一章 41 ローブの男

~~時間は少し遡る~~



狐太郎が駆けていったのを見送ったクリスティア達はとりあえずこちらに向かってくる敵影がない事にひとまず落ち着く


「クリスティア様、我々はどうされますか?」


デュラインの言葉に祈る様な眼差しで見送っていたクリスティアは我に返る


「・・そうですね。本当なら援護に向かいたいのですが足でまといになりかねませんから・・」


一旦言葉を区切り視線を東側に向ける

そこには未だその場に佇んだままのアゼルと大臣、そしてフードを目深にかぶった男が静かに戦況を見つめていた


「アゼル兄様の所へ行って止めてまいります」

「それは危険だクリスティア!!」


クリスティアの言葉に真っ先に反応したのは第一王子シャルロスだった


「もはやアゼルは以前のアゼルではない。肉親すら手にかけようとするくらいだ。何をするかわからんぞ」

「わかっていますシャルロス兄様。ですがこのままではアゼル兄様は闇に飲み込まれてしまいます」


クリスティアの言葉に一同は息を飲む


「それはどう言う事ですかクリスティア様?」


デュラインは2人のやり取りに僭越ながら口を挟んだ


「それは私も聞き捨てならんな。どう言う事だクリスティア」

「先程アゼル兄様か悪魔を呼び出す時に右手を掲げた時に見えたんです」

「何を見たんだ?」

「服の袖口から浅黒い肌が」

「「---!?」」


クリスティアの言葉にシャルロスやデュライン達は息を飲み言葉を失った


「まさか、魔族と契約を・・・」

「なんという事を・・・」

「しかし契約したくらいではああまでなり得ません」

「他に何か隠してると言うことか」

「はい、おそらくは」


衝撃の事実にシャルロスは天を仰ぎたくなった


「そういう事なら私からも頼む。アゼルを・・弟を頼むクリスティア」


目を瞑り葛藤していたのかシャルロスはしばらく沈黙していたがゆっくり目を開くと改めてクリスティアを見て言う


「もちろんです。アゼル兄様も大事な家族ですから」

「私からもお願いするわクリスティア、アゼルをよろしくね」

「はい、ってルティーナ姉様!!」

「おはようクリスティア、久しぶりね」


まるでここが王宮の寝室であるかのように起き振る舞うルティーナにクリスティアの顔は一瞬笑顔になる


「まったく、よく今まで寝れたものだな。図太いと言うかマイペースと言うか・・・」


呆れた声でシャルロスは言う


「あらシャルロス兄様、私は安全だと思ったから安心して寝れてたのですわ。じゃなければ起きてますわ」

「ああ、そうだったな」


ルティーナの心外だと言う言葉にシャルロスも苦笑いをする

ルティーナは危機察知の勘がずば抜けて高いのである

王宮の自分の寝室だろうが、危機が迫っていれば自然と目が覚める

だからと言ってそう簡単に外で寝られるものではないと思うのだが


「クリスティア、アゼルのもとへ行くのでしょう?気をつけるのですよ」

「はい、ミルワース様はここで結界の維持をお願いできますか?」


やりとりを黙って聞いていたミルワースにクリスティアは向き直る


「ええ、そのつもりよ」

「しかしそれではクリスティア様に危険が・・」


デュラインやロイザードらが口を出すが、クリスティアはゆっくり首を横に振る


「ミルワース様が展開したテラフアーダルミエル精霊の光翼は固定式の防御結界です。結界を張ってる間はミルワース様も動けないのです」

「そうですね、私がクリスティアと行動を共にするには結界を解くしかないけれど、それは今得策ではないでしょうね」


ミルワースはローブの男を視界に収めながら言う


「なのでデュライン、ロイザード、私に付いてきてくれますか?」

「クリスティア様、そこは付いてこいでいいのです。我らはクリスティア様専属の護衛なのですから」

「そうです。クリスティア様が命じれば死地にでも喜んで行きましょう」

「ありがとう。グリッドはここで待機をお願いします。ミルワース様は動けないので」

「わかりました。不詳ながらここで精霊様とシャルロス様とルティーナ様を守らせてもらいます」


「では、シャルロス兄様ルティーナ姉様行ってまいります」

「ああ、頼んだ」

「気をつけるのよ」


2人の言葉を背にクリスティアはデュラインとロイザードを連れ、アゼルのもとへ向かった





~~~~~~~





「まさかあいつらが勝手に出てくるとはな」


