第一章 召喚

1.白昼夢

 サラダの中の小さな緑色の物体をちまちまと選り分けていると、向かいの席の宮下なつみがため息をついた。

「課長、また……」

 なつみはランチセットのサラダを食べ終えて、ちょうど一口で収まる量のパスタをくるくるとフォークに巻き付けたところだ。

 彼女が再び口を開く前に私はいった。

「しょうがないじゃない。苦手なんだから」

「じゃあ、頼まなきゃいいじゃないですか」

「だってこれ、セットのサラダだよ」

「単品を頼むとか」

「あのね、なつみちゃん。私はこの、サーモンとほうれん草のクリームパスタが食べたかったの。で、この、サーモンとほうれん草のクリームパスタは残念なことにランチセットしかなかったの。それに、サラダにキュウリが入ってるかどうかなんてわかんなかったし」

「入ってますよ、普通」

「いや、入ってないのもあるよ」

「はいはい」

 二度目のため息をつくと、なつみはパスタを口に運んだ。

 昼休みの時間帯から少しずれていたので、ビジネスパーソンは少なく、店内はすいている。窓際の席があいていてラッキーだった。春の日差しが気持ちいい。

 それにしても、なつみもよく飽きずに毎回同じ小言をいうものだ。

 仕事をバリバリとこなし、女手一つで息子を育てている一見しっかり者の上司――私のことだ――の意外な一面を見るのが、どうやらなつみはうれしいみたいだ。で、その一見しっかり者の上司のほうも、入社五年目で十四歳年下のなつみに小言をいわれるのが決して嫌ではなかったりする。

 気が付けば、誰かから叱られたり、たしなめられたりすることがめったにない日々を送っている。責任を追及されることはしょっちゅうだけど。この歳になればそれは仕方がないことなのかもしれないけれど、あまりいいことではないな、と思っていた。だから、嫌であるどころか、ちょっと大げさにいうと、ありがたいことだと感じていたりもするのだ。

 いつもなら、このあとなつみが私の皿に残ったキュウリをぱくついてこの話は終わるのだけど、今回は少し違った。

「大丈夫なんですか? そんなんじゃ、武司君に示しがつきませんよ」

 珍しい。

 普段なつみは気を遣って、私が結婚していた当時のことや離婚したことに繋がる話題を口にしないようにしていると思っていたのだけど。

「大丈夫、あの子好き嫌いないから」

「いや、そういう問題じゃなくてですね――」

 たぶんなつみは純粋に心配してくれているんだろう。これまでなつみを二度自宅に招いていたし、二度とも武司に会っている。そういえば、普段は人見知りする武司が、なつみとはすぐに打ち解けていたっけ。

「ありがとう、心配してくれて」

 そういって微笑むと、なつみはちょっと慌てた。

「い、いえ。こちらこそ差し出がましいことをいっちゃって、すみません」

「ううん。そんなに気を遣わなくてもいいのよ」

 宮下なつみが私の部署に来て一年半、最初は就職活動中の大学生にしか見えなかったのに、最近急に頼もしくなってきた。

「ま、まあ、課長は一見しっかりしているように見えて意外と抜けてますからね。あの、それで?」

「ん?」

「それで、あと二つは何なんですか?」

「ああ、苦手なもの? 別に取り立てていうほどのことでもないんだけど」

「教えてくださいよ。気になります」

 自分には苦手なものが三つある、さっきなつみにそういったのだった。キュウリを入れて三つ。どういう話の流れからそうなったのか忘れてしまったけれど、食事が来るまでのあいだに交わした会話に出てきたのだ。

 キュウリ以外の苦手なものは、これまで誰にもいったことはなかった。でも、なつみにはいってもいいか、と思い始めていた。

「じゃあ、今日のプレゼンがうまくいったら、教えてあげる」

「わかりました。任せてください」

 なつみはパスタをほおばりながら、親指を立てた。


 その日のプレゼンの相手は、得意先のひとつで長い付き合いの会社だった。最終的な報告はまだ先で、今回は現時点での中間報告的な位置づけだった。こちらのリサーチの結果も先方が想定していたシナリオに近いものになりそうで、プレゼン自体はほぼなつみに任せて問題はなさそうだった。

 実際、なつみはポイントを押さえた説明で、プレゼンを問題なく進めていた。

 途中一度だけ、なつみに代わって質問に答えなければならないときがあった。

 アクシデントはそこで起こった。

 話している最中、視界が突然揺れた。

 子供の頃、ブラウン管のテレビの画面が壊れる前にゆらゆらと揺れたりしたものだったけれど、それと似たような視界のブレだった。

 変だな。これまでめまいなんて起こしたことなかったのに。

 しかもこんなタイミングで。

 と思っていると、視界の揺れはどんどん大きくなって、像がぼやけ――。

 ヒュン。

 という音を立てて、すぐ目の前を何かがかすめていった。

 それを無意識に避けたんだろう、仰向けにどすんと地面に倒れ込んだ。

 いや、待て。

 地面に?

