第十一話 『First Happy in Life』


「うっ……、うっ、うえっ……。臭いっ、汚いっ、気持ち悪いっ……」


 水は冬場のプールの如く濁りまくり、水面という水面の殆どが汚い藻で埋め尽くされた底無し沼。そんな不潔極まる場所から回収サルベージされた晴の姿は、それはもう酷いモノであった。


 その小柄な体のあちこちには藻が余すところなく絡みついており、少し近づいただけでザリガニの入った水槽を髣髴とさせる強烈な匂いが鼻をつく。

 昼間に折角買った服一式は、当然のように泥んこだらけの泥水まみれであった。


「大丈夫かっ、なんて聞くのはある意味畜生だよな……」


 基本的に口を開けば嫌味ばかりの不良少年も、今ばかりは心なしか口調が柔らかい。されどそんな同情を甘んじて受け入れる程、筆坂晴という少女は素直な天使ではないのであって。


「全然大丈夫だ、問題ない。くふっ、本当に問題ないからなアッ……!!」


 案の定強がりに徹する幼女であるが、声が震えている時点で無理しているのはバレバレである。その凛々しい瞳は不安定にキョドッているし、何よりも顔色がすこぶる悪い。


「うう……、すまなかったなカセイ」


 なんと声をかければいいのかと樋田が迷っていたそんな時、天使はふいにぼそりと謝罪の言葉を口にする。それはこれまでの彼女とはとても似合わない、なんとも弱々しい物言いであった。


「どこにテメェが謝る要素があるんだよ……」


「だから――――」


 そう言って晴は一度曖昧に言葉を濁すと、どこか気まずそうに視線を逸らしてしまう。されどようやく何かの決心がついたのか、やがてボロボロと本音を吐露し始めた。


「元はと言えば、ワタシが全ての元凶のようなモノだからな。無関係なキサマをこうして巻き込んでしまった以上、その責任を取るのは当然のこと……だと言うのに、この体たらくでは流石に申し訳が立たんだろう」


 少女の声は小さく、口調もまたたどたどしい。

 普段の高慢な振る舞いとはまるで別人、その様はまるで親に叱られた幼子のようですらあった。


 ――――ああ、そういうことか。


 そんなしおらしい天使の姿を一瞥し、樋田は口に出さずとも心の中で膝を打つ。


 正直に言うと晴がこれ程までに懸命だったのは、少しでも早く『燭陰ヂュインの瞳』とやらを取り戻したいからなのだと思っていた。

 実際そのような思惑もあるのだろうが、今の言葉を信じるのならば、彼女は何よりも樋田の為――――つまり彼を再び平穏な日常へと戻してやるために、その身を粉にしていたということになる。


 ――――……俺なんかに態々構うたあ、物好きな野郎もいるもんだな。


 普段の態度があまりにも傲慢で不遜だから気付かなかったが、もしかして彼女も彼女なりに何か罪悪感のようなモノを感じていたのだろうか。

 勿論そんなことは何の根拠も証拠もない樋田の妄想に過ぎないが、そう考えるとこの高慢な天使が途端に可愛らしく見えてくるのだから人の心とは不思議なモノである。


「ハッ、意外といいヤツなんだなぁお前。そういうところ嫌いじゃねぇぜ俺ァ」


「なっ、何だ急に。なんか、そこはかとなくバカにされているような気がするんだが……」


 ジト目でこちらを不機嫌そうに睨む晴の頭を、樋田は愉快愉快とゲラゲラ笑いながら乱暴に撫で回す。突然褒められたことに毒気でも抜かれたのか、晴はしばらくの間そのスキンシップを甘んじて受け入れていた。


「うっ、鬱陶しい。いい加減にしろ」


「いやあ、悪りぃ悪りぃ。なんかついな」


 やがてようやく我慢の限界が来たのか、晴は乱暴に樋田の手を振り払う。そしてそのまま分かりやすく咳払いをすると、突然思い出したかのように彼女はこう切り出したのであった。


「ハァ、それにしても元気だよなキサマ」


「なんだよ藪から棒に」


「いや、言葉通りの意味だ。よく最後まで『天骸アストラ』が尽きなかったものだと思ってな」


 それは晴にしては珍しく、まるで感心でもしているかのような言い方であった。

 されど『天骸アストラ』なる不思議パワーを未だよく理解していない樋田では、いまいち要領を得ることが出来ない。そんな少年の気持ちを知ってか知らでか、彼女はおもむろに人差し指を立てると、


「そりゃあ『燭陰ヂュインの瞳』は神権代行に位置する最上位の術式だからな。当然その発動時に消費される『天骸アストラ』の量もまた莫大なモノとなる。正直キサマ程度の凡人ならば、二、三回使った時点で即バタンキューするモノだとワタシは踏んでいたのだがな」


