第5話 アリバイ

 これは、とある男子高校生の体験談である。


 近所で、児童誘拐事件があった。

 とある容疑者候補の男子高校生が警察の事情聴取を受けていた。


 警察は、その男に、

「あの時、君は何をしていた?何故あのトイレにいた?」

と言った。


 男は自分のアリバイを証明するために自分のケータイを警察に見せてやった。


 警察は、

「・・・そうか。」





 ケータイのアダルトサイトの履歴が、僕のアリバイを証明してくれた・・・。





 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る