美しい日々

夜空の調べ 幾千の星たち

瞬き翔ける声は消せない


凍て解けのような心が

記憶をくすぐる


逃げ出した好奇心

遥か彼方 掴みきれない


禁断の果実をかじる

きっとまだ明け方の恋


そしらぬ顔で優しくするのは

跡形もない終末を予感させるため


「過ぎゆく時をとめたい」


見え透いた台詞

思いとどまることで

世界は変わるのだろう


未完成の夜は終わり

そう告げられても願い続ける


あと少し、このままで

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る