第十四話 「チーム!! 」
■■■自殺ランブルのルールその14■■■
多能力者(ハイブリッド)は、裏技を使うことが出来ない。
■■■ 第十四話 「チーム!! 」■■■
『参戦者の皆様! 第259219回【自殺(スーサイダーズ)ランブル】もいよいよ佳境☆ ここらで中間発表を行うみ~ん♪ 』
園内に多数設置されている液晶モニターより、軽快な口調で語りかける案内人・れ~みんマウスの姿が映し出される。闘いによって身も心も疲弊していた参戦者にとって、彼のコミカルな振る舞いは苛立ちを覚えるモノであったが、大事な戦況情報を得る為に誰もが我慢してその映像に釘付けになった。
『現在の死に残り人数は23人! あれだけいた自殺者も、半分以下になってしまったねぇ☆ では、その死存者全員の名前を読み上げるみ~ん♪ バッチリ撮れた顔写真付きでね☆ 』
液晶画面には、ゴミ処理場のような場所が背景として映し出され、次々と現在"死存"している参戦者の名前がテロップで表示されていく……
【死存者リスト (五十音順)】
(1) 青木 一樹(あおき かずき)[死亡年齢 43歳]
(2) 遠祖 莉央奈(えんそ りおな)[死亡年齢 39歳]
(3) 大沢 美徳(おおさわ ぺぱーみんと)[死亡年齢 16歳]
(4) 落合 霧子(おちあい きりこ)[死亡年齢 34歳]
(5) 折井 鳶雄(おりい とびお)[死亡年齢 62歳]
(6) 神成 雷蔵(かみなり らいぞう)[死亡年齢 71歳]
(7) 清水 舞台(きよみず ぶたい)[死亡年齢 15歳]
(8) 工藤 風香(くどう ふうか)[死亡年齢 37歳]
(9) 車 走栄(くるま そうえい)[死亡年齢 19歳]
(10) 心 中道(こころ なかみち)[死亡年齢 55歳]
(11) 斉藤 須賀雄(さいとう すがお)[死亡年齢 22歳]
(12) 酒々井 海美(しすい うみ)[死亡年齢 29歳]
(13) 志雄 努(しお つとむ)[死亡年齢 41歳]
(14) 渋木 瑠衣(しぶき るい)[死亡年齢 31歳]
(15) 須藤 大葉(すどう おおば)[死亡年齢 28歳]
(16) 墨谷 練(すみたに れん)[死亡年齢 19歳]
(17) 瀬根川 刃(せねがわ じん)[死亡年齢 28歳]
(18) 艝山 慶人(そりやま けいと)[死亡年齢 17歳]
(19) 鶴谷 青夜(つるたに せいや)[死亡年齢 26歳]
(20) 反州 来徒(はんす らいと)[死亡年齢 24歳]
(21) 福野 時人(ふくの ときひと)[死亡年齢 30歳]
(22) 本草 凛花(ほんぞう りんか)[死亡年齢 15歳]
(23) 雪乃 哀(ゆきの あい)[死亡年齢 22歳]
『以上だみ~ん☆ ちなみに、ここまで最も多くの参戦者を脱落させた中間MVPは……「本草 凛花(ほんぞう りんか)」ちゃん♪ なんと一人で13人もの相手をリタイアさせちゃったんだって☆ スゴいね! 彼女には、わたくしからささやかなボーナスをあげちゃうんだみ~ん☆ それじゃみんな、引き続き【自殺(スーサイダーズ)ランブル】を楽しんでね~♪ 』
■ ■ ■ ■ ■
死存者リストの中に、三田(みた)さんの名前は載っていなかった……やっぱりあの時に、炎を操るセーラー服の女の子……本草 凛花と戦ってやられてしまったのだろう……