先程の爆発は想定外だったようで、不機嫌そうな表情をするアゼル


「申し訳ありません。あやつらにはよく言って聞かせてはいたのですが、何分我が強い奴らでして・・」

「まぁよい。これで戦況は五分になった。あいつらがやられるとは思わんが万が一もある。準備だけはしておけ」

「--それは・・わかりました」


アゼルの有無を言わせない強い眼差しに大臣は言葉を飲み込む

そして話が終わると大臣は王宮の中へ戻っていった

それをチラリと見たアゼルはすぐに視線を戻す

いや、こちらに迫り来る人物に視線を移した


「来たか」


近づいてきた人物、クリスティア達にアゼルは向き直る


「ドルバ大臣はどこに行ったのですか?」

「なに、用事を言い渡しただけだ。すぐに戻るだろう。それより何か用か?」

「アゼル兄様、魔族との契約をすぐに破棄してください」


いきなりのクリスティアの言葉にアゼルは面食らう


「なぜそれを・・いや、聞くだけ野暮だったか」


言いながらアゼルは自分の腕の袖に視線を移す

そこには服の端から僅かだが浅黒い肌が見えていた


「アゼル兄様!!今ならまだ--」


思わず身を乗り出しかけたクリスティアだがアゼルの前にフードの男が立ちふさがり思いとどまる


「もう手遅れなのだクリスティア」

「そんな、そんなことはありません。まだ、まだ間に合い--」


再びクリスティアの言葉が遮られる

それはアゼルが血を吐いたからだった


「--ごほっ・・」


クリスティアの驚きはそれだけに留まらず、アゼルが吐いた血を凝視している


「兄様・・血が・・・」


震える声をようやく紡ぎ出したクリスティアの視線の先にはアゼルが吐いた血だまりがあった

吐いたにしてはあまりにも多い

そして驚愕すべきはその色だった


アゼルが吐いた血は赤ではなかった

どちらかと言えば赤黒いと言った方が良いだろうか、もはや黒にうっすら赤が着色されたような色合いになっている

アゼルは懐から何かの薬を取り出すと口に含め飲み干した


「兄様・・・」


「わかったかクリスティア。すべては遅く歯車は狂い始めた。もう後戻りはできないのだ」


アゼルの様と言葉にクリスティアは呆然と立ち竦む


「勝負だクリスティア。ここでお前が勝てば俺を止められるぞ。しかし私が勝てばお前達は反逆の罪で裁かねばならん。クリスティア、お前にその覚悟があるか」

「もう、それしか手はないのですか?」

「クドい!!」


震える声で未だ諦めきれないと言った感じのクリスティアだったが、アゼルの言葉に身を竦ませる


「・・・・わかりました。兄様を止めて見せます」

「ふ、ふふふ。いいぞクリスティア。ようやく決心したか。では勝負といこうではないか」


アゼルが一歩下がるとローブの男がアゼルを庇うように立ちはだかる


「私は戦うのは苦手でな。戦闘はこいつに任せてある。無論こいつが負ければ私の負けで構わない」


よほどの自信があるのだろうかアゼルは負けないと確信に満ちた表情をしている


「そちらはデュラインとロイザード、2人一緒で構わんぞ。何なら誰か助っ人を呼んでも構わん」


チラリと狐太郎やウェルキン、マキシムらが戦っている場所へ視線を移す


クリスティアを庇うように前へ出たデュラインとロイザードだが、表情は優れない


「恐らく、いえ間違いなく我々2人で掛かっても勝てないでしょうね。それくらいあの男は危ないです」

「うむ、先程対峙した瞬間から冷や汗がとまらん。恐らくウェルキンらが誰か加勢に来ても戦況が覆るかどうか・・」

「しかし時間稼ぎくらいはできるでしょう。その間にウェルキンかコタロー、マキシム殿がこちらに気づいてくれれば・・」

「なら私も一緒に戦います」

「クリスティア様・・しかし」


力強い言葉にデュラインらは言葉を失う


「まだ防御系の魔術ならまだ多少は使えます」


一瞬逡巡したデュラインだったが、クリスティアの瞳の中に強い意思を感じとったようで小さくため息をつく


「わかりました。クリスティア様は後ろからの援護を頼みます。決して前にでないようお願いします」

「もし我々が突破されたら精霊様の結界までお戻りください。あそこなら安全でしょうから」


ロイザードの言葉にクリスティアは頷く


「相談は終わったか?私はいつでもいいぞ」

「では行きます!!」

「ほぅ、クリスティアも一緒に掛かってくるか。いいだろう」





