第8話 ただいま逃走中
ドクの義手が空に向かって伸びる。
手のひらの中央から、帯状になった「糸」が屋根に向かって飛び出していった。「べたっ」と引っ付くと、伸縮性の高い糸はドクの身体をゴムの様に上方へ引っ張り上げる。
糸は何種類もある。
粘性、伸縮性、強度は自由自在。
それらを駆使して先へ進む。
路地は軍靴でうるさくなりつつある――。
無駄に聡明だった指揮者のおかげで、バルブレア軍の動きが迅速だったのだ。
早々に大通りには検問が置かれ、ツーマンセルになった怖そうな軍人達が街を徘徊している。
『詰んだわね』
リリーがドクに(若干だが、楽しそうに)言う。
「まだですよ!陸路が塞がれただけで諦めていたら、三流大学の助教授は務まりません!」
ドクは2メートルほど開いた建物の間を、決死の覚悟(大げさ)でジャンプしてから答えた。もちろん(?)彼は高い所が得意ではない。
ドクの持論は「高い所が好きな人は成金主義なんだよ。人よりも高い所にいたいという欲求は位置エネルギーをより多く所有したいという願望の表れなんだ。つまり、自己の充実よりも比較による優位性にしか価値を見いだせない、心の寂しい人間ということさ。大事なのは安定した地面にしっかりと足を着けて、堅実かつ着実に次の世代に資産を渡していくことなんだ」である。
要するに怖いらしい……。
『まったく、逃げるところまでがっちり見られるなんて、迂闊もそこまでいくと不憫になるわ』
「だって、部下にトラブルが起きたら皆で乗り込んできそうなものじゃないですか。それを見張までちゃんと置くなんて、預言者ですかって感じですよ」
『ベランダへ出る前に外を確認すればよかったじゃない。そうしたら裏に回る事もできたのに――っていうか、そろそろ、指揮官が優秀なら屋上に哨戒兵を出してくるわよ。大丈夫?』
空は白んできていた。すでに大通りは検問によって封鎖されているし、見通しの良い屋上まで押さえられたら、いよいよ逃げ道がなくなる。
「……どうしよう……」
『今のうちに下に降りたら?港町の朝は早いし、住民が通りに出てくれば少しは隙もできるでしょう』
「それ採用」
ドクは手近な塔屋のドアを開けて建物内部へと不法侵入した。
糸を使って外壁を降りなかったのは単純に高い所にぶら下がるのが怖かったからだが……。
それが裏目に出る。
「あ」
「げっ」
屋上から続く階段で、哨戒に向かう兵士と鉢合わせてしまったのだ。
確率論からいったら神がかっているとしか思えない。
それでも、アパートなんだから「どうも~」なんて言って、住人を装えばなんとかなったのかもしれない。そこを、この機転の利かない男は「げっ」と声を上げてしまう。情けないったらない。
兵士の方も災難だ。
せっかく仰せつかった「さぼってもバレない任務」だったにもかかわらず、相手が迂闊なおかげで命の駆け引き(ドクにそのつもりは全くないが……)をしなくてはならなくなる。
「お前!手を上げろ!!」
叫ぶ兵士。
しかし、さぼる気まんまんだったから小銃を構えきれない。
そこに緊張感で勝っていた(しかし反射神経では劣る)ドクの右腕が伸びる。咄嗟に兵士は体を後ろにそらせるが、どっこい、手のひらから糸が飛び出てくる。顔面にふりかかる粘着性の高い糸――目つぶしを食らった兵士は反射的に顔へ手を伸ばす。
「よいしょ!」
その隙に、ドクは電気壺を稼働させる。
右腕にプラズマ光が走り、そのまま兵士を指先でタッチ。
「べべべべべべべ」
という漫画的な声を出しながら兵士は意識を手放した。
「はあ……。死ぬかと思った」
息を切らすドクへ、リリーは「信じられない」と文句を言う。
『あんたの引きの強さはなんなの?まさかの鉢合わせ?わざとなの!』
「僕だって信じられませんよ。もう勘弁してください……」
ドクはまだおさまらない膝の震えをごまかしつつ、階段を下りた。幸い、住人達は起き出して来なかった。アパートメントの玄関扉を押し開いて路地に出ると、もう空気は朝のソレに変わりつつあった。
「このまま人混みにまみれて港まで行けますかね?」
『人混みなんてどこにもないじゃない!……もうちょっと待ちなさいよ。そうしたら仕事に向かう住民が出て来るわ』
「そうは言っても、隠れる場所なんて……」
ふと、ドクの目にちょうどいい路地の窪みが飛び込んで来た。おそらく、もともとは何かの倉庫が収まっていたのだろう。
「……いいじゃないですか」
立体的に移動ができるドクにとって袋小路はマイナス要素にならない。入口に糸を巡らせておけばさらに危険性は低くなる。
ドクは「助かる可能性」という安堵を感じつつ、その窪みに向かった。
「ん?」
「あ……」
ドクは口を開いたまま固まる。
それは相手も同じだった。
小さな倉庫がねじ込まれていたのだろう、そのささやかな空間に男達――それも兵士4名が煙草を咥えて隠れていたのだ。もちろん、さぼっている。
ドクの頭の中にリリーの『あんたって男は!!』という声が聞こえる(気がする)。ドクだって自分の「引き」を嘆きたかった。
「どうも~」
今度こそ笑顔で立ち去ろうとするドク。
「待てよ……」
呼び止める兵士。
「いやいや、失礼――」
「だから待てって言ってんだ!!」
伸びる兵士の手をかいくぐってのダッシュ!!
