第4話

「秋子ちゃん

君はお姉さんの言う通り今日から秋子では無く秋菜として生きなさい!」


「もう自分を偽り生きるのは

やめなさい。

君は本当は、あんな暴力沙汰を起こす様な子では無い筈だよ」


「君は但、自分を秋子として認めて欲しいだけだったんじゃ無いのかい?」


「私は君が暴力沙汰を起こし君と話しをする度にその事を、ひしひしと感じた。」


「そして、何時かはこう成るのではと

その事を心配し君を見守って来て居た筈なのに

残念だ!」


そう言い傍にあったドラム缶を蹴飛ばした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る