第一章~聖魔遭遇篇

第1話 聖少女アムル、大義と共に降臨す!1

―――ああ。


—――風に混ざった僅かな血の匂いを感じる。


―――下水に流された血肉と汚泥が混ざり合い生じた腐敗臭も。


―――増殖して腐肉を喰らう蛆虫たちや、その他の害虫たちが発するフェロモンも。


―――そして、それらを無理矢理に包み隠すべく散布された薬剤の匂いも。


―――遠く離れていても、私はそれらを嗅ぎ分けることができる。


―――なぜなら。


 「私は…それらの事象を成した者共の頭蓋を…握りしめた拳で叩き潰し…その四肢を…胴体の骨組みを…繰り出した蹴りで折り砕いた存在だから…」


 (年端もいかない少女たちを誘い出して解体し…それをショーにして汚い金を稼いでいた輩を…同じ目に合わせてやったから………同じ臭いがする………あそこだ………)


 姿を隠す術式を用いて空飛ぶ少女は、口角を歪に歪めて住民も疎らな住宅街の上空に達する。

 そして、犯罪者集団の拠点である一画を強襲するための準備を始めた。


 これより自分は、本来は人々を救うための力を、自己の正義感を満足させるために、破壊と殺戮の道具とする。


 そんな悪しき獣になるのだ。

 

 少女は、そう改めて覚悟を決めると、フウッと呼吸を整え、甘い少女の匂いと、腐敗臭が混ざり合うアパートの一角目掛け、突撃を開始した。



 ◇◇◇



 ウィイイイイイイ! ウィイイイイイイ! ウィイイイイイイ!


 突如、巨大な大樹の幹の合間に聳えるいばらの城の静謐な空間に、耳障りながアラート音が鳴り響いていた。

 城の大広間に置いてある、監視装置から発せられたものである。


 その大音響を聞きつけ、聖少女ル・フェルたち複数人が通路を抜け、大広間へと駆け込んできた。

 中には固有術式の空間転移フラフープを利用し、突然大広間へと現れたル・フェルもいる。


 早朝からの異変への対処、御苦労様なことである。


 だが、姿を現した聖少女たちは、少々…いや、かなりだらしのない恰好であった。


 彼女たちはそれぞれ、アダルティな下着姿の上にシースルーのネグリジェ。お子様パジャマ。働きたくないでござるとプリントされたTシャツ。アライグマの着ぐるみといった出で立ちに、スリッパ履きであった。


 寝起きとはいえ、[その恰好はないだろう。喜ぶのは大きなお友達だけだぞ!]と言われても仕方がない有り様だ。


 「遅いです! 先輩! 例によって例の如く、アイちゃっ…アムルを見張らせていたシュバリエからのエマージェンシーコールで⁉ はわわっ、何で先輩っ、下着姿なの???・・・」


 (他のみんなもパジャマだし…働きたくないって…私もだよ!)


 仲間の聖少女たちが寝起きの恰好でやってきたことに驚き、動揺を隠せない監視役の聖少女クラレント。この場に居る聖少女の中では、もっとも年若い娘である。


 「仕方ないでしょう。今、起きたところなの!」


 「謎の答えは、私の部屋でのお泊り会の完徹ネトゲ。限界を越えてそのままダウン。身嗜みを整える気力を、私たちはネトゲで使い果たしていたわ!」


 「堂々と言わないでよ!」


 「最近のネトゲは楽しいわー♡ 終わらすタイミングがなくって♢」


 「ごめんね…欲望に負けて、止められなかったの」


 ちなみにネトゲに興じていた彼女たちが寝間着姿なのは、お風呂上がりにそのまま、お泊り会に突入したからである。


 先程まで、彼女たちが駄弁っていた別室では、少女の香りと、お菓子の甘い香りが充満する、魅惑のキャッキャウフフ空間が形成されていた訳だ! これがな!


 (私だけ除け者…ざわ…ざわ…ブラック! あまりにもブラック!)


 「ちくせう! 私の中で先輩方へのヘイトが急速上昇中! 仲間外れなんて…みんな酷いよ! 後でツイン・タニア姉さまに報告しちゃうよ!」


 目尻に大粒の涙を溜める監視役の聖少女。ハブにされたクラレント。


 「泣かないでクラレント♤ この埋め合わせは今度するから♧ ニン○ンドーの新作ゲーム機も買ってあげちゃう♡」


 ネグリジェ姿の聖少女♢マイネリーベ♤は、そう言って右腕を年下の聖少女の鼻先まで伸ばし、その指先でクラレントの目尻に溜まった涙を拭った。


 (クラレントったら、泣いちゃって可愛い♡ 誕生日のプレゼント用にキープしていた品があったわ♢ 少し早いけど、それを渡してしまいましょう♤)


