15.ケース2)周囲がファンタジー

公開前の下書きを見たらクリスマスの話でした。

あっという間に時間が過ぎ去っていて恐怖を感じます。


さて、前回に引き続きローファンタジーのお約束についての考察です。


2.周囲がファンタジー

幼馴染、親友、ヒロイン、その他エトセトラ。主人公以外のキャラクターがファンタジーな場合のお約束についてです。これはもうそのキャラクターの役割によって異なってしまいますが、主人公がそのファンタジーとどのようにかかわるのかによるかと思います。ですので、主人公がどのようにファンタジーにかかわるのか、を中心に考えたく思います。

まず、幼馴染や親友といった友人関係がファンタジーの場合。この場合はそのキャラクターが何らかの事件に巻き込まれ(もしくは中心となり)、それを知った主人公がキャラクターを守ろうとする、なんてあるあるな展開ではないでしょうか。

そして更に、キャラクターを守るために力を求めて……と、物語は進んでいくまでが展開として成り立つかと思います。

こうしてみると、この一連の流れそのものもお約束と呼んでもいいものかもしれません。

ですが、元々は一般人であった主人公は最後まで一般人なのでしょうか。大抵の物語は、途中で(物語の初期であろうとも)ファンタジーな能力を手に入れるようになるかと思います。

さらに、元々は友人がファンタジーな能力を持っていたら、友人の身に何かあった時にその能力が覚醒、なんて展開も往々にしてあるのでしょう。

個人的には、友人の死の間際に

「お前なら託せる」

とかいって友人が能力を全て主人公に渡して、なんて展開が大好きですが。


話が少し反れました。

このケースのお約束としては、

「元々一般人の主人公が何らかの理由で能力を手にする」という、一連の流れそのものではないでしょうか。


この点に関しては様々な見解があるかと思います。

他にこれぞお約束、というものがあれば教えて頂きたいです。

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