香染

行く先々で探せども君には会えない


君は一体今どこに居るんだろう


日本なんて小さな国だというのにこんなにも出会うのが難しい…



『伏見、今日お前は自宅待機だ。身支度をして一泊分の泊りの用意をしておけ』

「は?何で。ていうか何でアンタから私指示されてるんですか」

『詳しくは着いたら説明してやる。三十分で準備しておけ。でなければそのまま攫って行くぞ』


 言うだけ言って通話を切られてしまった。ちなみに今日は平日だ。特に昨日の退勤時にも部長や課長に何も言われていないから私は当たり前に通常出勤の筈だ。

 それが一体どうして梔子さんに自宅待機と荷造りを命じられているのか。

 とりあえずあの人はやると言ったら本当にやる人だから仕方無く途中だった身支度を再開し、ついでに小さめの旅行鞄に服と下着、タオルなんかを詰め込む。 あとは念の為軽めの睡眠薬を入れておく。

 あの人は今女だから普通なら同室は無いだろうが、人の斜め上を行くのがあの人だ。一人でも眠りの浅い私だがあの人と同室なんかになったら確実に一睡も出来ず朝を迎えてしまう。


 ある程度準備を終え十分目は覚めているが習慣でカフェオレを淹れる。

 マグカップを手にちびちび熱いカフェオレを飲んでいれば有言実行した梔子さんが部屋にやってきた。


「とりあえず何で私の部屋知ってるんですか。職権乱用ですか」

「それについては文句は部長に言うんだな。聞いたらあっさりとお前の貸し出し許可と住所のメモをくれたぞ。人望がないな伏見」

「何てことしてくれてんだ木村部長…。はぁ、それで何処に出張ですか。行き先も内容も聞いてないんですがね」


 朝早いというのにきっちりパンツスーツに身を包みやってきた梔子さんは今日も絶好調だ。不敵な笑みで初っ端から煽って来る。

 あいにく朝の私は梔子さん程元気じゃないので流した。


「なんだ乗ってこないとはつまらん。まぁいい、お前は私と横浜まで出張だ。あちらがお前をご指名でな」

「は?横浜でなんて私仕事した事ないし顧客持ってなかった筈ですが?」

「だから指名だと言っただろう。以前お前のデザインを見たそうでな。その打ち合わせだ」


 新卒で入社したのは広告代理店だ。昔から模倣する事に長けた私は観察力には当然自信が有った。

 それを生かして現代では絵やデザインという形で表現する事を覚えた。大きな物でなくても良い。いつか私のデザインした物が山吹の目に留まり気付いてもらえたら、という打算もあった

 世界は広いがそれでも地道にやっていけばいつか届くんじゃないかと期待した。実際には見知らぬ人間に届いたようだが…。


「打ち合わせとかはアンタの部署の管轄じゃないですか。さっと行って希望聞いて来て下さいよ。何で私まで行かなきゃならないんですか」

「お前のあの内面ダダ漏れのデザインを気に入った依頼者だと私は言ったが?」

「梔子さんもう少し言い方ないですか。まぁ間違ってないで………山吹の可能性が有ると?」

「私もまだ会った事のない客だがな」


 それを聞いてしまえばもう拒否する言葉は出なかった。

 如何にも梔子さんの車という雰囲気の車に乗せられ高速を走る事一時間。三十分程事故による渋滞に嵌ったりも有ったが流石梔子さんで運転が荒いという事もなく無事に横浜に到着し依頼者との待ち合わせ場所へと予定通り着いた。


「やっぱり貴方でしたか。流石は優秀な私!」

「…香染……。梔子さんの鬼畜。期待させてコレは酷い…」

「香染、愛しの藍染には会えたのか?」


 待っていたのは山吹ではなく過去藍染さんの女房役のようなポジションに放り込まれていた香染だった。

 藍染さんの暴走に振り回されてもへこたれず、ぶつくさと小言を漏らしながらも藍染さんに付き合えた鋼のメンタルを持っていた。

 難点を言えば自信家でナルシスト。自分自慢がウザかった事。

 しかしその為の鍛錬を怠らず自分を高める事には決して妥協は許さなかった。


「やっと開放されたんですからあの人の事は言わないで下さい、梔子さん…」

「あぁ、藍染さんなら今高校生だぞ。香染、アレが高校を卒業したら引き取ってくれないか?」

「えっ…藍染さん、高校生なんですか!」


 もう嫌だ、嫌いだと言いつつ最期まで藍染さんと居ただろう香染だ。香染に会えばあの人も思い出すかもしれないし、香染も結局は会いたいんだろう。私の言葉にこちらを見た香染の目が一瞬輝いたのを私も梔子さんも見落とさなかった。


