第17話
しかし、本当の苦しみを味わう事に成るのは是れからだった。
遺体確認を済ませた事に寄り
警察の記者発表が行われ
翌日の新聞やテレビのニュースに写真付きで
それらが報道された事だった。
翌日の朝からマスコミの人達で私しの家の前は
私達、家族の悲しみとは裏腹に
それらの人達でいっぱいに成って居た。
電話は両親の知人や親戚から引っ切り無しに掛かって来るし
中にはマスコミ関係者からの電話が有るなど
両親はそれらの対象に終われた。
私しが殺され、死んだ事に寄り
私しの私生活さえも報道され
私が暴走族に属して居た事等も報道された。
私しの素行の悪さ
間違いだったと気付いた事の全てが
次々と暴露されて行く。
逃げ様にも外はマスコミ関係者でいっぱいで
逃げる所さえ無かった。
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