―幕間―
【キャラクター紹介など】
飛ばしても大丈夫な部分です。
興味のある方だけどうぞ
◆Qatia(カティーア)
不老不死の魔法使い。この世界の男性にしては背が低め。
金色の癖っ毛と紅い瞳。
年齢はもう数えていない。かなり長生き。
得意な魔法は攻撃や破壊に関する魔法全般。特に炎の魔法を好んで使う。
魔法使いなのに近接戦闘ばかりしている気がする。
自分が魔法を使えるのは呪いのせいだと思っていたけれど、ジュジによってそれが思い込みだということに気が付いた。
大切な人を自分の手で殺してしまってから自暴自棄で居続けて今に至る。
左手だけは未だに獣の呪いによって金色の毛皮に覆われている。
人間にあまり強い関心が無かった。
魔法の力が欲しい貴族や豪商に対して、子種の提供をする仕事を魔法院から押し付けられたりしたので子孫自体は何人かいる。
気まぐれで娼婦と戯れることはあるが、目を離すとすぐに死ぬ小動物くらいに思っているので感情移入はあまりしない。
物を食べなくても死なないが、食事は数少ない娯楽のため美味しいものは好き。
一応、魔法院から得た金銭や、魔法院に内緒にしている繋がりで得た金貨や宝石、貴重な品などは食事以外には使わななったので凄く余っている。
ほとんどの財産は
◆Jiuji(ジュジ)
16歳を期にカティーアの元へ送られた特別な体質を持つ少女。褐色の肌。
Chapter2開始時点で17か18歳くらい。
黒髪に琥珀色の瞳だったが、瞳の色は深緑に変わった。背は最初はカティーアよりも頭一つ分低かったが、Chapter2開始時点ではカティーアよりも少し低いくらい。
魔物を引き寄せやすい性質だったけど、セルセラと融合したことと、カティーアに持たされているお守りのお陰でほぼその性質とは無縁になりつつある。
半分妖精という状態なことと、元々魔力を溜め込む性質だったことが合わさり魔法を扱えるようになった。
セルセラの影響で植物を操ったり、茨のツルを体から出現させるのが得意。
文字を読むのが好きで、魔法の知識や神話などに詳しい。
◆Silsila(セルセラ)
カティーアの
植物の妖精で少女の見た目をしている。ピンクブロンドの髪と深緑色の瞳。
腰に薔薇の花が逆さまに咲いていて、背中には蜻蛉のような羽が付いている。
カティーアを助けるためにジュジと融合をして、自我を眠らせていたが、呪いをコントロールできるようになったカティーアによってジュジの呪いが解かれる。
一つの体に自我を二つ入れておくことは不都合が多いため、ジュジに記憶を託して自ら自我を喪失させた。
茨のツルを操ったり、植物や他の妖精から話を聞いて周囲の情報を集めることが得意だった。これはジュジに受け継がれている。
カティーアには母性のようなものを抱いていた。彼の幸せを祈っている。
◆Lanse(ランセ)
16歳くらいの黒髪と藍色の瞳の青年。
背はカティーアより少し低いくらい。短い角が一本額から生えている。
鬼族と名乗っている一族の次期頭領で家出のような形で島から出てきた。
人懐っこい性格で、雑。一族の特徴として体が頑丈で身体能力が高い。
魔法を使うことは出来ないが、体内に魔力を保持する力はあるようで今は失われた魔石のエネルギーで動く船などを使っていたりする。
Chapter2で島に残り、カティーアと文通をしながら頭領となるための修行や、人間たちと交流しようと試みているらしい。
◆genio(ヘニオ)
魔法院で一番偉い人。
かつてはカティーアと共に旅をして異界から来た侵略者を倒したメンバーの一員。
カティーアと違って不老不死ではなく、なんらかの方法を用いて別人の体に自分の記憶を受け継がせているため、見た目は定期的に変わる。
かつてカティーアと共に旅をしたときの性格ではなくなっているし、かなりカティーアへの当たりがキツい。
登場する団体
◆
通称魔法院。
西の大陸の魔法使いを登録、管理する場所。
魔法の研究を耳長族と共に行っている。
すごく高い白い塔が目印で、
魔法の才能がある子供の育成だけではなく、魔物を寄せ付けてしまう体質の人間の保護と雇用の斡旋や、勉学・戦闘に秀でた子供の教育をしているため市民からの支持は厚い。
一方、戦争や価値観の違いなどが大きいことから東の大陸の人間は魔法院を嫌っている人が多い。
かつて魔王を倒した英雄を育てた栄誉を忘れないために、英雄の名を冠する魔法使いを数十年に一人選出する伝統がある。
真っ白なローブと黒い
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