ヲタク、異世界でギャンブルをするそうです
前回のあらすじ
やっとこの世界の設定←メタイこといわないでっ!
を知ったオタクであった
オタク達の乗るキャラバンはひゅるりん南東部に位置するパロロという都市にたどり着いた
賊もあの一件以来出くわしていないので頭の言うとおり安全性の高いルートだったのだろう
「ほっほー!新しい街でありますか!それがし感動であります!」
黙れ、興奮するな
↓the other words
口臭い、キモい
見事な罵倒が炸裂ゥー!
「…それがし泣いて良い?」
ダ・メ(はーと
↑これがキモいことには勿論触れない
「ウワァァァ!」(ガチ泣き)
ダメっていったのに泣くな!
キモいんだよ!
「…どうしたんですか?」
アリスに後ろから声をかけられオタクは正気を取り戻す
「…いえ…何でもないであります!」
一気に回復しやがった!
ガチ泣きしてた奴が…
これだからリア充爆発しろなんて言葉が出来るんだ!
「女子に良いとこ見せたいのは男の
…この点に関してはコイツが正しいのがイラつく
閑話休題
「キャラバンとはこれから向かうルートが違うのでこれでお別れです」
「そうでありましたか…それがしも挨拶をしに」
─5分後←とばすな!
「挨拶もすませたことでありますがこれからどうするつもりでありますか?」
今思ったけど「であります」ってワードがウザい
「中央都市セントラルへ向かいます。まだまだ距離は有りますが今日は遅いのでホテルを探しましょう」
「了解であります!」
お察しでは有るだろうが
ド○ちゃんは異世界の生活についてとんでもなくチートである
どこ○ーもドーアーとか使っちゃえば即、皇帝に対面、逃亡も可能である
だがオタクはそれをしなかった
本人曰く
「こんな美少女と旅が出来るのにしないとか勿体ないであります!それがしの能力は戦闘でしか力を発揮しないとか言えばよいでありましょ?」
ただのクズだったw
私的にはさっさと終わらせて欲しいんだけどなぁ…
アリスとは中央広場で落ち合う約束をしてオタクは街を散策する←勿論護衛目的でついていくと言ったが効率が悪いからと拒否される(ざまあ)
そしてふと
…そうだ金稼ぎでギャンブルをしよう
本当にただの思い付きだった
チート能力があるならいけるんじゃね?
まさしくその通り!!
金については心配なーし!!
というわけで早速
「おやっさん!全額で勝負であります!」
「おいおい、いいのか?お兄さん」
不適な笑みを浮かべながらオタクを見据える
「お願いするであります」
そりゃいきなり全額投資する馬鹿はコイツしかいないため頭逝っちゃってると思われても仕方が無い
だが…未来は見えてた
─「空○」─
あっ(察し
「お兄さん、初めてだろ?ゲームは何にする?ポーカーやブラックジャック、色々あるぜ?」
オタクは
ほうほうゲームの種類はかの世界と同じでありますか
という感想を抱いた
「じゃあ、ブラックジャックでお願いするであります」
察しのいい人はもう予想できてるだろう
ゲームは流れる様に進み
最後の二枚がオタクに配られる
「スタンド」
オタクはその二枚を見ずに答えた
「お兄さん、見ないでいいのか?今なら訂正してもいいぜ?w」
「別にいいであります。そちらは?」
ホストは更に1枚引き
「スタンドだ」
これで運命は定まった
ホストは20
そしてオタクは
「何ィ!?」
ロイヤルブラックジャックだった
そのときオタクは
やべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇ
この人、ゲーム中こんなに思考を張り巡らしてるの!?
某最強のゲーマー兄妹の凄さに絶句していた
オタクは一攫千金で金持ちになった
勿論、あの人はうなだれていた
↑…かわいそ
てかコイツ、本来の目的見失ってない?
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