~~~~~~~~~





「戦況はどうなっている?」


フリッグ伯爵の問に直立不動だった兵士はピシッと敬礼する


「はっ!現在は南側ではウェルキン殿が、西側ではコタロー殿、北側ではマキシム隊長がそれぞれ魔族と戦闘中に入っています」

「西側の生存者はいないのか?」

「報告は入ってません」

「そうか・・下がっていいぞ。また何かあれば知らせてくれ」

「はっ!」


兵士は再びピシッと敬礼すると駆け足で仮設テントから出ていった

そして入れ替わるように入ってきたのはボルグだった


「ボルグ!!無事だったか」


思わずフリッグ伯爵はガタンと椅子を蹴倒し立ち上がりかけるが側にいた医療班に嗜められる

そして改めて見るとボロボロだったのに再度驚く


「ボルグに治癒魔術を」


その言葉に側に控えていた魔術師がボルグに近づき怪我の部分に手をかざし治癒を施す


「フリッグ様申し訳ございません、騎馬隊が」


治癒を受けながらボルグが申し訳なさそうに話す


「何を言う、あの程度の被害で良かった。あれが最善だ、よく瞬時に退却の命を出してくれた」

「それで突如現れた魔族なのですが」

「うむ、ボルグは一戦交えたと聞いたが、もしやその傷・・」


フリッグ伯爵はまじまじとボルグの状態を見る


「はい、手も足も出ませんでした。攻撃は跳ね返され、防戦一方でした。マキシム隊長が来なければ・・」

「それほどの手練か・・わかった。ボルグは下がって治療に専念してくれ」


フリッグ伯爵の言葉にボルグは頭を下げ治癒魔術師と一緒に仮設テントから出ていった


「ボルグを軽くあしらう程の強さか・・3人共無事でいてほしいものだ・・」


フリッグ伯爵の呟く





~~~~~~~~





「くっ、化け物か・・」

「攻撃魔術が当たりもしない・・」

「パワーも速さも技も圧倒的ですね・・・」


デュラインとロイザードはぜぇぜぇと肩で息をしていた


「来るぞ」

「--!?フェオンファルクス疾風の鎌鼬


デュラインは魔剣フェオンから無数の鎌鼬を生み出し襲い来るローブの男へ放つ

不可視の鎌鼬がローブの男に襲いかかる

それをローブの男は失速せずに、まるで見えているかのように、腕で煩そうに払い除けるだけで鎌鼬は消滅する

そしてローブの男の間合いにデュラインが入った


ウェールドゥ蜃気楼のハイシーシェンラオ世界


すかさずロイザードがデュラインとローブの男の間に魔術を展開する


「--!?」


ふいにデュラインの体が不自然にゆらぐ

だがローブの男は一瞬目を見開き驚くものの、そのままの勢いで手のひらに隠し持っていた短剣で薙いだ


・・感触はない

見ればデュラインの体が風圧で大きく揺らいだと思った瞬間そのまま消えてしまう

そしてすぐ近くに再びデュラインが現れる


それに気づいたローブの男は一足飛びに距離を詰めると今度は心臓を狙った刺突を繰り出した

しかしこれも感触はなく、揺らいだデュラインの姿形をしたものは消えてしまった


そして再び近くにデュラインの姿

それは1人ではなかった

数体のデュラインの姿、いや幻影といった方がよいのだろう

デュラインの幻影達がローブの男の囲むように揺らぎと共に現れた

ローブの男は今度は慎重に幻影達を観察する


「なるほど。幻を見せる魔術か・・・いい腕をしている」


初めて発したローブの男の声は低くひび割れた声だった


「だが、惜しいな」


ローブの男は目を瞑る

それを見た幻影達が手に持つ魔剣フェオンを振りかぶる


そして振り下ろす瞬間、ローブの男はカッと目を見開き幻影の1人へ肉薄する

接近された幻影は一瞬硬直するが、間合いを開けるべく慌てて後ろに下がろうとする


だがローブの男の動きの方が圧倒的に早く

間合いを詰めボディに蹴りを叩き込んだ

今度はしっかりとした感触に男は口元を歪める


蹴られた幻影、いやデュラインはそのまま数メートル吹っ飛び、数度地面をバウンドして止まる

デュラインはわずかに起き上がる素振りを見せたが気絶したのか動かなくなった


「肋が折れたが死んではいまい」

「な、何故本体がわかったのだ・・」


ロイザードが動かないデュラインを青ざめた表情で見たあとローブの男に視線を移す


「気配だ。本体に幻影を被せる方法は見事だったが俺に攻撃する瞬間ほんの少しだが本物から殺気が漏れた。並の奴なら気付かれん程度の微弱な殺気だったがな」


動かないデュラインには目もくれずにロイザードへ歩き出すローブの男

ロイザードの後ろはクリスティアのみ

動かなければ、その思いとは裏腹にロイザードは体が硬直して動けない

ローブの男からの直に浴びるプレッシャーに体が竦んで動けなかった


レスカティ光煌センテリュオン・ルミエール救済


紡がれた魔術にロイザードの体が光を纏うように煌めく


「こ、これは--!?魔力が・・」