「なんでだーーーーー!!!」
ドクは目標も定めず、とにかく走り始めた。
もしかしたら、彼等はさぼっていた事を口止めさせるためだけに呼び止めたのかもしれない(この不真面目な兵士達がドクの人相を正確に把握しているとは思えない)。ただ、この状況で自分の体をゴツイ制服組の連中に渡す度胸はドクにはなかった。ただ逃げる。それも全速力で!!
「いたぞ!!」
「応援を呼べ!!」
ドクの後方で声が響いた。
「やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい!!ひじょ~にやば~い!」
猛ダッシュと、緊張感で血圧が跳ね上がる。吸い込む酸素が足りないと脳が錯覚を起こす。涙が出てこないのは、きっと交感神経がバーストしているからだろう。
ドクは何度も狭い路地の角を、自身の最高記録を更新するスピードで曲がった。しかし、後ろから迫る気配は消えない。あたりまえだ。日々訓練している兵士と、しがない大学助教授では積んでいるエンジンが違う。
「考えろ…ハアハア……つかまったら……ッグ……ハアハア死ぬ……」
ドクは必死に助かる方法を考える。
スペックが違う以上、このまま競争していたら捕まるのは目に見えている。うまい知恵が回らなければ助かる見込みはない……。
やがてドクの移動速度は落ち始め、自力で勝る兵士達に距離を詰められた。兵士達の装備が小銃ではなく、拳銃だったら早々に決着はついていただろう。
「ハア、ハア……もう逃げられんぞ」
「手間取らせやがって……」
さすがに息をあげている兵士達。
それでも彼等はドクを袋小路へと追い込んだ。三方を建物で囲まれた決して広くない空間である。
「おい、旦那が探してたのはコイツでいいのかよ?」
ようやく追いついてきた小太りの兵士が息を整えつつ尋ねる。
「何で俺が知ってると思ったんだ?俺はお前に付いてきただけだよ」
「まったくお前らはしょうがねえな、こいつは逃げたんだから、とっ捕まえてもいいんだよ。俺等はコイツが誰だかなんて知ったこっちゃねえさ」
彼等はよく分からないまま追っかけて来て、そんでもって、とっ捕まえることを決定したらしい。
いい加減すぎる。
「ハア……ハアハア……人違いじゃないですか?」
ドクが一応聞いてみる。
まだ肩が上下に激しく動いている。
「かもな、でもそうじゃないかもしれねえ。だから、ちょっと付き合えよ兄ちゃん」
なかなか手ごわい。
「僕、詐欺の容疑で捕まったことがあるんです。だから、捕まるわけにはいかなくて……お金を払うんで、見逃してくれませんかね?」
「おお、なかなか賢いなお前。でもな、俺達が探している男ってのも、捕まえると金一封が出るんだ。残念だな」
「もし人違いだったら、俺等がお前を助けてやるよ?だから、有り金よこせよガハハハハハハハ!!」
きびしい。
非常にきびしい。
でも、ここでやらなければ状況は悪化することは目に見えている。あがいて助かる可能性があるのはこの場だけなのだ。やつらのホームに連れて行かれたら運命を他人に100%委ねることになる。
――上手くいくだろうか……。
ドクは目の前に立つ4人の兵士を眺めて思う。
糸を繰り出して感電させるにも、一度に全員を糸でつながなくてはならない。もし、たった一人でも糸につなげられなかったら、距離を取られて「ずどん」だろう。彼等に躊躇する理由はない。
武器を持っていないと思われている今だからこそ勝機がある。そのための仕込みも済ませた……。
「さあ、一応、手を上げてこっちに来てもらおうか。大丈夫なんだろうが、一応規則でな?」
体のひと際でかい兵士が手招きする。咥え煙草。よく、全力疾走のあとに火をつけられるものだと、ドクは感心してしまう。
「そうだ。よし、そのまま来い」
言われるがままである。
両手を上げて、5メートルほどの距離をできるだけゆっくりと歩く。
