第5話 チーム編成


「と、まあ実力を測るって言っても、私達の部活の内容の説明が先なんだけど、私達の部活は簡単に言うと賞金稼ぎよ。そもそも魔法というのが人類に与えられた理由を答えられる人いる?」


部長が教壇に立ち、新入部員に質問を投げた。


賞金稼ぎと、それに何の関係がある?と思ったやつもいるだろう。


だが実際はある。


「それじゃあ答えたけど、魔法というのは神様たちの世界から、こちらへ流れ込んで来る異世界の生物を倒すために、与えられた力なの。歴史の授業でもやると思うけど、これは嘘じゃないわよ。実際、龍だって召喚できるんだからその世界があるのは事実なの」


そういう事だ。

神達の世界では、当時は非常にマズイことになっており、確かラグナロクの再来?それの影響で、こちらの世界へ逃げ出す魔物を止めるための使者を送ることができなかったため、魔法を与えたそうだ。


その一件でこちらの世界へ、来ることができるようになり、今でもあちらの世界から流れ込んで来る異世界の生物がいるというわけだ。


「でも実際、それを対象できる人は少ない。それは何故か。まず戦うということに慣れてきていない人が多いから。だから国はそれに賞金を掛けるという形で慣れさせようとした。討伐もしくは捕獲すると賞金が出るの。でもそれを一般人に戦わせるのは命のリスクがあるだから賞金稼ぎのプロが誕生した。被害を及ぼす前に始末する。出現ポイントを予め予測し動く。まあでも敵のランクによってはプロのチームでも厳しいみたいだけど、ランクってのは1〜5まであって、私達の部活で行う最高が3よ。ほとんどは1や2ね」


「ちなみにだけど、神様にも多数の神様がいて、私達の主となる神様は皆んな同じではないの。だから同じ属性の魔法でも、使いやすかったり、使いにくかったりするの。私達の先祖がどの神様と契約しているかってことね」


「質問いいですか?賞金稼ぎですが。それって死ぬリスクとかあるんじゃないですか?」

新入部員の一人。確か名前は小崎こさき春香はるか

物静かな、女の子って印象だ。質問から、何故この部活に来たのかすら疑問がある。


「あるわね。だからこそ、説明してる。やめたいならその時辞めさせてあげるし、私達は止めることはしない。それに私達の顧問は元プロの賞金稼ぎよ。だから1〜3程度なら身勝手なことさえしなければ、死ぬことはない。実際今まで死んだ部員はいないわ」

ごもっとも。

死んだ部員がいる部活なんて存在していいはずがない。


「当たり前です。部員が死んだなどありえない話ですから。わかりました。辞めたい時に辞めますので」

なら何故ここにきたんだ。

後々わかることだがこいつは友達が心配で入部を決めたらしい。


「了解よ。それじゃ話を戻すわね。それで賞金だけど、半分は部費として貯めてる。もう半分は参加したメンバーで等分してるわ。まあ一人当たりの分け前は本当に少ないけど、そうね。ちょっとしたお小遣い稼ぎとでも思ってくれればいいわ」


「質問いいですか?この部活の目的は何ですか?賞金稼ぎっていってもあまり分け前も無いみたいですが」

真田が立ち上がって質問した。


「私達の部活の目的は一つよ。魔法の意味を正しく理解して、使う。これだけ。異世界の生物が大量に攻めて来た時、何もできない。何てことにはならないようにするため、しっかりとした顧問の元、魔法を使うというのが目的よ」

つまり異世界の敵になれるということか。

その結果として金が手に入る。

つまりは金はオマケで、その時に身につく実力こそが、この部活では価値ありと判断しているんだな。


「わかりました」

真田が椅子に座ったのを確認すると、部長がニヤリと笑った。


「さぁ!実力試験よ。とりあえず失格はないとだけ言っておくわ。要は一年生の実力が知りたいわけ!だから、とりあえず先輩と二人一組でランク1のターゲット【 ホムンクルス 】を倒して来てもらおうかな。期限は1週間。ホムンクルスの出現場所は先生が随時、このグループのメンバーには入ってもらうLION《ライオン》グループで呟いて貰うから、とりあえずはみんなスマホ出して!」


情報が多いな。

まとめると、先輩と二人一組で組んで

1週間以内にホムンクルスを倒せか。

LIONグループで先生が呟くと言うことは、調査系魔法持ちの紅色も関わってそうだな。


調査系の魔法が無ければ、向こうと此方の世界をつなぐ門が出現したことが、わからないのだ。


「もう一度質問いいですか?随時と言いましたが、そんなに出てくるものなんですか?」

真田が手を挙げ再び質問した。


「そーね。ホムンクルスは出てくる方よ」


「わかりました。ではもう一つ、それは全ての部員が1週間で達成できる数ですか?」


「わからないわ。だからこそ、試験なのよ」

成る程。倒せない奴は、倒さないという評価。倒せれば倒せたという評価。そしてそもそも戦う事すら出来ないという評価があるわけか。

「はい!では、そのグループでホムンクルスの出現場所が随時表示されるから、行く時は先輩に連絡して一緒に行くこと。あくまで先輩が見ている中でやる事!ここだけは守ってね」


