第21話 人のもの勝手に捨てるのは断捨離ではなくただの犯罪行為。
年末だし大掃除しなきゃねーとか、最近数年おきに来るお片付け&断捨離ブームに乗ってお部屋に手を付ける人が多い季節かもしれないね。
よく話題になるのが、自分はいいけど家族が散らかすの! という話。配偶者や親や兄弟姉妹一人くらいなら、共有スペースにはみ出したら該当者の部屋に全部強制送還でいいです。雑誌や本でもそんな回答ですしね。某掲示板の掃除板なら
「一定期間置いたら捨てると宣告し、相手に伝わったことを確認したうえで、期間を過ぎたら容赦なく捨てる」
みたいなスパルタ回答もありますが、それは最終手段にしたいです。
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(・ω・)実は、何度もその手の話題にコメントを書いているのだ(togetterなど)。断捨離は自分のものを自分で捨てることで、そのモノに対する感情などの心も整理整頓することで、同じ過ちを繰り返さないようにするものなのだー。例え相手が気にしてなくても、自分でやらなきゃ治らないのだー。
あと、ゴミ屋敷レベルの場合は、行政などで物理的に対処するのはわかるんですが、当事者のカウンセリングなど、原因となるホーディング(注)や心の傷などを解消しないとだめなのだ。
注:大雑把に言うと、生活に必要なくてもため込んでしまうこと。『シンプルに生きる』シリーズのD.ローホー氏の著書などでため込みの原因として挙げられている。例として有名なのはコリヤー兄弟など。ちなみに、hoardという語は備蓄や貯蔵、収集、買いだめなどの意味がある。
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出しっぱなしやはみ出てくるものは、該当者の部屋に放り込めばいいです。そして、気にしない(はみ出てこなければ良しとする)ことが肝要です。気にしてると禿げますし、どうせ片づけて(持ってきて)くれるからいいやーとなって負担が増える一方です(実話)。
人のものを本人の許可なく動かせるのはゴミ屋敷の行政代執行と、故人の遺品整理ぐらいなのかな。
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