狂気の大北方戦争編
第4話。時は来た
Swedenがポーランド=リトアニア連合を攻めるという情報が全プレーヤーに伝わっていた。
何故かって?だってさ、俺が自分で流したんだもんなぁ!
TwitterやAARブログで散々情報をダダ漏れさせていた、全プレーヤーは思っただろう。
「こいつは、馬鹿だ!、、と」
そうさ!!俺は馬鹿なんだよ!!!
だが、ただの馬鹿ではない、計画性のある狂気に取りつかれた馬鹿だったのだ。
派手な情報を流した、戦闘で1回は勝てるけど継続してやると絶対に勝てない。
だが、俺には後がないここで仕掛けるしかない。。という情報を流しまくった。
当然ポーランド=リトアニアは食いついた。
フレンドと散々模擬戦までやったくらいだ。フンご苦労なこった。
だがポーランド=リトアニア連合のプレーヤーも馬鹿では無かった、Swedenが単独で攻めるわけがない。。どこと組んで攻めるんだ?と
ロシアか?
オーストリアか?
オスマンか?
迷うだろうさ、ポーランド=リトアニア連合を周りに警戒感を持たせるためにワザと拡張させたんだからさ。
ああだがな、俺はゲーム開始前から既にどこと組むかなんて、決めていた。
俺はオスマン帝国のプレーヤーにチャットを打った。
「今ならポーランド=リトアニア連合を2国で攻めたら100%勝てます。今しかチャンスはありません。Swedenは今が最強です、一緒に攻めましょう」
俺はある情報だけをひた隠しにした。その為に派手に自分の不利になる情報を流しまくってやった。
”オスマン帝国と一緒に動きたいという情報だけを”
つまりは、ゲーム開始前に打った外交以外はコンタクトを取らなかった。
何故なら情報が洩れるのが一番嫌だったからだ。
そして
「いいですよ。一緒に攻めましょう」
Swedenの一世一代の大ばくちが始まった。
勝てば首は繋がる、負ければ ”死” あるのみ。
俺はゲームを止めこの瞬間の為だけに練習した、芝居掛かったセリフを言った。
将校諸君!兵士諸君!
敵は我々の強さの3倍を有している。
だがそれがどうした!!
「神は我らと共にあり! Gotto mit uns!」
我らは神の祈りとともに
我らは常に敵を撃滅してきた!
そしてこれからもだ!!
もし我らの滅びが絶対的な運命ならば、名誉の死あるのみ!
名誉の死あるのみ!
敵の死か!我らの死あるのみ!
祖国に忠実たれ!
着剣用意!前進せよ!!
Swedenが宣戦すると同時にオスマン帝国も同時に宣戦布告をした。
「はあ??オスマン帝国が何で敵対するんだ??」
ポーランド=リトアニア連合のプレーヤーは焦ったろうさ、俺はこの瞬間を130年間待ち続けたんだからなぁぁ。
余裕で勝てる、そう思っていた。
そんな考えの自分が愚かだった
負けるかもしれない。。。?
そんな・・・馬鹿な・・・。
初戦の野戦に敗北し、オスマン帝国も敗戦をしていた。
(ま、、まずい・・・こんなはずでは)
ここで負ける雰囲気を作ってはダメだハッタリを効かせてオスマン帝国に粘らせよう
「敵のマンパワーは4万まで減っていますので、平気です。このまま押していきましょう」
何が平気なもんか。。全然余裕のない戦いだった。
おいおい。。。2vs1だぞ??
ボクシングの足を止めて殴り合うインファイトみたいに
何度も起こった戦闘に
勝利し、敗北し、撤退し、追撃し。と繰り返えされた
正直限界だった、借金で国が飛びそうなくらいだったこれ以上の戦争は無理だ。。
さっさと停戦しよう、余裕なふりして優位な条件で停戦しよう。
VCで煽ってやった。
「これ以上戦争を続けると反乱軍で国が大変なことになりますよ?と」
戦争は終わった。だが望んだ結果ではなかった
ポーランド=リトアニア連合のプレーヤーも渋って交渉して戦勝点の50%の和平で終わった。
100%を得られる戦争が50%だったのは正直がっかりだった。
だが、ポーランド=リトアニア連合のプレーヤーもただの食われるだけの雑魚ではなかった。
この後逆襲されるとは夢にも思わなかった。
俺はSwedenが最強だと信じた。 シャルルードーブルゴーニュ @balalaika0604
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