 会議室の椅子に座っていたはずなのに?

 私は慌てて上半身を起こした。

 視界は正常に戻っている。でも目の前の光景はどう考えても正常とは思えなかった。

 そこは、腰ぐらいまでの高さのある草が生い茂った草原だった。その草原に尻もちをついて座っている。右手に手袋のようなものをはめて、左手に長い弓を握っている。自分が着ている服も見たことのないものだった。

 なんだこれ。

 そう思った直後、背後から男の人の叫び声が聞こえた。日本語じゃない。英語でもない。これまで聞いたことのない外国語だ。振り返ろうとしたとき、体の上に何かの影が覆いかぶさった。見上げると、大きな剣を振りかざした男だった。

 体が固まった。

 どのような状況下でも、人間というものは生命の危険を本能的に感じられるようにできているらしい。どういうことなのかまったっく理解できなかったけれど、このままでは自分は死んでしまう。そう直感した。

 それでも、体は動かなかった。 

 とっさに左手に持っている弓を頭上にかかげるのが精いっぱいだった。

 こんな細くて軽い弓なんて役には立つわけない。頭の中ではわかっているのに、それ以外の行動がとれない。

 男が頭上の剣を振り下ろす動作に入ったのがわかった。

 だめだ。

 斬られる。

 と思った瞬間、男の胸から何かが突き出て来た。

 血まみれの剣先だった。

 すぐさま剣先が引き抜かれ、男の胸から飛び散った血が自分の顔に降り注いでようやく、その場所を這うようにして離れることができた。

 四つん這いの姿勢のまま、恐る恐る振り返る。

 どうやら男は草原に倒れているみたいで、ここからは見えない。男が倒れていると思われる場所に別の男が一人、血まみれの剣を持ったまま立っていた。

 その男は黒髪の長髪で、襲ってきた男とは雰囲気がまるで違っていた。襲ってきた男はまるで野盗のような風体だったけど、黒髪の男はどこかしら上品さを漂わせている。

 自分を含めて三人とも、まるで中世の物語に出てくるような恰好をしている。

 黒髪の男は、草原の草で剣についた血をぬぐってから剣を鞘に納め、こちらへ近づいてきた。

 何か話しかけている。これは何語だ? 英語じゃないし、フランス語、ドイツ語でもない。不思議な発音の言葉だ。

 最初は笑みさえ浮かべていた黒髪の男の表情は、こちらに近づくにつれて困惑に変わり、やがて心配そうな翳りをたたえて、私のそばにしゃがみ込んだ。

 さらに、何かを話しかけてくる。

 私は首を振った。

 わからないの、何をいっているのか。

 首を振り続けていると、男は座っていろ、というジェスチャーを交えながら立ち上がった。何かを察したみたいだ。周囲を見渡すと、近くの林に向かって走り去っていった。

 一人、取り残された。

 なんなのよ、これ。

 とにかく、ゆっくりと立ち上がってみた。膝の力が抜けていて少しよろけたけれど、左手に握りしめたままだった弓を支えにした。

 やっぱり。

 数歩離れたところに血まみれの男が倒れている。

 死んでいる。たぶん。

 右手に見える林以外は、一面の草原だ。

 遠くから吹いてきた風が、波のように草を揺らしながらこちらに向かってやってくる。

 ざぁーっという音を立てながら、もうすぐこっちに――。

「課長?」

 気が付くと、会議室にいた。

 なつみが心配そうにこちらを覗き込んでいる。

 反射的に部屋の隅に置かれているデジタル時計を見た。

 説明を始めてから、ほとんど時間が経っていない。いや、正確にいうと、数秒しか経過していなかった。

 それでも、突然説明を止めてしまったことには変わりはない。部屋にいる者全員がこちらを注視している。

「大丈夫ですか?」

 再度なつみに尋ねられて、ようやく口を開くことができた。

「大丈夫」

 と、小声でなつみに告げてから、クライアントに謝った。

「申し訳ありません。もう一度最初からご説明させていただきます」

 説明を再開しようすると、「ちょっと、このへんで休憩を入れましょうか」と、クライアントの一人が気を利かせて助け舟を出してくれた。

 同意の声が上がり、結局五分の休憩を入れることになった。

「体調、悪いんですか」

 なつみの心配そうな声に、努めて明るく答えた。

「大丈夫。ちょっとめまいがしただけ」

 さっきのはいったい何だったんだろう。いわゆる白昼夢というものだろうか。確かに、人は一瞬のうちに思いがけないほど長い夢を見ることがある。それにしても、さっきのは明らかに普段の夢の感触とは異なってた。でも、白昼夢とはそもそもそういうものなのかもしれない。

