「キング・オブ・エジプト」×「マイティ・ソー」

最近見た映画の中で漠然とではあるが「似てる」と思った2本を組んでみたい。

今回もわかりやすさをコンセプトにしようと思う。


「キング・オブ・エジプト」×「マイティ・ソー」


目黒シネマ辺りのカジュアルな名画座で気楽にサクッと楽しみたい。そんな2本である。


「キング・オブ・エジプト」は2016年公開のアメリカ映画で、古代エジプトを舞台にしたトンデモファンタジーだ。


ある日私が自宅の居間でこの映画のDVDを見ていたら姉が「何これ聖闘士星矢?」と言い放った程の、ある意味とてもアニメ的な設定の1本である。

日本のある種のオタクには確実に刺さるであろうギミックやビジュアルが満載の映画である。


「マイティ・ソー」は2011年公開の映画である。やはり製作はアメリカだ。

天下のマーベル、アメコミ原作でシリーズ化もされており、アベンジャーズにも参戦している。恐らくファンの多いアメリカンヒーローのひとりだろう。

ざっくり言えば神の息子、ソーとロキによる壮大なるファンタジー兄弟喧嘩である。


この2本の共通点は主に3つ。


※筋肉(強い)

※神(強い)

※宇宙(壮大)


なんてわかりやすいんだ!と叫びたくなる位わかりやすい。

そしてどちらもなんだか色々とキラキラしている。うまく言えないのだけれど、なんだか漠然とキラキラしている。それ以外に適切な言葉が見つからない。

どちらの作品もアメリカ特有のマッチョ思想をわかりやすくエンタメにしている。言うなればTHE・アメリカ映画!と言ったところであろうか。

この2本、正直どんなにまろやかに言っても「B級映画」である。

見ながら笑いを堪える大変だが、時にツッコミを入れるのも間に合わない。


しかし時には男前達が筋肉の力を使い頑張る姿を楽しむのも良いではないか!

しかも美女もいるんだぞ!

筋肉と美女が宇宙でわーわーしてるんだ!

それだけでなんだか楽しい!


そして1番大事なポイントとして、話がとてもわかりやすい。


映画は娯楽だ。

勿論深く考えさせられるシリアスな映画も良い。しかしこういう楽しい、笑える、派手、馬鹿馬鹿しい、といった言葉しか出てこないような映画を見る心の余裕も人生には必要なのである。

笑いを堪えながらこの2本の筋肉バトルを存分に楽しみたい。

見終わった後、きっと友達と笑いながら美味しいビールと肉を楽しみたくなる。

そんなアッパーな気持ちにさせてくれる組み合わせだ。

筋肉とは偉大なのだ。

疲れを吹き飛ばすためにある。

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