寂しい気持ちがあるのは確かだけど、どのみち彼女はランブル戦での勝利を望んでいなかったし……脱落したというコトは、今頃現世に生き返って人生を再スタートさせているのだろう……それは悪いコトじゃない。
ただ、三田さんが苦しまずに脱落していて、なおかつ声を失った自分自身に再び絶望していないコトを祈っている……
三田さん……あなたの歌声は、ボクの"魂"にしっかり刻まれていますからね……
「おう舞台、なんだそりゃ? 」
ボクが三田さんから貰ったピックを手に取って眺めていると、横から須藤(すどう)さんが強面の顔でのぞき込んできた。
「須藤さんと別れた後に知り合った人から貰ったんです……あ、三田 鳴(みた めい)っていう名前で……ミュージシャンだったらしいんですけど」
ボクが三田さんの名前を出した瞬間、"周囲"の目つきが変わり、ボクは興味の集中砲火を浴びるコトになる。
「おい舞台! それってまさか"May"なのか!? 」
「嘘!? ……あのエレキライトの"May"なの? 」
「マジかよ? ここに来てたのか!? 」
「すげえ……俺……握手したかった……」
「事故で声出なくなったんだよな!? 」
「スゴいよ舞台クン! 一緒に何してたの? 」
どうやら三田さんの知名度は、ボクの思っている以上の高さだった。まさかこんなにも有名な人だったなんて……というよりも、ボクだけが世間の流行からズレていたのかも……今更になってとても貴重な経験をしていたコトを実感する。
「うるせぇぞ! お前ら! ちょっと黙りやがれ! 」
次々とボクに質問攻めする"彼ら"の騒々しい雰囲気に腹を立て、大声で場の空気を引き締めた男は……"瀬根川 刃(せねがわ じん)"だった。
そう……さっきまでボクと戦っていた、チュロスを刃物に変える人。
ボクは今、自殺遊園地(スーサイドパーク)の地下通路にて、須藤さんを含む"7人の仲間"と行動を共にしている……
ボク達は今、"とある計画"の真っ最中なのだ。
清水 舞台が、一体何故このような状況に置かれているのか……?
それを説明するには、須藤 大葉と舞台が、本草 凛花と鉢合わせた場面までさかのぼらなければならない……
■ ■ ■ ■ ■
「ふー……予期しないコトだったけど……ワタシ、あなたの闘志にまで火をつけちゃったワケなのね」
「そういうこった! 行くぞッ!! 」
舞台を扉の奥の地下通路へと避難させた須藤は、因縁の敵でもある本草 凛花の元へと迷いなく疾走し、距離を詰めようとする。
「ヌウウウウッシッ!! 」
得意の"ちゃぶ台返し"で地面をえぐり取り、コンクリート片を凛花に投げつけた須藤。しかしその動きはスデに先読みされており、ヒラリと攻撃をかわした彼女は、巨大な火球を階段下めがけて投げつけて空間全体を炎に包み込んでしまった。
案外あっけなかったのね……と、凛花は燃えさかる地下空間を見下ろし、須藤が脱落する様子を見届けようとしていたが、突如全身に"悪寒"を覚え、瞬時に飛行能力を使ってその場から離れる!
「クソッ!! 勘がいいお嬢ちゃんだ! 」
「アナタ、いつの間に!? 」
そこには凛花の背後に周り込んで毒攻撃を仕掛けようとしていた須藤の姿があった。
彼は、ちゃぶ台返しで凛花の視界を奪った瞬間、地下空間の天井に飛びつき、毒液で穴を開けて地上に這い上がっていたのだ!