『音羽さん、あの人っていつからあんなに自由な人に育ってしまったんでしょう…』

『さぁ。昔からあぁだったろう。むしろ藍染さんが暴れ過ぎてもお前が上手く結局治めるせいで歯止めが利かなくなったんじゃないか?』

『私が優秀過ぎたからですか…。ですが、あの人は戦場を駆ける姿が一番綺麗なので』

『そうやってお前が甘やかしたからだろうに』


そんな会話を山吹と共にいた頃よくしたものだ。確かに獣のように戦場を駆ける藍染さんは強かったが、理性を失い獣となった藍染さんを唯一あっさりと人間に戻せたのが香染だ。

だから例え強くても里長は香染と二人で引き受けたいという城が出ない限り里を出る事を許さなかった。

香染が居なければ藍染さんは理性を失った獣のまま精魂尽き果てるまで敵味方関係なく散らせたに違いない。


「音羽さん、今のあの人は?」

「相変わらずだ。休日の私を靴一足の為に市内のショッピングモールに引っ張り出してくれるわ、たかられるわ、自由過ぎるぞ?」

「藍染さんがすいません…。でもこの現代ですからもう…」

「一応はな、アレは人だ。でもな、喧嘩くらい在るだろう?片鱗が出るんだ。何度か回収には行ったな。気絶させて転がしておけば忘れる程度だが」


所詮粋がった子供同士の喧嘩だ。武器と言っても生身かそこらにある物を使うくらいでしかないからあの頃のように血に酔う事はあまりない。少しばかりやり過ぎて病院送りにするくらいだ。

そういう時今では藍染と私を知る警察なら私に連絡を取って来る。穏やかな藍染の親ではアレは手に負えない。ただの一般人の私が何故止めれるかと言うと全て前世の私の記憶のお陰と言える。

どうすれば的確に意識を落とせるかを知り尽くしているだけだ。


「深く考えず会いに行けば良いと思うがな」

「気軽に言わないで下さいよ。それにそれなら尚更…」

「思い出させるのが怖いのか?アレは思い出しても恐らく対して変わらんだろう。むしろ手綱のない状態でアレの中の獣が完全に目覚める方が危険だと思うがな」


梔子さんの遠慮の無い言葉に香染が息を飲んだ。それは私も同感だ。

今はまだ片鱗で済んでいるが記憶の無い今でさえ自由に突き進み稀に喧嘩に巻き込まれ暴れている藍染さんが本気を出せばどうなるのか。救う努力はするが下手すれば豚箱行きまっしぐらだ。


「音羽さんと梔子さんが居ればどうにか…」

「アレの女房はお前だろう。私達にも実力行使は出来るが一番上手く止めたのはお前だ」

「私も時々物理だったんですが…」


それでも圧倒的に掛かった時間は短かったろうに。一体何を躊躇うのやら。


ジリリリリー


「ちょっと離れますよ」


突然の着信音に断りを入れて少し二人から離れて電話に出る。ディスプレイには藍染の高校の名前が表示されていた。タイムリーに藍染がまた何かやらかしてしまったんだろうか。


「おはようございます、伏見です。」

『あ、伏見さん朝からすいません。荘助君の担任の宮崎です』

「あぁ、お久しぶりです。荘助がまた何か?」

『それが…お母様から十時前に今日は熱が少し有ったので遅刻して学校に向かったと連絡が有ったんですがもう三十分経つのにまだ荘助君が来てないんです』

「今日体育でもありましたか?」

『あ、はい。四時間目に…』


それで熱が有るのに行きたがったのか。藍染は頭を使う事は相変わらず嫌いだが逆に体を動かす事は大好きだ。むしろそれが目的で学校に通っているようなもんだ。


「私も今出先なので時間は掛かるかもしれませんがちょっと当たってみるので何かそちらでも進展があれば連絡下さい」

『分かりました。よろしくお願いします』

「えぇ、では」


さて、当たると行ってもまぁスマホ頼りなんだが。アレがスマホを持って行ってくれてると良い…ん?何処に居るんだ、藍染は。


「梔子さん少し良いですか」

「何だ。急な依頼でも入ったのか?」

「梔子さん確か家この辺りでしたよね。この方向って何が有ります?」

「ん?この方向なら使われなくなった倉庫や工場の筈だ。伏見、これは誰の足取りだ」


藍染のに決まっている。まぁ親が子供の居場所を知る為に開発された系のアレだ。

何故私が藍染の保護者の真似事をと思わなくも無かったが私以外藍染が藍染さんであった頃を知る者が居なかったのだから仕方がない。


最初に藍染が獣に戻ってしまったのはまだお互いに幼かった頃。

私が小学校五年。藍染は一年の頃だった。

まぁどこにでもガキ大将みたいな子供は居るもので、まだチビだった藍染の何が気に食わなかったのかちょっかいを掛けた。当時もちろん喧嘩のいろはなんて知らない藍染は唯一知る食うという動作の応用で噛み付くという攻撃に出た。子供の手加減なしの噛み付きだ。噛み千切る迄は運良く行かなかったが子供の弱い皮膚は当然裂け藍染の口は真っ赤に染まった。