スマホには 【革命の狼煙 部】という、グループが追加されていた。


「それで組だけど、くじ引きよ!」

そう言って、部長は各色のついた割り箸を取り出した。


「先輩達はあらかじめ色を決めておいたので、この6本は君達新入生のくじよ!私が持ってるから一人ずつ引きに来て」


三神 由美がスッと立ち上がり、姉の持つ割り箸を引いて席に座った。


「青」

と呟いた。


「青は私ですね。よろしくお願いします。由美さん」


「よろしくお願いします。竹田先輩」

副部長と三神がチームみたいだ。


「ハァああああ!?彩ちゃん裏切るの!私の妹を奪うなんて!ひどいわ!見損なったわ!」

「はいはい。一年生の皆さんがお待ちですので、仕事に戻ってください」

うぅ〜と泣きの演技をする部長を軽くあしらう、竹田先輩。流石副部長だけあって、部長の扱いが上手い。


「うぅうう。はい次の人」

部長は泣いた演技を続行しながら、くじを持ち直した。


中谷が立ち上がり「俺が引く!」と言ってスッン!思いっきり引いた色は赤だった。


「赤です」


「赤は俺だな!よろしく中谷」

175cm超えの先輩

確か名前は


「よろしくお願いします!木之下先輩」


そう、その名前は木之下 健人たけと

熱血コンビ過ぎる!


「次は影使いの御白君!ほら!引いて!黄色がオススメよ!ほら!はーやーく!」

部長の指名により、残り物でいいかと考えていたんだが、俺が引く事になった。


黄色がオススメという事らしいが何故だ?


スッと引いた色は黒だった。


ブフッと顧問二人が同時に笑った。

( 黒すぎ!ふふふ )

伝達魔法を無駄遣いするな!

俺は心で黄色に言ってやった。


「黒です」

「そうなの!黒は私よ!」

と部長が言ったが、ハァとため息が聞こえた。

「部長は黄色です。お忘れになったのですか?」

副部長だった。

「黒よ!黒!」

「いいえ、部長は黄色です」


「私が黒よ。2年の九条くじょう 亜澄あずみよろしくね」

腰まである黒髪ポニーテール!レア度高いな!可愛い!綺麗!最高です!

