―幕間―
【キャラクター紹介などその3】
飛ばしても大丈夫な部分です。
興味のある方だけどうぞ
■■■メインキャラクター紹介■■■
◆Qatia(カティーア)
不死の体を持つ金髪赤眼の青年。体の年齢は二十代後半から三十代前半。
Chapter5でかつての恋人への気持ちに決着を付けるが、それと共に自分を蝕む獣の呪いの呪縛を深めた。
現在の伴侶、ジュジ意外には薄情に見える行動をすることも多い。特にフィルに対しては口が悪い。
魔法院で働いたことは何度もあるので慣れている。一番楽だという理由と、出来ない人間にそれなりに丁寧に教えることが不慣れなため歴史の教師を毎回している。
金髪という意味のフリソスという名前で呼ばれているのは、カティーアという名前が多すぎるからということと、英雄カティーア以外は魔法院内でカティーアの名前を使うことを禁じられているため。
彼の授業は図書館から課題に出した写本を借りてきて勝手に読むようにという非常に手抜きなもの。生徒からは楽だという理由で人気。
◆Jiuji(ジュジ)
カティーアの
赤銅色の肌と深緑の瞳。テンやイタチを思わせる顔立ち。肩甲骨あたりまで伸ばした黒髪は大体の場合、高めの位置で一つにまとめている。
基本的に人当たりが良く、素直。英雄カティーア伝を幼い頃から読んでいたため、カティーアの伝説には詳しい。
物語の中のカティーアへの気持ちは、実際のカティーアへの気持ちとは別物だと思っている。
カティーアに対して遠慮がちだったが、二人で旅をしていく上で徐々に要望を伝えることを覚えている。
Chapter5でイガーサと実際に対面してみて、嫉妬のようなものと焦りに似た気持ちを抱いた。
カティーアの中に濃く影を落としているイガーサという存在を嫌いではないが、彼の呪われた腕を見る度に少しだけモヤモヤしている。
◆Gemito(ジェミト)
20代後半のお兄さん。身長はカティーアよりも頭一つ分ちょっと高い。
褐色の肌で筋肉質。地毛はプラチナブロンドだけど、染料で髪を染めている。
元々は飽きっぽい性格で髪色を頻繁に変えていたが、ジュジに好きだと言われたことも手伝ってアッシュっぽい紫にから変える機会を逃したので、珍しく髪色を変えないまま故郷を出てしまった。
魔法院への負のイメージは消えていないが、それはそれとして学院のことはそれなりに気に入っている模様。
フィルとシャンテがきちんと教育を受けられることになってかなりホッとしている。
学院では、野営や咄嗟の自衛術について中等部に教えている。
小さな村で領主も他の村人同様狩りや農作業をしていた経験を活かしている。
突然襲ってきたランセにはビックリしたが、嫌ってはいない。大きな子供が一人増えたなという認識をしている。
◆Chanter(シャンテ)
見た目は16から18歳くらいの少年。
精霊が変化した木の瘤から生まれた。
厳密に言えば人間ではなく、ほぼ人間と同じ材質で造り出された自我と魂を持つし、加齢もする人間のような人形。
緑ががかった金色の髪に、真っ白な肌。少し背が伸びたのでフィルと同じくらいの身長になった。少し男性的になり、声も低くなったために間違われることも減ったが、学院から支給されるローブを身に纏っていると未だに女性に間違われることもある。
フィルのことを好きだと自覚して、新たな友人に話したらからかわれることになった。
フィルがジェミトのことを好きなことも勘付いているので、少しだけ悩んでいる。
◆Fill(フィル)
元の名前はファミン。姉から新しい名前を贈り物としてもらったのでフィルと名乗るようになった16歳。
青と緑が入り交じって見る角度によって虹彩の色が変わって見える不思議な瞳が特徴。
明るいブロンドの髪と白い肌の少女。
姉の魂が宿っていた
寮で同室になったアメリアは、菓子をもらって懐いた。それなりに大切だと思っている模様。
体術、剣術の成績は抜群だが座学は壊滅的。よくサボろうとしてアメリアに怒られている。
◆Celos(セーロス)
20代前半の青年。
雪のように白い髪と真紅の瞳、女性と見間違えるほどの美しい顔を持つ。
魔法院の中でも屈指の強さを持つ剣士。任務を忠実にこなし、人を殺めることすらも命令とあらば躊躇しない性格。
