第5話 隣のあの子は
いつもより、早く学校に着いたと思ったのに、いつもと何かが違う。
「起きましたか?」
!!?
話かけられた拍子に驚き、ガタッと大きく椅子を揺らしてしまった。
クラスの奴らにはめっちゃ見られた。
恥ずかしい。
目の前に
冷静になれるわけがない。
けど、彼女を怖がらせるわけにもいかないからこう言った。
「えっ?俺、何してた?」
「…
恥ずかしそうに顔を赤くして話す
「ごめん!!!」
俺は土下座する勢いで
「えっと??」
困惑する
…じゃなくて席を間違えた俺は最低だ。
女の子の席に俺が座るなんて恥ずかしさで死ねる。
「俺が起きるまで
「
まじかよ、こっちの心は全然大丈夫じゃない。
自分の席に座れるかな。
はぁ~最低だ俺、どうしよう。
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