「さっさと来いよ。ビビってると、ほんとに撃っちまうぞ」
細身の兵士がドクを煽った。
でも、ドクは牛歩戦術を崩さない。
あとちょっと……。
もうちょい右……。
「まっすぐ歩いてこいよ。どうせ逃げられねえんだから」
そんなことはドクも知っている。
さぐっているのだ。
重ならないで「接続できる」ポイントを――。
そして到着する。
ここならお互いが重ならない。
「みなさん……『CEB合金』って知ってます?」
ドクは足を止めて、少し優越感に浸りながら聞いてみた。
「はあ?何ってんだテメェ?」
細身の兵士は今にも殴りかかってきそうだ。
でも、ドクは続ける。
「3年ほど前に発表された合金でして、電気伝導率がものすごい事になっているらしいんですよ。ちなみに、電気ってのは電線の断面積によって伝わりやすさが変わるので、こう、蜘蛛の糸ぐらいの細さだと大容量の電流を流すってのは難しいんです」
わけのわからない事を言い出したドクに対して、兵士達は警戒心を高めた。かといって現時点では対応のしようがない。せめて小銃を構えるぐらいだ。
「そこで止まれ!!」
ドクはニコリと笑う。
「そんでもって、こいつはコイルですよ。『電』『磁』『力』。学校で習いませんでしたか?さすがに皆さんが持っている銃を引き付けるなんてことは出来ないですけど、細い糸なら何とかなると思うんです」
ドクの右腕には糸がグルグルに巻かれている。
「何を言ってやがる!!」
「そうなんですよ。何言ってるか分からないでしょう?隠すの大変だったんですから――逃げながら路地に糸を張っておいたり、ホラ、手を挙げるフリをして上から落としてみたり――おかげで大丈夫そうですね。確信しました」
悪い笑顔。
そして、一気に電気壺を稼働させる。
何重にも糸が巻きつけられた腕に電気が流れ、磁界が発生する。すると、兵士達の体へ知らず知らずに巻き付いた糸が引き寄せられていき――。
「意識をもらうぞぉぉぉ!!」
――磁力によって引き寄せられた糸は右腕へ接触、通電。兵士達は流れ出る高電圧を受け止めきれず、その場に崩れ落ちた。
「よし!!非常によぉぉぉぉし!!」
前から練習していた技だったが、実戦でこんなに上手くいくとは本人も思っていなかった。足元に転がる兵士達を見て、ドクはガッツポーズを作る。
「これで、奴等を混乱させられるぞ!助かる道が見えてきた!!」
大柄な兵士の服を脱がせながら、ドクはほころぶ口元を抑えきれない。第三者から見たら、気を失った男の服を脱がせて喜んでいる変態。しかも相手は毛深いガチムチの兵士――。
『できればそっちの男の方が……』
リリーが自分の好みをボソッとつぶやいた……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オルガは臨時基地内部で人々のざわめきを聞いていた。彼女がいる部屋は四方を無機質なコンクリートの壁で覆われていて、入って来る情報も断片的だが、丁寧にツギハギしていけばそれなりの形になる。「マルタイは警備兵4人を何らかの方法で昏睡させたのち、服を奪って逃走。奪った服から、体格は大柄と推測される……」といったところか……。
「大柄……だれ?」
オルガは首を傾げる。
駐留軍が誰かを探しているのを知った時、もしかしたら「ドク」かもしれないという不安はあった……。
信頼する上司とはいえ、軍隊内で上からの情報を鵜呑みにする人間はいない。よもや騎士長が率先して民間人を拘束することなどありえないとは思うが、比較的参謀本部から独立していた「愚者の騎士団」も、最近のきな臭い世界情勢を受けてその立場もままならなくなってはきている。「義」をつらぬけない現状が騎士団には常にある。可能性は十分にある。迂闊に喋り過ぎたと反省もしている。
しかし、である。
大柄?