「相変わらず人間離れしてるのね、アナタは……」
さすがの凛花も須藤の身体能力に驚きを隠せずにやや引きつった表情を作るも、すぐに気持ちを切り替え、両手で火球を作りだして遠距離攻撃の下ごしらえを整える。
「やべえ! 」
危機を察知した須藤はすぐさま走り回り、次々と投げつけられる火球の投擲(とうてき)を回避し続けた。
「熱ちッ! あっちーなクソ! しこたま火の玉投げやがって! 」
火球は園内の植木や施設をどんどんと炎に包み込み、周囲はあっという間に火炎が燃えさかる焦熱地獄と化した。
「逃げてばっかじゃなくて、少しは攻撃したらどうなの? 」
まるでダンスをしているような軽やかなな体裁きで炎をまき散らす凛花に、成す術なく防戦一方の須藤……皮膚を焼くような熱さの空気に危機感を覚え、徐々に焦りが生じてくる。
攻撃してぇのはやまやまだけどよ! いかんせんオレの能力は近距離特化のパワータイプ……とにかく近寄らない限りは何も出来ねぇんだよ。しょうがねぇ……
彼はこの窮地をなんとか打破しようと考え、先ほどの穂村 倉戸(ほむら くらと)(突進男)戦にて思いついた"毒霧攻撃"でどうにか一矢報いようと、手の平から作り出した毒液を自分の口の中に含み始めた。
オレの毒は自分で言うのも何だが、かなり強力だ。霧状にして広範囲にまき散らせば、大ダメージを与えられなくとも、皮膚をちょっと溶かして一瞬の隙を作ることくらいは出来るハズだ……それに掛けるしかねぇ!
たっぷりと毒を含んだ須藤。後は凛花の攻撃網の隙間を縫って、毒霧を周囲にまき散らすタイミングを今か今かと見計らう。
まだ……まだまだだ……と瓦礫の陰に身を潜めながら待ちわびていると、遂に凛花が能力のクールダウンの為に、攻撃の手を数秒止めた。
今しかない! と、瓦礫の陰から身を放り出させた須藤。しかし、彼が飛び出したのとほぼ同時に、凛花へと向かう"とある人影"が素早く横切り、彼の攻撃を中断させた。
「こンのチョビついたガキたれがぁぁッッ!! 思いしれぇぇぇぇ!! 」
その正体は、舞台と須藤を窮地から救い、つい先ほどまで"討伐チーム"の一員として戦っていた"訛りの強い女性"だった。
「何ィッ!? 」
彼女は凛花によって焼殺(しょうさつ)されていたと思われていたが、間一髪のところで自身の【特殊能力(スーサイダーズコマンドー)】である、髪を縄状にして操る能力を使って高所へと回避していたのだ。
あの人、まだ脱落してなかったのか!? でも待て! あんた一人でどうにかなる相手じゃねぇぞ!
須藤の心配をよそに、訛り女性は飢えた猛獣のような勢いで凛花の目の前に飛び込んでいく。そして……
「"奥の手"を喰らえぇぇぇぇッ!! 」
殺気がふんだんに込められたダミ声で叫びながら、訛り女性はロープ状に巻かれた髪を一気に解きほどいた!
「グュオオオオオッッッッ!!!! 」
その攻撃は凛花にとっても予想外だった。きつく巻かれた髪が一気にほどかれると、ヘリコプターのローターを思わせる回転運動の勢いで凄まじい風圧のつむじ風を発生させたのだ!
「うわああぁぁッッ!! 」
迫り来る旋風の刃から逃げようとした凛花だったが一足遅く、全身を切り刻まれながら吹っ飛び、コンクリートの地面に叩きつけられてしまう。起きあがることも出来ずに倒れ込む彼女の姿から、大ダメージを負っているコトは明白だった。
「ハァ……ハァ……蒙古斑が残っとるみてぇな青臭いバカっちょが……思い知ったか」
肩で息をする訛り女性の猛々しい背中を見て、須藤は思わず飛び上がった。
「スゲェ! 何だ今のは!? ありゃ、舞台の"風のシールド"と同じような"裏技"ってヤツなのか!? 」
「まぁな……さっきの仲間達にも教えてなかった、とっておきだ」
思わぬ伏兵の活躍によって、強敵に大ダメージを与えられたことに歓喜する須藤だったが、それも一瞬のぬかよろこび……
「あ……! 」
彼は気づいてしまった。凛花が吹き飛ばされながらも、訛り女性に向けて大量の……
「早く離れろッ!! 足元にヤツの発火液が……」
「……焼成(ベイクオフ)」
血塗れで這いつくばりながら呟いた凛花の声と共に、訛り女性は一瞬で炎に包まれてしまった。
「うぎゃああぁぁあああぁああ!! 」
吐き気を催す焦げた匂いを発しながら、みるみるうちにその姿が縮んでいく……もう彼女を助けることは出来ない……
「くそっ! 」
須藤の忠告も空しく、彼女は光の球となって夕焼け空へと吸い込まれて行ってしまった。力強い味方を失って戦意を喪失しかけた須藤だったが、ここでへこたれるワケにはいかない……彼はすぐさま次の行動を起こした。
すまねぇ……オレが怖じ気付いてアンタ達と協力しなかったばっかりに……だが、このチャンスは必ず生かしてみせるぜ!!