偶然騒ぎに気付いた私が何事かと様子を見に行った時には廊下には何人かの子供の血が散っていた。

当時既に過去世を思い出していた私には口を赤に染めた子供が誰か分かってしまった。


『もう止めて下さい、藍染さん!もう此処にはアンタの敵は居ない!』

『……っ!』

『あぁ、もう。今の私はただの子供なんですよ全く!』


獣に戻った藍染さんには基本しばらく言葉は届かない。敵味方も関係がない。

障害になるならば排除するという思考しかなかった。仕方無く過去世の体術を記憶から引っ張り出しどうにか飛びかかってきた藍染の小さな体を投げ飛ばして気絶させる事に成功した。

その後状況確認を取り加害者から被害者になってしまったガキ大将は騒ぎを聞きつけ走って来た教師に押しつけて藍染を担いで口を濯がせると騒ぎから離脱した。

授業をサボる羽目になってしまったが起きるのを待って話し掛けてみれば人に戻っていた。


その後も何度か似たことは有った。チビのうちは体力が尽きて寝落ちる事も有ったが成長につれ攻撃方法は増え、噛み付きから蹴る殴るに変わり数本骨を折ったり全員意識不明の病院送りなども有ったが全て過剰防衛では有ったが正当防衛として処理され捕まる事態にはならずに済んだ。いや、私が善良な警察官を丸め込みどうにか正当防衛で済ませたのだ。


「藍染さんですよ。熱で遅刻しても学校に行きたがったらしいですが、多分粋がったヤンキーに絡まれたんでしょう」

「音羽さん、熱ですって?そんな状態のあの人に絡めば相手は無事で済みません!手負いの獣と変わらないんですからっ」

「だろうな。仕方無いアレを止めに行くとしよう。香染、お前はどうしたい」

「行くに決まってるでしょう!本気のあの人を止めれるのは優秀なこの私だけですよ!」


どうやら香染も覚悟を決めたようだ。せっかく渋滞に嵌まりながらも横浜まで来たというのに早々に戻る事となってしまったが仕方無い。



「これはまた…。見事に全て沈めてますね。藍染さんはどこに行かれたのでしょう」

「香染、あそこだ」

「あぁ…本当に懐かしいお顔をなさってますね。藍染さん!優秀なこの私が迎えに来ましたよ!貴方が手を下さなければいけないような敵はどこにも存在しません。貴方の妨げになる物は私が排除しましょう。ですから戻っていらっしゃい。貴方は誰ですか?」


梔子さんが一般道を最短距離で車を走らせ辿り着いた倉庫跡は懐かしい血臭が充満したさながら戦場のような有り様だった。大体は拳か蹴りで無効化されたようで軽傷だが何人か気概のあるやつが居たんだろう、骨が折られている者がいる。

もう少し早く来てやりたかったが終わった後だったようだ。

増援を警戒しているのか藍染は積み上げられた箱の上に身を低くしてうずくまり俯瞰から入り口を警戒をしていた。目が合えば獰猛な獣の目が光る。

奴が決めた範囲に足を踏み入れれば即座に攻撃に転じてくるであろう事は予想出来ていたが、香染は躊躇わずに藍染さんの側へと歩きながら呼びかける。


「……こ、う…」

「藍染さん、大丈夫です。私はもうそこまで上がれませんから貴方が降りてきて下さい」


自然体のまま近寄る香染に一瞬身構えた藍染がじっと見下ろして来る。

そして、香染を認識した藍染の目にゆっくりと理性が戻って来た。

いつからか香染は自分の妨げを排除してくれる味方だと獣は信じるようになった。香染が居るなら大丈夫だと。


「香染…。遅いぞ、香染。さっきな、どいつか分からんが電話してたんだ」

「これでも急いで頂いたんですよ。応援を呼ばれていたら面倒ですね。でもせめてその手の止血くらいはしましょうか」


やっぱり香染は記憶が無くても分かる…いや、これ本当に記憶無かったのか?昔通り過ぎないか?

降りてきた藍染は普通に香染に抱き着いて甘えているし、あまりに自然過ぎないか?