「よろしくお願いします」

一言だけ返して、席に戻った。


席に戻ると顔に喜びが出ていたのか

「よかったじゃん!九条先輩可愛いよな!」

と中谷から話しかけられた。


「そうだな」と流しておいた。

九条先輩は一般的に見て可愛いと思う。

多分だがこの部活の先輩は基本的に顔面偏差値では上位に組み込むような人ばかりだ。


「じゃ次〜」と言ってチーム決めは進んでいった。


チームはこのようになった。


・御白 友晴&九条 亜澄

・三神 由美&竹田 彩

・中谷 龍弥&木之下 健人

・真田 表裏&久嶋くじま桃花とおか

日向ひなたゆき&土方ひじかた 幸雄ゆきお

・小崎 春香&三神 美咲


となった。


部長がまさかの噛みつき新入生と組む事になり、非常に気まずそうである。


真田の相手の久嶋先輩はなんかホンワカ系のふわふわ女の子ってイメージの先輩だった。

この人魔法で戦えるのか?と疑問になるが、この二人はホンワカしてるチームだ。


日向 雪は小崎の友達らしく、決まった後二人で仲良さげに話し合っていた。


土方幸雄先輩はなんか武人みたいに硬い性格の人で今日一度も笑う事なく、ずっと話を聞き続けていた先輩だ。

日向とは合わなそうなチームだった。


ちなみに参加しない先輩もいるみたいで、その辺は部長、副部長のぞいてジャンケンで決めたらしい。


そして会が終わると九条先輩に帰りましょうと言われて、驚いていたが、作戦会議と言われたので、共に帰る事にした。


チームを組んだ者はそのチームで帰る人が多かった。

日程の相談や連携やどの様に戦うかなど話すことはたくさんあるが。

日向土方チームと、部長のチームは別々に帰っていた。


部長は副部長と由美の3人で帰ったし、日向は小崎と帰った。


そんな事で大丈夫なのだろうか。


ーーー


「それで御白君は寮住みなのか?」


学校を出た後、九条先輩から少し話をしようと言われ喫茶店に来ていた。


俺はコーヒーを頼み、九条先輩もコーヒーを頼んだ。


コーヒーを口にしながら、まずは自己紹介という流れになった。


「そうですね。寮に住んでいます」


「そうか。では、あまり連れ歩けないな。20時までには帰宅しないといけないだろう」


「そうですね」

現在時刻は17時を回ったところだから、時間には余裕があるのだがその辺の心配をしていくれるのは、正直助かる。寮の門限は20時なのだ。


無駄に連れ回されるなんて事にはならないのだから安心だ。


「まずはそうだな。チームを組むものとして、私の属性と得意魔法を教えておこうか。地属性と雷属性の二つ持ち。得意魔法は地雷を作り出す魔法が最も得意だ」


なるほど、アタッカータイプではなく、得意魔法から分かることは、この人は自陣を守ったりする事に特化しているディフェンダータイプということか。


「それで御白君は実際のところどうなんだ?影魔法というものはあるのか?」

まあチームを組んでいて急に知らない魔法を使われたら驚くか。


隠すことでもないし教えておくか。


「ありますよ。数種類ですが、自分で作りました」

一瞬間があったが直ぐに九条先輩は微笑んだ。


何かおかしかったか?


「そうか!驚いたな。それに、それは良かった。詐欺事件にも負けず自ら作り出したのか!天晴れだな」

九条先輩は自分のことのように、満面の笑顔で賞賛してくれた。


「いや、そーいう驚き方をされるとは思っていませんでした。そんなに有名でしたっけ?」


「有名だな。君はすごく有名だ。でもここ数年その手の話題を聞かなくなったから、忘れている人も多い。人ってのはそんなものさ。絶対に忘れてはいけないことなんだがな」

九条先輩の表情は険しかった。

自分のことではないのにこんなに怒っている人は初めて見たかもしれない。それもさっきまで赤の他人だった人のことで。


「そうですね。その手のことは話題にしないように国にお願いしましたから。高校や中学の生活にも関わってきますしね」


「そうか。君はそう見られるのが嫌なんだな。分かったよ。これからは君を可哀想な人だとかいうイメージをなくす事にする」


「可哀想な人イメージでしたか」

真面目な人だ。

口にしなくていい物も口に出して、もう思わないと宣言した。

「すまない。そうは思いたくはないのだが実際、火属性を極めることができずもう一つの得意属性もないとなるとそう思わざるを得ない。そして御両親はさぞ悔やみきれない思いをされたことだろう」


「両親も今は元気ですし気にしないでください」

なんというか別に話さなければ気づかない事なのだがな。


「そうか?ではそうするよ。それでどのような魔法なんだ?戦闘系か?サポート系か?」

切り替えが早いな。

この人は自分の感情に素直で、物事の区切りもキッパリとつけることができる人なのか。


「そうですね。基本的には戦闘系に属すると思います」


「わかったでは私がサポートしよう。それで日程だが今週の土曜日か日曜日で出現した奴にしようか。早い方が良いだろう」


今日が木曜日だから明後日か。


「その日でお願いします」

「では、土曜日に現れたら集合しよう」

「わかりました。明日の部活とかってどうなるんですか?」


「無いぞ?聞いてないのか?革命の狼煙部は賞金稼ぎをスタートさせたら、部活は基本的に自由になる。部室に行くもいいし、そのまま帰ってもいい。だが、その代わり期限を設けて、その日までに達成する。出来なかったとしてもその理由をまとめ反省文を顧問の先生に提出する。そんな感じだな」


「なるほど。では明日はそのまま帰宅すればいいんですね」


「それなんだがな。明日の放課後、共に魔法修練所へ行かないか?君の魔法を見て見たい」

魔法修練所は学校の設備の一つで、魔法をその中ならどれだけ使っても良いという場所だ。


東京ドームの球場スペース分くらいの大きさの建物であり。その建物は魔法を防ぐための魔法が常に張られており、魔法により損害される事はない。と説明された。


そもそもこの魔法を防ぐ魔法なんて、常に張ってたらその発動者はガス欠するのは当たり前のことだ。


どうやって?とかまあその辺は考えないようにした。


「わかりました。放課後空けておきます」


「ありがとう」


そう言って九条先輩は席を立ち「私が奢る」と言ってレジに行った。


ここは俺は後輩なので、でしゃばらず好意に甘えることにした。


店を出ると九条先輩が「じゃあな」と言って去って行くのを見送り、姿が見えなくなった後、俺は近くの路地裏に入った。


「 こちら黒。報告。学校の部活で賞金稼ぎをする事になった。このまま遂行してもいいか?」

俺はスマホで白に電話をしていた。


「白だ。電話代が無駄だから切るぞ〜黄色が繋げてくれた」

そう言って電話が切れた。

了解ですっと。ま、その方が便利だわな。


「こちら。黒。白いるか?」


(こちら白。黒、まさかお前も革命の狼煙部とか言うんじゃないだろうな)