大ダメージを追った凛花にとどめの一撃を見舞おうと、全力疾走で詰め寄る須藤。その瞳に迷いの濁りは無かった。ここで宿敵を倒し、死に残る! それが彼にとっての"けじめ"の付け方だと思った。
「うおおおおぉぉぉぉッ! 」
雄叫びを上げる須藤。一歩一歩着実に踏み込むその走り込みは力強く、そのままの勢いで凛花に攻撃を成功させられると思われたが……
……ウゥッ!?
須藤は突如、激しい胸の痛みを覚えて失速し、ゆっくりと膝から倒れ込んでしまった。その姿は、凛花も意表を突かれて目を丸くするほど。
やべぇ……急に心臓が……バクバクと暴れ回ってるみてぇに苦しく……もしかして……"アレ"がマズかったのか?
須藤には苦しみの正体に一つ心当たりがあった。それは、数10秒前に毒霧攻撃を行う為に口の中に仕込んだ毒液を、訛り女性の乱入により驚いてうっかり飲み込んでしまっていたコト。
やべぇ……自分の毒には当然免疫があるモノだと思ってたが……まさか、こんな目に遭うなんて……マズイじゃねぇかコレ。心臓が……どんどん激しく……こんな終わり方、さすがにマヌケすぎるだろうが!
血流の音が分かるほどに激しくなる鼓動。全身に脂汗を帯び始め、戦闘どころではなくなっている須藤を見て、凛花は満身創痍の体をゆっくりと動かして彼に近寄ろうとする。
「なんだかよく分からないけど……これはチャンスなのね」
両手に火球を作りだし、苦しみでのたうち回る須藤の息の根を止めようとする凛花。その表情には、どこか安心して緩みきった笑顔が浮かび上がっていた。
「アナタをここで消せるのは、ワタシにとって大事なコトなの……これで安心ね……」
……く……そッ! またお前にやられるのか……オレは……こんなところで……コンナトコロで……お前ヲ……倒さナキャ……お前ヲ……オマエを……オマエヲ……オマエヲ……う……ウウゥゥ……グ……
須藤は薄れゆく意識の中……自身の体が、何者かに乗っ取られていくような錯覚を覚える。そして目の前が真っ赤な血の色に変わっていくイメージが全てを支配し始めてきた。「自分がどこかに行ってしまう」という感覚が頭の中を泳ぎ、須藤は残された理性で必死に自分自身をつなぎ止めようとする。
「これでおしまい! 」
しかし、無情なる凛花の焦熱攻撃が、須藤に襲いかかろうとする。もう駄目だ……彼は本気で敗北を覚悟したが……
「うっ……!? 」
凛花の攻撃は寸前で中断されていた。
え? 何だ……何がどうなった……? 須藤が何とか自力で、瞼を開いたその瞬間。目に入った光景には、想像の外にあった彼女の姿があった。
「くそ……まだどこかに潜んでたのね……」
歯を食いしばって痛みに耐える凛花の腹部には、鋭利な輝きの日本刀が突き刺さっている。そこからはポタポタと血液がこぼれ、残酷な染みを作り上げていた。
「そこの2人! ちょっと話がある」
いつの間にか須藤と凛花の周りには、6人の男女が取り囲むように円を作っている。そのリーダー格と思われる、ジャージ姿の男が得意げな口調で声を上げていた。
「俺は瀬根川 刃(せねがわ じん)。見ての通りコイツらとチームを組んで行動している」
「それで……人の腹に穴を開けといて、何の用事なの? 」
凛花は怒りの形相で腹部の日本刀を抜き取り、それを瀬根川に向けて投げ返すも、喉元に届く寸前に刀は小石へと姿を変えてしまう。
