第25話 この世界は飄々と

 おつかい、たたかい、あらそい、もめごと、

 はからい、おしごと、ともだち、あくにん、


はからい、特別なはからいがあって、引き立てて貰った役割、

なんてものが結構、どこでもあって、ツテでそうなったって、

どうなんだろうなって話、竜の短刀を持って竜の首飾りなんか、

してたら、そりゃ結構目立ってるもんで、

そのクエストはとある人のボディーガードをするということ、

じゃあまず、その人となりだが、悪い奴はいたもんで、

無き者にしようと襲いかかってくるんでそれを倒すとだな、

ボディーガードは無事に成功するという流れだ。

 そんなに難しく考えることは無いものだ、

時間はたっぷりあるわけではないですが、色々とある。

金が溜まるわけでもない、面白くなることでもない、

時間が全てを解決してくれる。 だから皆先送りにしてる。


 襲いかかってきたのはモンスターだらけ、

キバのあるやつ、ツノのある奴、羽の生えた奴、

尻尾の生えた奴、大口開けた奴、腕の長い奴、


全部そろっても相手にはならないだけ、経験は積んだ、

どこで? 知らない間に強くなったって?

「ええ、一応は」

強いのはボディーガードじゃなくて、

護られてる側だったりはするってこと、

だから楽が出来る。


「だいじょうぶだいじょうぶ」

助ける必要がないのは気が楽なものだ、

一週間はそんな調子で過ぎていく。

さて依頼はこなした、

次はどうあるものか?


 おつかい、たたかい、あらそい、もめごと、

 はからい、おしごと、ともだち、あくにん、

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