　神職の仕事と、お金を得るための仕事、どうしても忙しい時期が重なってしまうこともあるわけで、そういうときは無我の境地に近づいているなあ…などと思いつつ、日々を消化しています。

　この１１月は、まさにそのような感じでした。

　年中行事の中でも重要なお祭として、「新嘗祭」があります。

　全国どこでも（違うところもあるのかもしれませんが）１１月２３日に執り行われる祭典です。

　今は勤労感謝の日となっていますが、この日は新穀をお供えする新穀感謝祭です。

　神社によっては、赤飯を配ったり、稲穂や古代米をお分けしたり、色々あるみたいです。

　当社では、毎年甘酒を赤米から作って、少量ですが直会でお分けしてます。

　準備が大変なのはもちろんですが、小規模神社ではこの直会が意外と大変です。

　料理屋を営んでいる人たちは毎日こんな大変なことをしているのか…と毎年尊敬とともに感謝しています。

　個人的には、新穀とともに農家の方々や飲食店の皆さまに感謝する日になっています。

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