 要約すればそれが当然なのだと彼女は言いたいのだろうが、ご覧の通り実際はそうはならなかった。


 具体的な回数までは分からずとも、確かに樋田は『燭陰ヂュインの瞳』の力をかなりの回数使用した。

 その数は数十、いや下手をすれば百に届くかもしれない。されど樋田の体はバタンキューするどころか、昼間と何も変わらない健康体のままである。


 凡人ならば二、三回しか発動出来ない術式を、己は一日に百回近く使うことが出来た――――その衝撃の事実を鑑みれば、自然と都合の良いワードが頭に思い浮かぶ。


「つまり俺は俗に言う天才だった、と」


「……腹立たしいことこの上ないし、多少の齟齬があるのも確かだが、その言葉を否定することは出来ないな」


 素直に事実を認めるのが嫌なのか、政治家ばりに日本語の曖昧具合をフル活用する隻翼の天使。それに対し、樋田はしめたとばかりに意地悪くニヤつくと、


「要するに俺は天才で、鬼才で、そして英才でもあったつーことか。まぁ驚きゃしねぇよ、俺は控えめにいっても優れすぎているからな。テメェみてぇなしょっぱい物差しじゃ、俺という存在の偉大さが測りきれねぇのも当然。一々気にする事はねぇぜ、お嬢ちゃん――――って、ぶべらぁッ!?」


 そう調子に乗りまくった挙句、お約束のように天使から鳩尾に鉄拳制裁をお見舞いされる。内臓が細胞単位でじわじわ死んでいくような鈍痛に、樋田は思わず膝をつかずにはいられない。


「ってーな、こん畜生ッ……!! 一瞬昼飯が食道までしかけたぞっ」


「黙れ、もう時間も時間だ。キサマの戯言に一々付き合ってやるほどワタシは暇ではない」


 言われて天の方を見上げてみれば、確かに思っていたよりも空は大分暗くなっていた。

 こうしてくだらない軽口を叩き合ってるうちにも、太陽は西へ西へとあっという間に沈んでいく。ここから自宅までの距離を鑑みれば、確かにいつまでものんびりはしていられない時間帯であろう。

 そしてそろそろ撤収すべきだと考えているのは、目の前の天使も同じようであった。


「流石にもう潮時か。それにこの糞汚い体を一刻も早くどうにかしたいしな……よし、そうと決まればさっさと帰るぞカセイ」


 特にこちらに相談することもなく、勝手に一人で全てを決めてしまう自己中天使。彼女は自らの汚れた姿に「うへぇ」と眉を顰めると、そのまま勝手にスタコラと歩き出してしまう。

 しかし、樋田はそんな自由気ままな後ろ姿に右腕を伸ばすと、


「オイちょっと待てよ晴。スーパーで晩飯買うから帰るのはこっちからだ」


 天使の裾を慌てて掴みつつ、少年は背後――――即ち自宅とは正反対の方向を指差す。されど天使はそんな彼を冷たい瞳で見下し、まともに取り合おうとはしない。


「そうか、ならば勝手に一人で行けばいいではないか。それじゃワタシはこれで」


「だから付いて来いって言ってんだよ。もう忘れたのか? 俺とお前のヘタレ三原則。もし俺が一人でプラプラしてるところに昨日みたいなバケモンが襲ってきたら一体どうしてくれんだよ」


 そう言って樋田は仏へ縋り付かんばかりに、逃げ出そうとする晴の小さな手を固く握りしめる。

 昨日みたいなバケモノとは、当然昨夜樋田を襲った首無しの怪物達のことだ。彼女は皆殺しにしたのだから問題無いと適当な事を言っていたが、それでもやはり不安なモノは不安である。たとえそれがほんの三十分程度だとしても、彼女の側から離れるのはやはり怖い――――と、それがヘタレ少年樋田可成の正直な心境であった。

 されど当の隻翼の天使は、そんな樋田の言葉にはこれっぽちも納得がいかないようで、


「はぁ!? ヘタレにも程があるぞキサマッ!! 別にいいだろ、たかが二、三十分くらい。頼むからさっさと家に帰らせてくれ。実際キサマが思ってるよりも遥かにザリガニ臭いからな今のワタシ。一刻も早く風呂に入らねば、BWCに睨まれるレベルの細菌兵器と化すぞッ!!」


「イイわけねぇだろボケナスがッ!! こっちはリアルで命かかってんだ、テメェのクソどうでもいいザリガニ事情なんざ知ったこっちゃねぇんだよッ!!」


 不良少年と高慢天使の間に議論などという平和的なものは存在しない。口汚い言い争いは互いの罵倒へと発展し、やがて直ぐに生産性皆無の掴み合い(樋田が一方的に殴られるだけ)が始まる。

