第6話「じゃんぐるちほーのみちで」

ミルマエニ、ミンナニホウコクダヨ。

コンカイハ、サクシャガカキスギタコトニヨリ、イツモノニバイクライノモジスウニナッテシマッタヨ。

ナルベク、オコラナイデモラエルトタスカルナ。

ソレジャア、ホンペンヲユックリヨンデネ。


 1


 翌日。

「うーん。ここ、どこ……。」

 かばんはあたりを見回し、まだ眠っている、シマウマ、トムソンガゼル、カバをみた。

「そうか。昨日……。」

 しかし、かばんは一人足りないことに気付いた。

「サーバル、ちゃん?」

 するとその時。


 ガサガサ!ガサガサガサ!


「う、うわあーっ!まだ食べないで下さーい!」

「(まだ)食べないよ!」

そして、ラッキービーストもやって来た。

「オハヨウ。カバン。ジャアイコウカ。」

「あっ、待ってください。皆を起こさないと。」

鞄は大きく息を吸って、

「みなさーーーーーーーん! 起きて下さい! 朝ですよーーー!」

と、大声で言った。

「う、うわぁっ!?」

「ななな、何なの!?」

「も、もしかしてセルリアンがきたのかしら!?」

「ちっ、違いますよ! ほら、早く今日の支度を! 」

「朝ごはん……。」

「朝ごはんですね! ほら! 早くかじって下さい!」

「いや、そうじゃなくて、じゃぱりまん。……それは、おやつだから。」

「わかりました。じゃぱりまんですね。……ラッキーさん!」

「ワカッタヨ。カバン。……ジャア、ケニカクレテテミエナイカモシレナイケド、ボクノアタマ……、セイカクニイエバノウテンアタリニニアル、ソノチイサナボタンヲオシテクレナイカナ。」

「わ、分かりました! ……えっと、これですかね?」

ポチッ。

「ケイタイヲ、リョウリモードニヘンコウシマス。チカクニイルカタハ、コノパークガイドロボットカラ、スコシハナレテクダサイ。」

「わ、分かりました!、皆! ラッキーさんから少し離れて下さい!」

「ヘンコウチュウ。ヘンコウチュウ。ヘンコウカンリョウマデ、アトサンビョウ。3.2.1。」

その瞬間。地面が盛り上がり、そこから何かが出てきた。

そして。


ズッッドーーーーーーン!


「うわ!?」

「なに!?」




2


ズッッドーーーーーーン!


「うわ!?」

「なに!?」

「ななな、なんなの!?」

「なな、な、ななな、何ですか!?」

「コレハ、チョウリキグダヨ。チョウリキグハ、オモニイツツニワカレル……ンダケド、コンカイハヤクキグト、ムスキグニツイテセツメイシテイクネ。」

「……は、はい。」

「マズ、コレハフライパントイウンダ。コレヲ、コノ、デンジハガタネツハッセイチョウリキグ、アイエイチノウエニオクヨ。スルト、……サーバル、チョットサワッテミテ。」

「う……うん。……わっ!アチッ!?」

「ソウ。イマサーバルガイッタヨウニ、メチャメチャアツクナルンダ。ダカラサワラナイヨウニキヲツケテネ。」

「じゃあなんで触らせたのさ!」

「……ソレジャアツギニ、」

「ちょっと!ボス!」

「ニクヲダスネ。……デモ、ソウショクガフタリホドイルネ。」

「あ、べ、別に肉でも良いわよ!私は!」

「わ、私もです。」

「ソウ。ナラヨカッタヨ。チョウドイマ、ニクショクケイノドウブツヨウノザイリョウシカナインダ。」


「「「「「……………。(唖然)」」」」」


「ミンナ。ジャパリマンガデキタヨ。」

「やった~!」

「それじゃあ、せーの!」

「いっただっきまーす!」

結局。その日の午前は、朝ごはん(準備→食事)で終わったのだった。

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フレンズがカニバリズムでかばんちゃんがマゾでポレアフィリアでオートアサシノフィリアでハーレム主義だったら 柊木緋楽 @motobakaahomaker

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