ロイザードは思わず自分の体を見る

さらにそれを見たローブの男も驚きに歩みを止める

そして魔術を放った人物へと視線を移動させる

その当人、クリスティアはローブの男の冷たい視線にビクッと震える


「なるほど、やはり障害になりえるか」


ローブの男はクリスティアに照準を定め走り出そうとした


クリプティッド・幻獣アンヴォカシオン召喚

「--なに!?」


ロイザードの言葉にローブの男は慌てて立ち止まる

揺らいだ空間から狼のような獣が姿を現した

それは通常の狼より2回りほど大きくガッシリした体躯をしており体毛は灰色

口の左右に長い牙が見え、頭の部分には30cmほどの黒い角も生えている


「ほぅ、グリズウルフ灰色狼か。召喚獣とは稀有だな。だが・・」


ローブの男の言葉が終わらぬ間に召喚されたグリズウルフはローブの男に襲いかかった

通常では有り得ない速度の攻撃にローブの男は目を見張る

グリズウルフの前足から繰り出される爪攻撃に身を翻して躱すが、爪がローブを浅く切り裂いた


「それではまだ届かんな」


呟き、ローブの中から曲刀がズルりと抜かれた

恐らく魔法袋を所持しているのだろう

しかし注目すべきはその曲刀だ

刀身が通常の1.5倍程もあり余程の力自慢でなければ振るう事はできないだろう

そして問題は色だった

光沢も艶もない黒い刀身

まるで生きてるように黒い部分が波打っている


ローブの男はその巨大な曲刀を試すかのように軽く素振りをする


「ふむ、3割くらいか。まぁ大丈夫だろう」


1人呟いたローブの男はこちらに向かって威嚇をする

武器を取り出したローブの男を警戒したのか、襲いかかりはしなかった

もしくは獣の本能が躊躇わせたか


ローブの男はグリズウルフに向かい曲刀を構えた

それを待っていたかのようにグリズウルフは飛びかかった

今度は人間の頭くらいなら一口に収まりそうな口から除く牙が襲いかかる

ローブの男を噛みちぎろうと言う考えなのか口をめいっぱい開いている


しかしそれがグリズウルフの寿命を縮めた

口をめいっぱい広げた為に視界が遮断される

さらに跳躍した為に空中では身動きができない

ローブの男は姿勢を低く構え地を這う様に駆け出すと、曲刀を上段に構え背中に張り付く程に振りかぶる


そしてローブの男がグリズウルフの下を駆け抜ける

一刃の残像を残して


グリズウルフは地面に着地した瞬間に左右綺麗に断ち割られ崩れ落ちた


「--なっ!?」


ロイザードは驚愕して二の句が継げずに固まった


「グリズウルフは強敵だが、うまく制御できてないようだな。あれではタダの獣と変わらん」


曲刀には一切の血糊は着いておらず、それだけで剣戟の速さがうかがえる

ローブの男は振り返り、未だ動けずにいるロイザードへ向けて駆け出した


「時間をかけすぎた・・」


ローブの男は小さく呟き、何故か焦りにも似た焦燥感を滲ませながらロイザードに迫る

ロイザードはシャッテンスキアー幻影の杖を構えるが、実は魔力は空だ

先程クリスティアのレスカティ光煌センテリュオン・ルミエール救済で魔力が2割増しで全回復したのだが、ロイザードが唱えたクリプティッド・幻獣アンヴォカシオン召喚は2割増しした魔力を全て使い切った魔術だった


相手がローブの男でなければ・・幻獣がしっかり制御できてればこんなすぐに倒されはしなかっただろうが


「空の魔力で何ができる」


ローブの男はロイザードに瞬時に接近し、曲刀ではなく空いた左拳を顔面に放つ

当然ながら魔術師であるロイザードには目に追える速さではなく、まともに食らい吹っ飛ぶ


それを見向きもせずにクリスティアへ迫るローブの男

クリスティアも見ていただけではないのだが、ローブの男が放つ殺気に充てられうまく動けずにいた


デュラインもロイザードも戦闘不能でクリスティアを守るものはない


「せめてもの慈悲だ。苦しまずに殺してやる」


ローブの男は振りかぶり曲刀を袈裟斬りに振るった




肉を断つ音が響き渡る


しかしローブの男は逆に驚愕に目を見開く

手応えはあった

現に王女は曲刀に斬られ地に伏している


「血が、出てない・・」


倒れ伏したクリスティアからは血は出ていなかった、一滴も・・・

そして倒れ伏した王女だったものは次第に小さくなり、やがて手のひらに乗る大きさの1枚の紙切れになった


「身代わりの護符か」


呟き、視線を気配がする方へ向けると少し離れた場所に無事な姿のクリスティアが立っていた


「しかしこれは1度だけしか使えん。2度目はないぞ」


再びクリスティアへ向けて駆け出すローブの男

しかし新たな声が割って入った


「ようやく見つけましたよヴァージル」




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る