 これまではなんだかんだで先に折れることが多かった樋田も、自分の命がかかってるだけあって此度はいつにも増して必死の様相を呈していた。


 しかし一度は頭に登った血も、時が経てば段々と冷めるモノ。五分も全力で騒ぎまくれば、お互いいい加減に疲れてくる。樋田と筆坂の二人においては、ここまで来てようやく建設的な話し合いが始まるのである。

 少年が珍しく粘り強さを発揮した結果、今回先に折れたのは天使の方であった。


「わかった、もうわかった……なるべく早く家には着くようにするし、キサマの携帯から着信があれば、すぐに天使化して音速で飛んで行ってやる。もうそれでいいか……? もうそれでいいよなぁッ!?」


「へはっ、物分りが良くて助かるぜ筆坂さんよ……」


 全身に鈍痛を抱えながらも、なんとか最低限の譲歩は引き出せたようで樋田はホッと安堵の息をつく。

 我ながら傲慢かつ負けず嫌いな彼女相手によくぞやったと思う。やはり己は自己保身の為だけならば、実力以上の力を発揮できる人間なのだ

 そう少年がくだらないことを考えているうちにも、晴は既に自宅を目指して歩き出していた。


「クソッ、このヘタレめ。バーカバーカッ!!」


「ハッ、言ってろ」


 そんな晴のショボい負け惜しみに胸がすくような気分になりながら、樋田もまた食材を調達しに夜の街へと繰り出していく。

 それはもう心の底から楽しそうに、フッと口元を優しく緩めながら。


 ――――クソ、何浮ついてんだ俺ァ。


 腹が立つので認めたくはないが、晴と出会ったその日から何だか気持ちが軽くなったような気がする。そしてなにより嘲笑以外でこの頬を緩ませるなど、一体何年ぶりの事だろうか。

 この世に生を受けて以来十七年、万人に拒絶され万人に否定されて生きてきた樋田にとって、心の底から楽しいと思えた一日はもしかしたら今日が初めてであったかもしれない。




 ♢




「畜生、また高くなってんじゃねぇか……」


 ところは帰り道の途中に寄った何の変哲も無いスーパーの一画。大根片手にブツクサと文句を垂れながら、樋田は手にした野菜類を次々と手持ちの籠の中へと放り込んでいく。

 その中には大根の他にも既に白菜や白滝が入れられており、最後に彩りを考えて人参を放り込めば、それでひとまず今日の買い物は終了である。


 ――――今日も相変わらず昼夜の気温差がひでぇこった。


 そんなことを呆然と考えながら、樋田は思わずぶるりと肩を震わせる。

 未だ冬の寒さが完全に抜けきってはいないのか、日が沈んだあとの時間帯は中々に肌寒い。やはりこんな冷える日は熱々の風呂に入り、鍋でも突いて身体の芯から温かくなるのが最善であろう。


 ――――俺が料理とか明日は雪でも降んじゃねぇのか……。


 こうして真面目に自炊なんてするのはいつぶりだろうかと、樋田はふと記憶の遥か彼方に想いを馳せる。 

 親の手料理なんて一度も食べた事はないのだから、これまで料理を覚えよう、あるいは作ろうなんて気にならなかったのはある意味当然のことなのかもしれない。

 そんな自分が今やこんな主夫の真似事みたいなことをしているのだから、人生とは分からないモノである。


 恐らくは手作り料理など給食以外では食べたことがない冷食帝王だからこそ、家庭的な温かい食事を神聖視してしまっている部分があるのだろう。

 まあ別に晴に美味いモノを食わせてやりたいとかそんなことを思っているわけでは決してない。全くもってこれっぽっちも、そう断言したいところではあるのだが、


 ――――あーあ、やっぱ馬鹿だわ俺。いくら見た目美少女だからって騙されすぎだろ。


 これ見よがしに溜息をついてみても、ついついニヤけるのを耐えられないところに、少年のチョロい本質が見え隠れしている。


 突然の美少女との出会いにもクールに対応、やれやれと溜息をつきつつも、結局は愉快で不愉快なハーレムを築き、俺は平穏な生活が送りたいんだとうざったらしくボヤくのが主人公というモノなのだが、どうやら樋田にその素質は備わってはいなかったらしい。


 正直に言えば、あんな可愛い女の子(多少性格に難あれど)が自分と関わってくれるというだけで、もう楽しくて楽しくて堪らないというのが樋田の本音なのだ。

 確かにあの度を越えた傲慢っぷりは確かに気に障るが、道端に咲く一輪の花を思わせる芯の強さと高潔は、むしろ彼が好み、そして憧れるところでもある。


 ――――確かに馬鹿だしクソわがままだが、可愛いモンは可愛いんだよなあ……って、なんだよこのチョロイン的思考回路。


 一瞬己という存在に呆れそうになるが、自分の気持ちに嘘をつくのは良くない。

 今や樋田には『筆坂晴ちゃんはアホ天使カワイイ』と誇りを持って全世界に宣言出来るだけの自信がある。初めはただの気狂いかと思っていたが、今日のデート(仮)を経て樋田はようやく確信した。


 あの天使はいわば遅効性、つまり時間が経てば経つにつれて、ジワジワと可愛く見えてくるタイプのヒロインなのだと!