 無論、それはニン○ンドーの新作ゲーム機である。 


 「マイネリーベ姉さまもそう言っています! 機嫌を直すのですよ! クラレント! ほら笑って!」


 マイネリーベ♤に続いて、働きたくないでござるとプリントされたTシャツを着たエクレルールがクラレントの頬に手を伸ばし、指先でぷにぷにとつつく。


 「やめるですエクレルール! むー…解りました。新作ゲーム機なら! 新機種なら許す! 許します!」


 涙目モードから一転、新作ゲーム機と聞き、現金なお子様モードへとシフトチェンジするクラレント。何ともキャッシュでキュートであった。


 居並ぶ先輩聖少女たちは、内心で[チョロイぜ!]と舌を出した。 


 「うふふ♡ それじゃ、クラレントちゃん♤ 早速だけど報告お願い♡」


 「はい! はいはい! そうでした! アムルちゃんのことです!」


 先輩聖少女♡マイネリーベ♤に促され、シュバリエ使役を固有術式とするクラレントは、本来の任務に立ち戻り、その報告を開始した。


 「じつはですね先輩! アムルちゃんが…」


 居並ぶ聖少女たちで最年長である♧マイネリーベ♢は、後で新作ゲーム機が手に入ると喜び、勇んで報告するクラレントからの説明を、にこにこと笑顔を見せたまま聞き続けた。

 

 そして根気よく、少し舌ったらずなクラレントの報告を聞き続けた。


 彼女、聖少女♤マイネリーベ♤は、自分を恋人と誤認させる魅了の固有術式の使い手だ。普段から聖少女集団の指揮官的な地位にいる実力者である。

 体術、術式に負けず劣らずの忍耐強さも持ち合わせ、年下の聖少女たちの至らない点も許容できる、メンタル最強、お守り役も上手に熟す聖少女なのであった。


 「…と、いうことなのです!」


 「うん♤ 状況は理解したわ♧ 出撃案件です♢ みなさん聖少女フォームへ♡」

 

 報告を聞き終え、早速、支持を出していく♡マイネリーベ♧。一瞬も躊躇せずに変身して、アムルの支援に行くわよと出撃を決断した。


 「変身フォームアップ♡」


 「変身フォームアップ!」×3


 頸元のペンダント。その中心に取り付けられた聖石アムリタの小さな宝玉に右手指先で触れ、変身する寝間着姿の聖少女たち。

 すでに聖少女フォームを身に纏っているクラレントを除き、それぞれの属性に応じた聖少女フォームを身に纏う。


 某テレビ局の日曜朝の、女児向けプリティでキュアキュアな変身乙女のようでもあり、マスクでバイク乗りなヒーローのようでもあり、戦隊な方々のようでもあった。


 「ループちゃん♢ 転移準備♡」


 早速、まとめ役の♡マイネリーベ♤が、スールたちに指示を飛ばす。


 「了解。クラレントのシュバリエ付近の空間と同調、開始します」


 指示に従い、空間操作の固有術式持ちの聖少女ループが、フラフープの輪を巨大化させ回転させる。徐々にその輪の内側の光景が、異空間…現世の日本上空…へと移り変わっていく。