Chapter3でジェミトの村を襲った際に、新素材で作った鎧と魔石が共鳴して大蛇に変異して、カティーアたちを苦しめた。
大英雄カティーアに対して異常なまでの執着心を持っているが、その他の人間への関心は薄い。
Chapter3の後、しばらく休養していたがリハビリも兼ねて
剣術の才能がある生徒を集め、特別指導を行なっている。
■■学院の人達■■
◆Willow(ウィロウ)
60歳くらい
本名はカティーア。
魔法院の学院に30年くらい勤めているベテランの先生
初等部を担当してる文字と言葉の先生。
明るい褐色の髪、緑がかった青い瞳
細くて背が高いけど、ひょろひょろ。背はジェミトと同じ位。
◆Nasr(ネスル)
背がジェミトよりも高め。細身で猫背なので背が高いようには普段見えない。
目は白に近い灰色の虹彩(鉛白色)。セキセイインコっぽい目。
普段は前髪を降ろしている目隠れ。柔らかくて低い声。
◆Amelia (アメリア)
16歳の恋バナが好きなフィルと同室の少女。
スミレ色の瞳とオーキッドミスト色の髪(やや灰色い青紫系の色)
肩甲骨くらいまで伸ばされた髪、内側に巻かれた毛先
魔法を使える名家の生まれで次女。姉に僅かだが劣等感を持っているが、魔法の才能は姉よりも力が強いとういことが嬉しい。
水の魔法を使えるが、桁外れの魔力を持っているわけではない。小さな水滴を皿の上に発生させる程度の力を持つ(一般的にはすごいと言われているレベル)
ラソンとは許嫁の関係で幼い頃からの顔見知り。
■Rason(ラソン)
シャンテと寮で同室。
黄色がかった褐色の髪と青い瞳の少年。16歳。
フィルよりも少し背が高い。
豪商の三男で、学院にローブを作って売っている仕立屋の息子。
丁寧な話し方をするが、少し不器用な性格。アメリアとは許嫁の関係だが、彼女へ恋心も抱いている。
アメリアは自分と家の事情で結婚をするだけだと思っているので、彼女へ恋愛的なアプローチをするのを渋っている。
周りから見れば両方想いなのはバレバレなので、よくリイアンを中心にしてからかわれている。
■Liean(リイアン)
16歳の少年。ラソンとは
赤みを帯びた褐色の髪と明るい緑色の眼が特徴。細い目で垂れ目。
身長はジェミトくらい。
東の大陸出身。明るくて豹豹としている。大工の息子で、魔法の才能があると言われて
代わりに剣の才能を発揮して、ラソンと共に剣術の選抜クラスに籍を置いている。
■学院の寮とか本編であまり書けなかったこと■
牡鹿のシンボルを持つ寮。
ローブにつけられるラインの色は灰色。錬金術を好んだり、知識を重んじる子供が振り分けれることが多い。
裏庭には畑があり、生徒達が交代で世話をしている。
狼のシンボルを持つ寮。
ローブに付けられるラインの色は赤色。
活発だったり血気盛んな子供が振り分けれることが多い。
雑な性格の生徒が多いからか、庭は一番荒れている。
孔雀のシンボルを持つ寮。
ローブに付けられるラインの色は緑色。
自由を好み者が振り分けれることが多い。
綺麗に整えられた芝生で覆われた庭でくつろぐ生徒が多い。
ローブにつけられるラインの色は水色。我が強く、行動力のある子供が振り分けれることが多い。
寮の入り口近くには噴水が備え付けられている。
◆学年
初等部、中等部、高等部に別れている。
初等部は才能を見出された子供だけではなく、希望者が全員ほぼ無料で入院することが出来る。読み書きや算術と簡単な西の大陸の歴史を学ぶ。
中等部では、将来魔法院で働きたいという研究職見習い、魔法使い見習い、剣士見習いに専門知識を教えたり、大きくなってから才能を見出された子供が読み書きや簡単な計算を学ぶ。
高等部では、才能を見込まれた生徒達が更に専門的な知識を学ぶ。
大体の生徒は中等部で卒業していく(成人が16歳のため、大体読み書きや算術を覚えたら親の後を継いで働くことが多い)
貴族の子供たちも簡単な読み書きや行儀を学ぶため、また新たなコネクションを作るために中等部だけ在籍することも多い。
社会性を養う為という名目で、寮では同性の二人で部屋を共用して暮らすことになっている。同室の相手が許可した場合、使用人を住まわせることも可能。
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