第8話待ち合わせ場所にて

朱里の診察が終わり、俺は、病院内の喫茶店に駆け付けた。


彼女の姿はまだなくて、逸る気持ちを抑えながら椅子に座ろうとした。



「誰かと待ち合わせかしら❔」


背後から、声を掛けられ振り向くと、雪が立っていた。


「…んだよ…雪か…」


「悪かったわね、私で。」


そんなやり取りをしていると、病院の入口から、彼女が入って来た。



彼女は、俺を見付けてから駆け寄り頭を下げた。


「…済みません…遅くなって…」



「いや、急に呼び止めたりして悪かった…俺の名前は村田亮平って言うんだ…」


「…私の名前は…櫻井理江です」


簡単な、自己紹介をしてから俺達は席に座った。



後書きと言う名の言い訳(笑)

やっと、二人が関わります(笑)

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