悪役令嬢物あれこれ

22.悪役令嬢物についてあれこれ

 完結表記してからさほど経っていない気がします。

 読み返して更に色々インプットしていると、新しくネタは降ってくるものですね。


 さて、タイトルの悪役令嬢物。ちょっと今まで考察していた物と毛色が違いますが、大別すれば異世界転生なので、ファンタジーだと言うことにしておきましょう。

 これも、色々な視点でわけていくとやはり王道スタイルはあるんだなあ、と。

 まずは主人公の立ち位置から見ていきましょうか。

 1.主人公が悪役令嬢

 2.主人公が令嬢の取り巻き、もしくは親族等の近しい人物

 3.主人公がモブ

 大別するとこの3種類になりそうです。そして更に、2と3だと令嬢本人が原作を知らない、と言う亜種もありますね。

 あまり読まない方にざっくり悪役令嬢物の説明をすると、


 ・原作のある物(主に女性向けの恋愛物)の登場人物に転生(もしくは憑依)

 ・悪役の一人である貴族令嬢を悪役にしない為に奔走する

 ・原作の主人公、もしくは令嬢を悪役たらしめたキャラクターの因果応報がある


 こんな辺りでしょうか。

 原作は乙女ゲームが多いですが、小説だったり少女漫画だったり、色々です。大抵が女性向けなのが特徴でしょうか。

 多分、人気がある理由としては因果応報、いわゆる「ざまぁ展開」で爽快な気分を味わえる辺りが一因ではないかと思っています。

 ああ、原作がいわゆるシンデレラストーリーなのもお約束でしょうか。悪役令嬢物の原作について言及するのもいいかもしれません。


 原作について、他のキャラクターについて、ざまぁ展開について。王道を見るにしても、これぐらいの要素がありそうです。更に主人公が当事者かそれ以外か、でも分類されますので、王道を踏まえた上で楽しめるファンタジーなのも納得です。

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