第6話
鈴木刑事が去った後
一人の若い警察官が
私の傍に来て
「大丈夫ですか?
私しが、お宅まで送りますから!」
そう言い泣きじゃくる子供を宥める様に
両肩に優しく手を置き
「大丈夫ですか?
さあ私しが、お宅まで送りますから!行きましょう!」
やっと立ち上がった私を支える様に背中に手を回しパトカーに乗せた。
パトカーを走らせながらも
「大丈夫ですか?」
そう何度も私しを気遣い
「しっかりして下さい!
お姉さんの仇は私達が必ず取ります!」
「後の事は私達に任せて下さい。」
そう言い私しを励まし続けてくれていた。
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