ちょこっと百合で、異世界ぴょこん

こおり菓子

第1話 ベットの上にぴょこん

 いつもと変わらない景色。無といってもいい。天井は、いつもまっしろかつ平坦。カーテンの間からさす少しばかりの光がまっしろを照らす。

 頭には平常どうりのふわっとした枕の感触。中に入っているストローのようなものが緩衝材として働いていることが感じられる。

 体全体には、覆いかぶされた毛布と布団。


 私はいつもこんな生活を送っている。


 こんないつもどうり楽しくないなと思う。もし、自分で歩けたら、走れたら、、、と思ってしまう。


 まあ、寝るしかすることがないので、まだお手伝いさんも来ていないのでもう少し目を閉じることにする。




睡眠、、、、、、、。




 なんか人の気配を感じる。なので、つむっていた眼を見開くことにした。目を開くと目の前には、見たことのない女のこがいた。別に、異世界に飛んで行ってというわけではないのだけれど、正確に言ってしまうと、私が寝ているベッドの上に、息を「はぁ、はぁ、、、」と言わした変な子がいるのだ。その変な人は、その恰好のまま私に話しかけてくる。


「お嬢ちゃん、めっちゃかわいいね」


「・・・・・・・・」

 第一声が、おっさんみたいな一言に驚く。いや、まあ、おっさんなわけでないから、そこまで、きもくないけど。


「誰です?」

「私?」

「あなた以外に誰がいるんですか?」

「あっ、そうやね。確かに、私とお嬢ちゃん以外おらへんね。聞いて驚きなさい!私は神よ!」

「何言ってるんですか?警察通報していいですか?」

「いいよ別に!けど、私神だから、警察ごときに捕まらんけどね、そういうことで、お嬢ちゃん。襲ってええ?めっちゃ可愛すぎて、止まらへんねん。あっ、むらむらするってことね」

「何ゆっているのですか?って、本当になにしているんですか!?何、胸に手をあてて、、、やめっ、やめ、、そこはぁぁ、だぁぁめぇ、らぁめ、、、、、、、」


 そしてその日初めて女の子に侵されました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ちょこっと百合で、異世界ぴょこん こおり菓子 @Ko-Ri-Gasi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