僕らの季節

悲しみは崩落

思いがけず楽園


そう、知る由もない


信じてみたら

孤独の雪解け


雨は何も流してなんてくれない

痛みのかたまり

流してなんてくれない


都合の良いことばかり

口にする君が嫌いです


甘く切ない君が好きです


誰かに愛されている君が好きです


在りし日の僕らに

夏を着せてみる


よく似合っていたけれど

冬のほうがいいね、と君は笑った

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