 「レム♡ エクレルール♧ 転移と同時に催眠術式と広域探査術式を♢」


 「YES、マム。みんな夢の世界に招待しちゃうです」


 「進入妨害の結界敷設の準備は、すでに完了済みですよ」


 それぞれに報告を返し、レムとエクレルールは催眠と結界用の呪符をひらひらと振って見せる。


 「よろしい♡ 行くわよ♢」


 レムとエクレルールの手際の良さに気を良くした♧マイネリーベ♢がそう宣言すると。


 「ガッテンなのです!」


 と、ムードメーカーなクラレントが同意した。


 そんなこんなで、♢マイネリーベ♤に従い、クラレント、ループ、レム、エクレルールたちは空間転移フラフープの前へと移動した。

 この時、すでに輪の先は異空間を経由して日本上空へと繋がり、現世への扉と化している。


 「各自、防御態勢を取りつつ、臨機応変に♢」


 「みんな、転移酔いに気を付けて。ちょっとクラクラするわよ」


 「慣れてるわ!」


 「ならば良しです」


 「出撃! 出撃! GoGoGoGo!!!!」


 「アムルちゃんの助力にレッツ! Go!Go!」


 「さて、あの中二病、暴走してなければよいのですがね」


 「暴走してるでしょうね♡ その後始末が私たちのお仕事よ♤」


 「あ、はい」


 「今回もそれに付き合うのか。疲れそう…働きたくないでござる」


 それぞれに悟った会話をしつつ、仕方ないなと巨大化したフラフープの輪に飛び込んでいく聖少女たち。

 彼女たちが去ったことで、大樹の楽園は再び静寂を取り戻し、しばらくの間、慌ただしさを遠ざけた。


 ◇◇◇


 時間はありとあらゆる存在に平等で、時にやさしく、時に冷酷である。


 あらゆる事象は例外なく移ろい変化していく。


 それが救済なのか絶望なのかは答えられぬが、聖少女たちも逃れ得ぬことだけは確かであった。


 恐るべき魔術師あくまたちと聖少女の最初の接触からすでに二十年。


 彼等との最悪の出会いから長い歳月を経て、聖少女たちのあり方にも変化が訪れていた。


 始祖たる聖少女たちが、自分たちを付け狙う魔術師たちとの接触を回避し、楽園に引き籠ることを選んだのに対し、新規に聖少女となって者たちは、それほど楽園の外に出ることを恐れなくなっていた。


 件のアムルという聖少女や、彼女を助けに向う♤マイネリーベ♡たちなどが、その良い例であった。


 「「♪~」」


 ここ、大樹の楽園で変わらぬものといえば、この楽園の統率者ツイン・タニアの演奏くらいのものだ。


 そんな呑気に演奏に興ずるツイン・タニアといえば、♢マイネリーベ♧たちに演奏の邪魔にならぬようにと何も教えられずに、一人(?)取り残され、大樹の楽園の留守居役となっていた。


 引き籠り体質の始祖は説得するのが面倒だと、後輩たちに置いて行かれたのである。


 ボッチボン!


 二人で一人の聖少女ツイン・タニアしか人影が居なくなった楽園に、ボッチボンな聖少女が爪弾く演奏が哀しく響き渡った。

 

 彼女の演奏の観客は、今日も樹木と僅かに生息する蟲たちや、微生物、聖石の結晶体のみであった。 


 ◇◇◇


 所変わって、現世日本の某所。


 乱入者が無理矢理に蹴破った扉の先は、異臭漂う地獄であった。 

 

 ガタッ ドザッ


 異臭が漂う部屋の中央で、椅子に拘束された少女が椅子ごと床に倒れ込む。アムルの突入に驚いた男が、椅子から手を離したからだ。


 拘束された少女は、睡眠薬を飲まされ意識を失ったままだ。年齢は高校生くらいだろう。

 

 相当強力な薬を盛られているのか、椅子と共に倒れた衝撃を受けても、ピクリとも動かず、呻き声を上げることもなかった。

 

 部屋の中、椅子に縛られた女子高生を挟んで向かい合う、中学生程度の身長の少女と、動揺を隠せないままに、震える右手にナイフを握る中肉中背の男性。


 一方の少女は、アムルと言うスペルネームを持つ聖少女。♡マイネリーベ♤たちが助力しようとしている聖少女、その人である。


 大樹の楽園に属する、聖少女になって間もない13歳。


 完全に聖少女に変化しきっていない身体と未熟な精神を持つ、正義感のみが突出した半端者だ。


 抑えられない自身の中二的正義感に突き動かされ、少女連続失踪事件に介入した果てに、先程この古びたアパートの一室の前へとたどり着いたのだ。


 そうして大樹の楽園一の問題児は、こうして間を置かずに犯人の解体部屋であるアパートの玄関をドガンッと蹴破り、突入に成功。


 被害者少女を挟んで、凶悪犯の一人と向かい合ったのであった。

 

 「う? うううっ?」


 対する連続失踪事件の犯人は、この様に動揺していた。


 なぜなら、漫画や動画の中に存在するような、魔法少女のごとき恰好をした少女が、突如として頑丈なはずの玄関の扉を蹴破って、室内に突入してきたのだ。

 現実に認識が追い付かず、異常事態に直面し、焦りに焦っていた。


 (なっ、何でこんな、女児アニメのヒロインやら魔法少女みたいな奴が、俺の解体部屋にやって来る??? 訳が…訳が解らん!)

 

 この困惑する犯人の男、大陸と半島のハーフで、その日本名を黒石隆宏と言う。


 彼は一昨年前から、巧みな話術を駆使したSNSで少女たちを誘い出し、として加工、販売する東アジアの犯罪組織の一員であった。


 その犯罪は悪辣さを極め、様々な残虐行為の果てに、最終的に捕まえた少女をスナッフ・フィルムの被写体とする、異常かつ過激なものであった。


 じつは、昨今の政情の変化のために、黒石が所属する組織は日本からの撤退を迫られていた。

 上層部の幹部の祖国が、核兵器の問題で国際的に孤立化。日本においても締め付けが徐々に厳しくなっていたのである。

 真綿で首を締められるように、徐々に追い詰められていった上層部からの支持を受け、黒石はこうして最後の大仕事して、なりふり構わぬ逃亡資金の調達に邁進していた。

 大金の種となる様々な映像媒体を抱えて、海外逃亡を図るために。


 そう。


 現在、異臭漂う部屋の真ん中で拘束され倒れ込んでいる女子高校生は、聖少女アムルがこの場に突入してこなければ、その十数人目の被害者になるところだったのだ。


 「くっ! …ん?」


 (…なんだ? 小娘じゃねーか! 女児向けのヒーロー気取りの馬鹿なのか?)