 休憩の五分はあっという間に終わった。気持ちを切り替えるべく、無理やり先ほどの異様な体験の記憶を意識から締め出した。

 それからは特に体に不調もなく、プレゼンは無事終わった。


「お疲れさまでした」

 がちん、と中ジョッキのグラスを打ち鳴らして、一気に半分くらいまで飲み干す。ああ、この瞬間のために仕事をしている、というのは大げさだとしても、やっぱり仕事が終わった後の最初の一杯は格別だ。

「くうぅー。たまらん。これでひとつ、肩の荷が下りたね」

「はい。いい感じだったと思います」

 なつみも大きなため息をついて、グラスを置いた。

「一瞬、ちょっとひやっとしましたけど」

「ごめんね」

「いえ、そんな。本当に体調が悪いわけじゃないんですか」

 まさかプレゼンの最中に白昼夢を見ていた、なんていえるわけもなく、睡眠不足を理由にありきたりないい訳でお茶を濁すことにした。

「課長、働きすぎです。ちゃんと休んでください」

「うん。まあね」

「ゴールデンウィークもほとんど出てたんでしょう? 先月の中国出張からこっち、働きづめじゃないですか。ちゃんと代休取ってくださいよ」

「うん。わかってる」

「約束ですよ」

「うん」

「あと、もうひとつの約束も」

「え? なんだっけ」

「もう忘れたんですか、昼間の約束ですよ。ほら、キュウリ以外にあと二つ。教えてください」

「まだ覚えてたの?」

「もちろんです」

「うーん。約束だからしょうがないな。じゃあ、二つ目」

「はい」

「二つ目は、鳥」

「トリ?」

 なつみは今来たばかりの焼き鳥の皿を凝視している。

「えっ、そうでしたっけ。すいません。どしよう、私あと手羽先も頼んじゃって――」

「違うの、なつみちゃん。食べるほうのトリじゃなくて、なんていうのかな……生き物としての鳥、っていうの?」

「はい?」

 あれは、小学校五年生の時だった。

 理科の実験の時間、突然大きな音を立てて、窓ガラスに何かがぶつかってきた。生徒たちが窓際に駆け寄ると、一羽の鳥が地面に横たわっているのが見えた。どうやら、窓ガラスに激突した衝撃で死んでしまったようだ。

 先生は授業を中断して、生徒たちに話し合いをさせた。その結果、鳥の死体を埋めることになった。そして、そのときの学級委員長が鳥を運ぶ役に選ばれた。

「それが、課長だったんですね」

「そう」

 最初は特に何も思わなかった。ちょっと得意な気持ちさえあった。

 だから何も考えず、死んだ鳥を両手でそっと持ち上げた。

 そのときの手のひらの感触を、今でもはっきりと思い出せる。

 さっきまで生きていた生物が持っている生暖かい体温と、ぐにゃりとした柔らかい感触。細かな毛に覆われた鳥の皮膚を通して、はっきりと紅い内臓を感じ取ることができた。

 思わず放り出しそうになる衝動を必死に抑えて、歩き出した。校庭の隅まで。永遠に感じられる距離だった。ようやく死体を埋める場所までたどり着いたとき、周りの音が遠のいていって、目の前が真っ暗になった。

 目を覚ますと、そこは保健室のベッドの上だった。

「それからは、生きている鳥を見るのが苦痛になったの。触るなんて論外」

 じっと話を聞いていたなつみはうなずいた。

「なんとなく、わかる気がします」

「こうやって、料理してあれば全然平気なんだけどね」

 私は焼き鳥の串を手に取った。

「課長、三つ目を当ててみましょうか」

「ああ。うん」

「あの、もしかして、男性、じゃないんですか」

 なつみが酔っているとしても、この推測はかなりおかしい。こちらは結婚して子供もいるのだ。今更男性が苦手というのは普通は考えにくい答えだ。

 やっぱり、みんな知っているんだろうな。それが離婚の原因の全てではないにしても、夫の暴力は大きな要因であることに間違いはない。会社の誰かに話した覚えはなかったんだけど、こういうことはどこからか漏れてしまうものなんだろう。それはそれで仕方がないか。

「うーん、惜しいけど、はずれ」

「えー。惜しいんですか」

「それって、男性全般をいってるんでしょ」

「ええ、まあ……」

 なつみはちょっと複雑な表情を浮かべたけれど、それきり深くは追究してこなかった。

「私ね、離婚するまでけっこうきつかったの。知ってるかもしれないけど」

 なつみはうなずいた。

「もちろん、離婚してからも大変だった。とにかく武司をちゃんと育てること。それだけしか考えられなかった。近くに母がいたから、かなり助かったわ。それでもやっぱりつらいときがあった。とにかく何があっても退いちゃいけない。そう思ってた」