低い声の男が答えた。

これはカラーズの黄色の伝達魔法である。いついかなる時にも、カラーズで話し始めた時に限り発動する魔法武器を皆持っている。

これは、黄色がいなくても発動することが可能である。しかしその時は黄色も聞いているし、許可が必要なので、常に黄色経由となる。黄色が魔法をキャンセルすることもできるので、無駄遣いはできない。

ちなみに任務中以外の使用は1分100円黄色に取られる。

?よくよく考えたら電話の方が安いよな。


ちなみに、白はカラーズのリーダーである。


「悪い。そのまさかだ」


(ぬぁあああ!やりやがったな黄色と紺色!皆まで言わなくてもわかる。許可しよう。だが、こちらの賞金稼ぎの依頼には答えてくれよ。なるべく部活を優先してくれて構わないが、こっちも生活かかってるし! でもまあ、お前の選んだ道を邪魔したくはないから優先するべきは学校生活でいいからな)

白は俺が聞きたかった、部活で賞金稼ぎをすることを此方が言う前に許可してくれた。


「ありがとう」

俺は心からそう答えた。


(こちら紅色。黒も入ったん?なら私と同じ部活やん?よろしくねぇ)

女性の声で連絡が入った。


「は?紅色いなかっただろ?」


(当たり前よ。敵の情報だけ渡すのが私の仕事なのに、わざわざ顔出さなくてもいいしね。ちなみに私もその学校の教師の一人だから出会ったらよろしく〜)

少し高い女の声だ。団員カラー紅色。敵の出現を知らせるサーチ系の魔法を使う女性である。


なるほど。サーチ系はこの人か。


「ここの学校の先生はカラーズの団員から何人が就任してるんだよ......」


(いやほらあれだよ。俺らの中ではさ、小学生の頃からお前を見てるわけよ。それって最早親っていうレベルで心配なのよ。だからお前が行くであろう場所を推定して予め、その学校に教師として入り、学校の信頼を得ていた訳。まあ馬鹿みたいに毎度ストレス発散みたいに魔法使いまくる奴もいるけどな)


(こちら黄色。うるさいですよ!私だってたまには戦いたいのに、いつも伝達ばかりでつまらないんです!)


(なら戦闘に行くか?)


(嫌です。ランク3とか4なんてやりたくないですし。1とかやりましょうって言ったら美味しくないとか言うじゃないですか!何ですか美味しいって!)


(うまい賞金以外なんて放置したって出始めの賞金稼ぎ集団が取ってくれる。つーか1とか2なら前回のホムンクルスの時には参加しなかったじゃないか)


(だってホムンクルスなんて魂持ちが6体集まれば、それもうランク3以上はある難敵になるんです!)


(だからストレス発散で黒を襲ったってか?それで返り討ちにされたと。全く黒もいい迷惑だろうな)


「そうですね。それに影属性の魔法を部員みんなの前で急に使ったり、やりたい放題ですよ」


(あ。く、黒。それは言ってない。内緒の......やつ)


え?


(おいどういう事だ黄色。影魔法を使った?影魔法は黒がいつも言ってるように奇襲に向いてるんだ。表向きに公開して得するものではない。黒が公開するならまだしも、黄色がやったと?おいそれはルール違反じゃないか?)


(こちら紺色。部活で自分に気を向けてもらいたくてやってました)


(ちょ!紺色!裏切り!?)


(ははは。あの全裸のパーツ無しは笑ったよな。な!黒)


「いやほんとマジで、アレを影魔法とか言わないでほしいわ」


(こちら緑。あの、団員全員への伝達魔法で無駄話しすぎでは?それと、白。書類溜まっ

てますので目を通してください)

緑はカラーズの書記的なお姉さんだ。

給料の振込とか分割やらカラーズのルール作成など色々お世話になっている。

風の運び屋さんでもある。


(あーはいはい。つーわけで、ま、高校生活楽しんでくれよ。カラーズとしても黒を招集する事はできるだけ避けるから、その部活で賞金稼ぎでも楽しんでくれ。じゃあな)


「お疲れ様です」


伝達魔法が解除されたので、路地裏から出て帰路についた。


まあでも、ホムンクルス1体なら俺一人で余裕で倒せる相手だ。


先ほど黄色が言ったように敵は数を増やすとそれにつきランクが上がる。


2体ならまだしも、6体とかとの戦いになると、誰かが囮になって、捕獲すると言うのがセオリーなのである。


九条先輩はサポートすると言っていたが、先輩の得意魔法ではサポートはできない。むしろ逆、どこに地雷があるのかがわかっていてもその付近には近づけないし、動きが制限される。


どうサポートするのかが気になるが、できる限りは一人で倒すという方針でいいだろう。



ちなみに黄色は伝達魔法一ヶ月無料の罰を受けたそうだ。

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