夢の中で

俺の目の前には、世界神様達と小太りなおじさんがいる。


まさか、また死んだのか?


「いや、生きてるぞ。

春輝くんの夢の世界とここを繋いでいるのじゃよ。」


夢を繋げるって・・・


「君がステータスの事で、困っているようだったからな。

ほれ、知能神頼むぞ。」


「はいはい」


知能神様は俺に手を向ける。

刹那、俺の体に何か入ってきた気がした。

俺がその感覚に驚いていると


「隠蔽スキルと改ざんスキルと春輝くんに授けました。改ざんスキルは、ステータスを改ざん出来て、隠蔽スキルは鑑定を阻害出来るので。

これで大丈夫ですよ」


やったね!

これで俺は自由だ!!


あれ、でもなんで困ってた事、神様達知ってるの?


一斉に神様達が顔を背ける。


いや、怪し過ぎるから!


「その、たまたま困っている所を見たんじゃよ」


世界神様・・・

見るってなんだよ!

プライバシー無さすぎでしょ!!


まさか、ずっと見てるんじゃ・・・


「いや、そんな事はーー無いのじゃ・・・」


「世界神様、ずっと春輝くんの事見てるのよ。

私はちゃんと止めたわよ!」


「僕も止めたから!」



「私も止めました・・・」



「俺も止めたぞ」


魔法神様達が世界神様を売りました!

最低だな!!世界神様

もう世界神様に様つけなくて良くない?


「わし、上級神なのに

もうしないから許して・・・」


認めちゃったし。


まあ今回は良いか。

で世界神様の隣にいるの誰?


「商業神ですわ。

春輝はん、よろしゅーな。

わての加護は便利でっせ!

特大にしとくさかい、どんどん使いはってな!!」


わ~

関西弁だわ。

なんか売り込みみたいだね!

金とられないよね?


「そろそろ、時間じゃの。

また、会う時を楽しみにしているのじゃ。」

次があるのか・・・


マジでこれからは俺の生活、覗かないでよ!


フリじゃないからね!!


「わかったのじゃ。

反省したから許してもう欲しいのじゃ!」





そして目の前が真っ白になった・・・



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