「まだそんな力が残ってるとは……まぁいい。2人とも俺達のチームに入れ! でなければお前達は敵とみなし、総攻撃を掛けさせてもらう。二者択一だ、すぐに決断しろ! 」
そう言って瀬根川達は攻撃態勢の構えをとり、須藤と本草の答えを伺っう。彼らは勧誘(オファー)を断り次第、全力で攻撃を仕掛けるつもりだ。全員の目つきは"真剣"だった。
「アナタ達とじゃれ合うか、袋叩きにされるか……か」
「その通りだ。さぁどうする? 」
「……どっちもゴメンなのね! 」
さすがの凛花も、負ったダメージが大き過ぎたのか……戦うことは諦め、飛行能力を使って一瞬でこの場から逃げ去ってしまった。しかし、瀬根川を含むチーム全員は誰一人反応するコトなく、ただただ彼女の逃走を見守るだけであった。
「逃げたか……まぁいい。それじゃ、ガタイのいいアンタはどうする? 」
「どうする? じゃねぇよバカ野郎! ……せっかくの……チャンスだったのに……何で逃がしやがった……」
ようやく胸の苦しみが少し収まった須藤が、相手を失禁させるほどの鋭い目つきで瀬根川達を睨みつける。実際チームの数名はその迫力に怖じ気付いてしまっていた。
「ま……まぁ、落ち着けよマッチョ君。俺達はチームを組んでいるが、他のヤツらと争うコトが目的じゃないんだ……」
「アァ? 」
「俺達の目的はただ一つ……"みんなで死ぬこと"」
何を言ってるんだコイツ? という心の声が聞こえるような、相手を見下した表情を作る須藤。それに尻込みしつつも、瀬根川は言葉を続ける。
「まぁ、待てって……俺達のコンセプトは、"強奪"! つまり、戦いを制して一人だけがあの世への鍵をゲットするのでなく、その前に"れ~みんマウス"から鍵を奪ってしまおうってワケだ」
「……出来るのかよ……そんなコトが……? 」
「出来るかどうかより……俺達は……そうするって決断したんだよ。それ以外はしたくないんだ……」
瀬根川の提案に懐疑的な須藤だったが、彼がその発言をした際の"どうしようもなくなった人間特有の、後ろ向きな瞳の輝き"を見せつけられ、少しだけ心を動かされてしまっていた。
なるほどな……そういうコトかよ……
「……ま、オレもボロボロで動けねぇし……アンタらに一斉に掛かってこられちゃ間違いなくリタイアだ……ここはしょうがねぇな……」
「それじゃあ! 」
「手を貸してやるよ……ただし、別れた友人が一人いるんだ。そいつを探すのを手伝ってもらうぜ」
「ああ、分かった! よろしく頼む! 」
半分嫌々ながらも、須藤はこうして"強奪チーム"へと加わり、行動を共にするコトになった。
そして数十分後……須藤は、舞台とはち合わせた瀬根川の戦いを止める形で合流し、そのまま舞台も強奪チームとして手を組むコトになって、今に至るのであった……
■■【現在の死に残り人数 23人】■■
■■■自殺ランブルの能力紹介12■■■
【裏技名】憂鬱なひとひねり(コンプレックス・ツイストオブフェイト)
【能力者】結縄 律子(けつじょう りつこ)(訛り女性)[78歳]
【概要】
グリーンにこんがらがって(タングルドアップイングリーン)に隠された裏技。髪で作った縄を一気にほどくことで、つむじ風を発生させて相手を切り刻む。強力な技だが、使用後はしばらくの間は髪を伸縮出来なくなり、無防備になってしまう。
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