しかも、兵士4人を昏睡させるってのは穏やかじゃない。ドクにそんな荒事ができるとは思えなかった。
しかし、気になる情報も耳に入ってきている。
「ワインは不要――」らしいのだ。
もちろん、隠語であることは間違いない。タリスカー家の屋敷はワインの産地で有名な地域にある。つまり、「オルガには情報を与えるな」ということだろう。早合点の可能性がないでもないが、怪しくはある。
オルガは一人で悶々とした時間を過ごした。
飛行船の出航はもう間もなく。護衛の兵士が発着場まで送ってくれる手筈になっている。しかし、気を許した人間が、自軍によって拘束されるかもしれないという状況は、帰還する喜びに勝って気分を憔悴させた。「適当な理由をつけて外へ出るか」とも考えたが、より状況を悪化させると気付き、やめた。
「もう!!」
とオルガはソファに体をドンと預ける。
意図していなかったとはいえ、恩を仇で返す結果になるかもしれないと思うと、胸の奥の方がモヤモヤと不思議にかき混ぜられる。思考がまとまらず、乱反射してしまう。
「余計なことをするから―――」
本心ではない。
助けられた実感がある。
そして、温かかった。
思い出すのは、高熱と痛みで倒れ、そして意識を取り戻した時の状況。
薪のはぜる音と、筆の走る音。
目が覚めてすぐに声をかけられなかったのは、あまりにも心地良かったからだ。既視感からくる温かさに浸かっていたかったからだ。
「どうして助けたの……」
そう言わざるをえない女。
愚かだと言ってしまえばそれまでだが、なかなかいじらしい。視線の高さまで持ち上げられた鳥のお守りはプラプラと呑気に体をゆすっている。
ノックが沈黙を破った。
慌ててお守りをしまうオルガ。別に隠す必要はないのだが、雰囲気だろう。
扉が開き、ジム騎士長が朗らかな空気を運んで来た。
「オルガ少尉、すまない、飛行船ではなく船での帰還になる。すぐに発つ準備をしてくれ」
どうやら、敵機が編隊を組んで近くを飛んでいるらしい。おそらく哨戒機だとは思うが、万全を期してということだろう。
「ふ、船ですか……」
思わずドクの話を思い出し、胸を隠す。
「ん、どうした?まあ、飛行船よりは遅いが、のんびりと海路を行くのも悪くないぞ?さすがに一等客室とはいかないが、個室を取ってくれたらしいからのんびり帰りたまえ」
個室と聞いて安堵の溜息をつくと、ジム騎士長は訝しげに首を傾げた。
臨時基地から港までは目と鼻の先である。それでも、オルガは車で送り届けられた。まるで、誰にも接触しない様に気を使われているようである。
車は関係者以外立入禁止の看板をすり抜けてターミナルのすぐ隣に横付けした。寡黙な運転手と名残惜しくもない別れを告げて、待合室へと入って行くと、中は意外に混雑していた。
旅支度に身を固める人々が大半を占める中、明らかに身軽な観光客がちらほら見受けられる。どうやら、この港からは遊覧船が出ているらしい。
定期船への乗り込み開始時刻まで、あと小一時間はある。オルガはぷらぷらと散策を始めた……と言っても狭いターミナルの中である。屋台を冷かしたら、行くのは展望デッキぐらいのものだ。
3階建の屋上。
時刻は昼を過ぎた頃……。
うららかな日差しが木製のデッキをほどよく温めている。風も穏やかで、刺すような冷たさはどこかに置いてきたらしい。
オルガはたなびく髪を手で押さえながら水平線を眺める。
さすがに絵になる光景だが、どうも表情が良くない。
「気持ちいい……」
オルガは隣の人でも聞こえないぐらいの声量で呟いた。肯定的な事を言わなければこの土地を離れる決心がつかない気がしたのだ。
不安は消えていない――。
見れば定期船側の桟橋には、バルブレアの兵士がぎっちりと目を光らせている。おそらく、まだ捕まっていない「誰か」をこの港町に封じ込めようとしているのだろう。この程度の街だったら一個師団でも十分に閉鎖できる。
オルガは「誰か」が特定されてもいないのに、「うまく逃げてくれれば……」と考えてしまっている。エリート軍事教育を受けた人間としては致命的だが、今は軍服を着ていないので、ぎりぎりセーフといったところか……。
帰郷――。
本来なら、期待で待ちきれない時間になっていただろうと、オルガは思う。
死を覚悟した試験機の墜落から、五体満足でケガすら(ほぼ)治った状態で故郷へ帰るのだ。嬉しくないわけがない。
しかし、心から喜ぶことはできない。せめて「誰か」が「誰なのか」が分かれば(正確に言えば「誰か」が「誰かじゃないこと」が分かれば)、こんなに浮かない顔で海を眺めている事もなかっただろう。この展望デッキにいる人々のように、伸びやかな笑顔で景色を……。
――いや、皆が幸せというわけでもないか。
オルガは思い直す。
特に、奥のベンチで座っている男――。
屋台で売っていた怪しいサンドイッチを弄びながら、肩をがっちりと落としている。なんだか周りの人間にまで不幸が伝染しそうなくらい暗い。帽子を深くかぶり、顔をうつむけているのも陰気さに拍車をかけている。
あ、トンビにパンを取られた。
もう踏んだり蹴ったり。
咄嗟に手をのばしたものの、海辺のハンターはもう空高く浮かび上がっている。男は帽子を取って、叩き付けようとした。が、思いとどまったらしい。
オルガには、男が帽子を取った姿に見覚えがあった。
暗灰色の髪。
右手には不自然な手袋。
メガネは少し傾いている。
たぶん、今のオルガを見たら、老若男女が目を奪われるだろう。ごく自然に微笑む海辺の美女というのは、不思議な魔力を持っている。絶対。
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