インターバル 化学生物部員紹介など

京都市立中京なかぎょう高校

 京都府下公立トップクラスの進学実績を誇る高校。

 部活は生徒会執行部の下位組織という位置付けで、部長会議などを通じて生徒会からの予算や教室・設備の割り振りなどが決められている。

 部の新設には1年以上同好会としての活動を5人以上の部員を保てば認可される。5人を下回り1年が経過すれば部から同好会へと格下げとなり、部費が降りなくなる。また活動報告も必要で、自然科学系の部の場合は年1回以上の科学コンテストへの出品が最低条件である。

 学年ごとに普通科2学級、特別進学理系文系各2学級の6学級から成る。普通科は2年生から学級ごとに文理に分かれる。

 特別進学科は3月の一般入試とは別枠に2月の適性検査を受け、後に推薦入試または一般入試を経て合格できる。普通科は周辺校区内の生徒のみ、特別進学科は京都府全体から受験可能。


化学生物部

 風前の化学部と生物部が手を組み、合併を経て新設された部。部員は現在5名。


物理地学部

 同じ自然科学系の部活ながら、常に10人以上の部員を抱える大所帯。

 過去には内閣総理大臣賞も受賞しており、全国的に名の知れた名門である。




化学生物部のメンバー


白川しらかわ秀治しゅうじ

 2年2組。黒縁眼鏡をかけた170㎝。

 化学の好きな男子で愛称はシロ。この小説の語り手で模範的な男子。

 第一志望は大阪大学理学部化学科だが、判定は今ひとつ。教科ごとの点数の偏りが大きいのが原因。

 物理化学地理選択。芸術は音楽選択。聖護院在住で自転車通学。


川勝かわかつ智子ともこ

 2年5組。145㎝の眼鏡女子。

 三度の飯より昆虫が好きな変人。昆虫が絡めば不眠不休のエネルギーに溢れるものの、素の体力は無い方。またかなりの悪筆。

 志望校は京都大学理学部生物学科で成績も順調。昆虫生態学研究室に入りたいと日々願っている努力家。

 生物化学日本史選択。芸術は美術選択。叡山電鉄沿線修学院在住。


丸岡まるおか由莉ゆり

 3年4組。159㎝。たわわな巨乳の持ち主。

 実験器具を料理に使う、ある意味化学部の体質を最も体現している人物。

 学業面では学年トップクラスの成績で、京都大学薬学部A判定も叩き出す猛者。

 動きはのんびりだがスポーツは意外と得意。

 物理化学地理選択。芸術は書道選択。京阪沿中書島在住。


原田はらだ明香あきか

 2年6組。167㎝の見た目だけならスポーツ少女。中学時代はソフトテニス部だった。

 社交的で友達も多いが、ガチの腐女子でしかも大っぴらにしているため多くの男子から引かれている。

 父親が獣医のため獣医学科を志望しており、大阪府立大学か東京農工大学を目指している。

 生物化学世界史選択。芸術は美術選択。JR嵯峨野線の園部在住。


森下もりした敏則としのり

 1年3組。見た目小学生の152㎝。ちゃらちゃらしたチェーンを付けて粋がっているなんちゃってヤンキー。

 生物部だが3組は文系であり、志望校は大阪大学外国語学部で英米文学に興味がある。

 生物日本史世界史を選択予定。芸術は書道選択。智子と同じく修学院在住。

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