 突然、玄関の扉を破壊し、突入してきた闖入者に困惑していた黒石であったが、その闖入者の姿を認識して、徐々に自身の内に秘めた残虐性を高めていった。


 一般人なら、少女が堅牢な玄関の扉を蹴破ってきた異常性に警戒心を募らせ、この場から一刻も早く逃げ出そうとするが、黒石は一般人とは程遠い外道。そして殺戮に快楽を感じる異常者であった。


 幾人もの少女を閉じ込めて屠殺してきた自身のホーム。その内部に漂う異臭を脳への刺激として、嗜虐性を高めていた異常者は、聖少女アムルを新たな獲物と認識し、狩りの欲求を抑えられなくなっていった。


 元々細い目をさらに細め、ペロリと舌を出して唇を一舐めする黒石。


 「おっ、ぅおおおおおおおお!」


 ダダダッ! ダンッ!


 短時間で嗜虐性を異様に高め、警戒心を放棄した黒石!

 狂気を宿す雄叫びを上げて、床に倒れ込んだ女子高生を跳び越えてアムルへと襲い掛かった!

 ナイフで首筋を掻き切られ、多量の鮮血を飛び散らせながら倒れ伏すの姿を思い浮かべながら!


 「ひひっ!」


 黒石は快楽中枢に刺激を受け、若干アヘ顔となってエラの張った顔面を歪ませた。また、殺人衝動と性欲が連動したのか、その股間の粗末なモノを膨張させ、変質者よろしくジーンズの前面にマストを張った。


 (ひひひひっ! こいつも解体してやる! それを自慰のオカズにしてやるぜ!)


 黒石の右手のナイフが、アムルに向い、勢いよく突き出される。


 だがしかし。


 (当方に、迎撃の準備………有り!!!)


 黒石が跳び掛かったのとほぼ同時に、聖少女の全身から、一流の戦士の気迫が溢れ出た!


 タンッ!


 「⁉」


 驚愕する黒石へと、アムルは自ら近付くように前方へ跳び、くるりと一回転する!


 (まっ、不味い!ガッ、ガードを! うっ、動け!)


 興奮状態となり、脳内に大量のアドレナリンが分泌された黒石は、視神経が強化され、アムルの素早い動きを認識することが可能であった。

 

 しかし、肉体までは都合よく動かすことはできない!


 次の瞬間、跳ね上げられたニーソに包まれた聖少女のお御足が、鋭い回し蹴りとなってクリーンヒット!


 石黒の身体は、見事なカウンターで吹き飛ばされた!


 アムルの肉体強化系の固有術式、[絢爛無双]の威力であった!


 絢爛無双の術式とは、各時代を彩った達人の技を現代に甦らせる術だ。体内のアムリタの流れと肉体を、達人のごとく巧みに連動させて適切な一撃を放ったのである!


 「…我、一日の修錬を千日分の鍛錬とし、十日の鍛錬を万日分の修錬とする者なり…すなわち…我が術は武を持って大義となす絢爛無双の技なり…悪しき者共よ…我が征く道を恐れよ…」


 回し蹴りを見事に披露し終えた聖少女は、ふわりと床に降り立ち、隙を見せることなく構える。そして、絢爛無双の呪文の詠唱を再開した。

 部屋に突入する直前に唱えていた呪文の続きである。


 その効果によって、聖少女の肉体的、スキル的な強靭さがさらに極まっていく。


 「…仁に寄りて世を巡り…義によって正道を歩み…礼を持って民草を安んじ…智を持って施しをなす…」


 「…信頼を得て共に歩み…忠烈を示し民草のならいとなり…小さき者…老いた者には考悌の志を持って接する…」


 「…されど外道にそれ等は不要なり…ただ武威をもってこれに当たれ…穢れより目を逸らさず正視し…これを許さず…戦い続けよ…弱き者の剣となれ…これこそ真の大義なり…真の愛なり…すなわち武の理…絢爛無双なり…」


 そこまで唱えた聖少女が、カッと目を見開き叫ぶ!


 「悪しき者よ! 我を! 真の愛を恐れよ!」


 さらに研ぎ澄まされたアムリタを全身から発して、聖少女アムルは自らの大義あいを高らかに主張するのであった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る