しりとり俳句(11/23更新)

17/11/06

咳ひとつ 風を感じる 夢うつつ (ゆめうつつ)


17/11/07

夢うつつ 寝覚めに滲みる 茜い空(あかいそら)


17/11/08

紅い空 私を呼ぶは 誰そ彼か(たそかれか)


17/11/09

黄昏か 風の寒い日 君の頬(きみのほう(お))


17/11/10

君の方 今に往くよと 川を越え(かわをこえ)


17/11/11

川を越え 新たな街へ 歩み出す(あゆみだす)


17/11/12

歩み出す 紅い絨毯 木の薫り(きのかおり)


17/11/13

木の薫り 秋の終わりは 肌白く(はだしろく)


17/11/14

肌白く 寝込む体は 風邪模様(かぜもよう)


17/11/15

風模様 北から吹くは 雪色に(ゆきいろに)


17/11/16

雪色に 染まる山際 白化粧(しろけしょう)


17/11/17

白化粧 霜が降り降る 月の夜(つきのよる)


17/11/18

月の夜 照らす明かりと 夜の街(よるのまち)


17/11/19

夜の街 込み入る人の 濁流は(だくりゅうは)


17/11/20

濁流は 押しつ引きつで 手に負えず(てにおえず)


17/11/23

手に負えず 人の怒りの 激情は(げきじょうは)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

龍の思うまま 桐生龍次 @Ryu-G-Carlos

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