 ――――またあのそこはかとないアホの子感がいいんだよな。世間じゃバブみだとかママッー! だとかが流行ってるみたいだが、俺は昔ながらの俺の嫁方針を貫くぜ。


 側から見たら不審者を通り越して、最早性犯罪者にしか見えなさそうな気色の悪い笑みを浮かべる不良少年。まあそんなくだらない冗談は抜きにしても、誰かが自分を頼ってくれるというのは、思った以上に嬉しいモノである。


 まるでお前は生きていてもいいのだと、お前はこの世界に必要な存在なのだと言われているようで、なんだかすぅーと気分が楽になっていくのだ。


 家に帰ればそこに誰かがいてくれる。言葉を発すれば誰かが返事を返してくれる。そんな常人にとっては至極当然のことが、カサついた樋田の心を温かく満たしていくのである。

 言葉を言い換えれば充実していると言っても過言ではないだろう。そう言う意味でも晴は樋田を陰鬱の中から救い出してくれた『天使』と呼ぶべき存在なのかもしれない。


 ――――――他人のために頑張るのって素敵だと思いませんか、って流石に気持ち悪りぃな。


 自分で思ったことに一人で苦笑しつつ、レジで会計を済ませて店を後にする。持ち前の凶相も相まって周りからジロジロと見られていた気がするが、そんなことも気にならない程度には気分が良い。


 今頃家で寛いでいるであろう晴のことを思いながら、通いなれた帰宅路をこれまでよりも少し歩を弾ませながら進んでいく。

 スーパーのある住宅街を踏破し、そのまま嫌な思い出しかない中心街へと歩を進ませる。されど今回歩いているのはビル灯りが昼間のように明るく、大量の人で溢れかえる大通りだ。

 監視の目が届かず、暴力と薬物が全てを支配しているような汚い裏路地とは違う。


 昨日あれだけ派手に暴力沙汰を起こしたというのに、樋田の顔を見て反応するものは特にいない。

 やはり木を隠すならば森の中と言ったところか。東京に住んでるくせに人混みが大嫌いな不良少年だが、今だけは凡ゆる人間の印象を風化させるこの都会という環境に感謝してしまう。


 ――――まぁ、確かに言われてみりゃ考えすぎだったか。


 本日もここ港区もとい樋田可成の世界は平和そのものである。流石に完全に油断しきっているわけではないが、森林公園を出た時に抱えていた緊張感はいつの間にか消えていた。


 今日のように特に何か事件が起きることもなく、ただ退屈に過ぎていく日々こそが彼の人生なのである。

 あくまで昨日の夜が特別だったのだ。それも晴という用心棒がいるなら、もう必要以上に恐れる必要もないだろう。

 精々ヘタレ三原則その一を果たすまでの間、超絶美幼女との素晴らしき同棲関係を楽しもうではないか――――――――と、少年がナメたことを考えていた丁度そんな時であった。



 あまりにも突然、そしてあまりにも唐突に、樋田可成の新たな日常は再びのときを迎えることとなった。



「オイッ、嘘だろ……」



 そのあまりの衝撃に、直前までの思考はまとめて吹き飛んだ。

 樋田は切れ長の瞳をこれでもかと見開き、馬鹿みたいに緩んだ口元を締め直すことも出来ない。背中にはみるみるうちに嫌な汗が滲み、右手に持っている買い物袋を思わず取り落としそうになってしまう。


 間違いなく、そして紛れもなく、はそこにいた。


 黒く薄汚いボロ切れを身に纏い、その隙間からはヒトを磨り潰して固めたような赤いものが時折覗く。そして何より、最低限人間のシルエットを保っていながら、その生物――――いや怪物には頭部に当たる部分が存在しない。


 ビル灯りによって未だ明るいこの中心街では、その姿がより明確に、そしてより一層異様で醜いものに映る。

 樋田の視線の先五十メートル、群衆の間を縫うようにぞろぞろと歩き回る一体の肉塊。それは間違い無く昨夜樋田の命を奪おうとした首無しの怪物、『顔の無い男フェイスレス』そのものであった。



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