どうせ怪我をしているだろうと梔子さんの家に一度寄って持って来た救急箱が大活躍だ。柔らかな人の体とは言っても殴り過ぎれば皮膚が傷むし何箇所かコンクリの床も殴ったようで裂けて出血する手の甲が痛々しい。


「伏見、来たぞ」

「何が、あぁ…現代の子供は危機察知能力皆無なのか。とりあえず梔子さんこれどうぞ」

「せめて硬球だと良かったんだがな」


偶然倉庫に落ちていた軟球をいくつか拾って梔子さんに投げ渡すと文句を言いながらも受け取り倉庫の入り口からやって来たヤンキー学生に向け艶やかに笑った。元々梔子さんは焙烙玉などの火薬武器専門だったから投げるには丁度良いだろう。私なんか暗器専門だったのに何も代用品がないんだから文句を言わないで欲しい。

勇敢と褒めれば良いのか単細胞と貶せば良いのか仲間の惨状を見ても逃げず襲い掛かってきた増援に手近に有った誰かの武器だっただろう警棒を振り下ろした。転生しても脳はしっかり覚えている物で上手く過去の記憶に同調出来れば素人のしかも喧嘩しか実戦経験のないヤンキーの動きなぞ容易く見切る事が出来た。

それは梔子さんも同様で容易く避けてはパンプスのヒールを凶器変わりに蹴り飛ばすか軟球を投げて遊んでいる。


「仲間が沈められて悔しかろう。その程度なのか?そんな物では私はつまらんぞ」

「梔子さん、面倒なんで煽るの止めてくれませんか」

「事実を言って何が悪い。お前とてそうだろうに」


まぁ物足りないのは事実だが好戦的な梔子さんや藍染と一緒にしないでほしい。警棒を振り下ろし単調な攻撃を避けてを繰り返していればあっさり増援で来たヤンキー共も地に伏した。


「お二人共お見事です。分かりましたか?藍染さん。現代の子供達と遊ぶ時はこうするんですよ」

「痛い目に合わせた方が大人しくなるだろ」

「貴方のは痛い目に合わせ過ぎです」


とりあえずいつまでもここに居ると面倒な事になるからいつも連絡をくれる知り合いの警官と、救急にも連絡を入れて早々に移動する。何故喧嘩に巻き込まれたのか聞いてみれば遅刻承知で登校しようとふらふら歩いていたらヤンキー共に絡まれ喧嘩を売られたそうだ。高校生一人相手に十人以上で囲むって暴行目的としか思えない。結果的には藍染に蹂躙された訳だがいつもの正当防衛だと言い切り後は丸投げしておいた。いつもの事だし大事にはせずに処理してくれるだろう。



「で、藍染。お前熱だと聞いていたのに何故そんなに元気なんだ」

「ん?動いたら熱なんか下がったぞ」

「音羽さん、この人はこういう人です…。稀に引いた風邪すら早々に退散させる人ですから」


座席が汚れるとしぶる梔子さんを宥めて血に汚れた藍染も連れてとりあえず私の部屋に帰り風呂につっこんだ。その後手当を済ませ、早い昼食にしたが一人猛烈な勢いで昼食をかっこむ藍染が居た。

知ってはいたが実際見ると思わず溜息が漏れた。


「あぁ、藍染さん溢さずもう少し綺麗に食べて下さい。昔あれ程言ったでしょう」

「香染と梔子なんで此処に居るんだ?音羽の知り合いだったのか?」


私は注意する事を諦めたが香染は律儀に注意し食い溢しを片付けている。

注意された藍染といえばどこ吹く風でむしろ自分に隠していたのかと私を睨んで来る始末だ。


「睨むな、藍染。香染は今日私も初めて会ったんだ。梔子さんは少し前に会ったけどな」

「お前が逃げて居たんだろう。私はいつ来るかと待ち侘びていたと言うのに酷い男だ」

「アンタだと知ってたら絶対行きませんでしたよ」

「なら許してやる。音羽足りないぞ」


適当に色々コンビニで買い込んで机に溢れていた筈だというのにあっという間にほとんどが藍染の胃に消え、それでも足りないと催促してくる。


香染に会ってやっと過去世を思い出したんだろうに当然のように馴染んでいる。そして香染も出会ってしまえば結局世話を焼かずにはいられないんだろう。

私に許可を取り有る物で追加の昼食を作り始めた。

それはなんと懐かしく微笑ましく憎らしいのだろう。私を引き当てた香染の運の良さが羨ましい…。


「寂しいのならこの私が慰めてやるぞ?伏見」

「遠慮しときます。私魔法使いになりたいので」


その後予定外の事態のせいでこっちに泊まりになった香染と予定通り仕事の打ち合わせをした。

どうやら近々こっちでカフェを開く予定だったらしくその広告の依頼だった。

当然ながらオープン後は高確率で藍染に休日に拉致して行かれる事となる。



なぁ、山吹…


香染は私を引き当てずともいずれ藍染さんと再会出来たというのに


何故私達はこうも会えないんだろうな


やっぱりこれは私への罰か、転生したと思っているこの世界は夢で此処は私用の地獄なんだろうか


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