お父さん2

そして馬車から出て来たのは、貴族服を着た銀髪の男と、金髪で40歳位の女。

そして俺より、二歳ぐらい歳上?の男の子だった。


若い男性はお母さんと同じぐらいの歳でイケメン。貴族より騎士って感じの体つき。


女性は、赤いドレスを着てすごい濃い化粧をしている。

見た目、嫌な貴族令嬢だ。



「おかえり~ グラム~」

お母さんが若い男性に抱きつく。


グラムってのはお父さんみたいだね!


だから俺の名前がグランで髪が銀髪なのか!

イケメンで良かった。


お母さんは美人だし。


で・・・

隣のは誰?


まさか不倫相手??



そんな事はなく第1婦人だって。

重婚かよ!


お母さんとは仲悪そうだった。


父さんには二人ともデレデレだけどね!


男の子は兄でした。


お父さんは暫くこの家に居るらしい。


そしてお兄ちゃんが元気の無い理由が分かった。


「アレン!

庭で模擬戦だ!!」


うるさいよ!!

普通の赤ちゃん、今ので泣いてるからね!!


そもそも、お兄ちゃん剣使えるの?

練習してたのかな??


そしてお兄ちゃんが渋々、刃引きした直剣を持って庭に出る。

目が死んでるよ・・・



この後お兄ちゃんの悲鳴を何回も聞いた。


「グランも大きくなったら剣教えてやるからな」


だって笑いながら


笑わないで・・・

命の危険を感じるから・・・

手加減してね?



そして次の日、第一婦人と男の子は王都に帰りました。


王都か・・・

いつか行ってみたいね!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る