第5話

鈴木刑事は尚も私に話し続けた。

「お姉さんを、こんな酷いリンチをし殺した犯人は

私達が必ず見つける!

その事を君に約束する。」


「リンチの際に君では無くお姉さんだと気付いた奴も居たかも知れない!」


「だから、急いで奴等を見つけ出されなければ成らない!

そして、奴等の口を塞ぐ!」


「是れから君の両親が遺体の確認の為に署に来る事に成る!」


「君はもう秋子では無い!

秋菜だ!」


「誰にも、その事を気付かれ無い様にしなくては成らない!」


「私の言っている意味が分かるね!」


「でなければ、お姉さんの最後の言葉が無駄に成って終うんだからね!」


そう鈴木刑事は私に言い残し

この場を去った。


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