここの武器屋の店主をやっているルナといいます。ルビーちゃん達とは友達てでそれと、よく武器を壊して買って来てくれるお客という関係です」
「ちょっと、よく壊すは言わないでよ!」
「ごめんごめん。口が滑った」
絶対わざとだなと思いながら武器を見ていた。すると、いい感じの鎌があった、その鎌は名前がありその名前は死神の鎌と書かれていた。
「あの~。この死神の鎌って」
「あぁ、それはね死神ご使っていたって言う噂がたっている武器だよ。それにする?」
「へぇ~死神が。これにしたいです。後、銃ってありますか?僕改造銃しか手持ちに無いし銃弾も少なくなってきたしな。新しく銃を買いたいんだが。」
「どんな銃がいいですか?今あなたの改造銃と同じ単発銃もしくは、遠距離系銃。どちらにします?」
「どちらもって可能ですか?」
「えぇ、いいですよ。お金はいつでもいいですから欲しいやつあったら言ってね!」
「はい。ありがとうございます。でも、とりあえずこの死神の鎌と単発銃とスナイパー銃と銃弾をいくつか下さい」
「はい! では、クエストなど頑張ってくださいね!」
「はい。頑張ります!」
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