 ハイボールを一口飲んだ。

「そんなの無理よね。母にいわれたわ。張りつめた糸は切れやすいって。だから、私はルールを作ったの。三つだけ、苦手なものを三つだけ自分に許そうって。この三つが来たら、無条件で撤退することを自分に許そうと思ったの。逆にいうと、この三つ以外は、何があっても撤退しない。そう決めたの」

 改めていってしまうとなんだか気恥ずかしい。へへっ、と笑って首をすくめた。

「だからごめんね、キュウリが来たら、私、撤退しちゃう」

「わかりました。こちらこそすいません、偉そうなこといって……」

 しょんぼりしたなつみを慌てて遮った。

「でもいいのよ。矛盾してるみたいだけど、なつみちゃんにキュウリのこと叱られるの、私ぜんぜん嫌じゃないの。というか、むしろ叱ってほしい。ごめんね、わがままで」

「課長、私……」

 何かをいいかけてやめたなつみは、唇をかみしめてうつむいた。

「どうしたの」

 覗き込もうとすると、なつみはがばっと顔を起こした。真剣な表情だった。

「私、これまで男の人と付き合ったことがありません」

「え?」

 ええと……。それはどういうことだ?

「付き合ったことがないんです。男の人とは」 

 つまり、女の人とは付き合ったことがある、という意味だと気づくまでかなりの時間がかかった。

「私、課長の力になりたいんです。ずっとそう思ってました。ご迷惑でなければ、あの、パートナーとして。でも、そういうんじゃなくても、何かお手伝いできることがあったらって……」

 そういったきり、なつみはまたうつむいてしまった。

 ちょっと待て。

「あの、はっきりさせておきたいんだけど、つまり私は今、告白されているわけね」

「はい、されています」

 顔を上げて、なつみがこっちを見た。目が潤んでいる。

 この子、今何杯目だ? 

 私は慌てて記憶をたどる。確か、中ジョッキ二杯と、今は梅入り焼酎のお湯割りを半分くらい――って、なんだ、ぜんぜん大丈夫じゃん。この子はこのくらいでは酔っ払わない。

 つまりなつみは酒で正体をなくしているわけではないということだ。

 いや、ぜんぜん大丈夫じゃないな。

「ちょっと、考えさせて」

 そういうのがせいいっぱいだった。


 帰り道、地下鉄のホームで電車を待ちながら、さっきのなつみの言葉頭の中で反芻させる。

 だめだ。

 酔いのせいでなかなか考えがまとまらない。

 やがて電車がホームに近づいてきた。

 電車のヘッドライトが暗いトンネルを照らし出す。

 あれ。電車のライトってこんなに明るかったっけ――。

 思わず細めた目を開けると、再び別の世界にいた。

 一気に酔いが醒めた。

 今度は夜だった。

 まず最初に目に飛び込んできたのは、焚き火だ。

 焚き火なんて見たのは何年ぶりだろう。とっさに思ったのはそんなことだった。あたりは静まり返っていて、木のはぜるぱちぱちという音しか聞こえない。

 どこかの山の中で木にもたれて、炎を眺めていたようだ。

 森の匂いがする。それも、とても濃い匂いだ。

 体のそばには、布でできたナップザックのようなものと、昼間見た白昼夢のときに持っていた弓が置かれていた。

 ふと、そばに人の気配を感じて振り返ると、男が一人、私の斜め後ろに木にもたれて座っている。黒髪で長髪の男。白昼夢に出てきた男だ。そのときの記憶がよみがえり、体が硬直した。

 こちらの変化に気づいたのか、黒髪の男は立ち上がるとそばまで来てしゃがんだ。間近で見る男の顔はとても整っていて、人によってはかなりの美男子だというだろう。西洋風のはっきりとした顔立ちだが、東洋の血が混ざっているのか、柔らかな印象を与えている。

 男が話しかけてきた。やはり言葉は通じない。

 首を振ると、大丈夫だ、というジェスチャーをしながら、もう一方の手をこちらに伸ばして額にゆっくりとかざした。

 思わず目を閉じた。

 ――強く二の腕をつかまれた感覚にハッと我にかえると、目の前を地下鉄の車両がホームに滑り込んできた。

「大丈夫ですか?」

 腕をつかんでいた男性が心配そうな顔で尋ねている。どうやら、ホームの端のほうにふらふらと歩いていたみたいだ。

 やばかった。

 男性に丁寧に礼をいって、車両に乗り込んだ。

 参ったな。どうしちゃったんだろう。

 今は夜だけど、これも白昼夢というんだろうか。

 やっぱり明日は休もう。

 再び酔いがまわってきた。

 とすん、と車両のシートに背中を預けると、私はあっという間に眠りに落ちた。

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