第3話「さばんなちほーとはし」

 かばん一行は、カニバリズムハーレムを作るため、ジャパリパークを歩く。

「あっ! かばちゃんだ! やっほー!」

「あら、サーバルじゃない。そちらのかたは…?」

▼■■■▼クジラ偶蹄目カバ科カバ目

■ ■ ■カバ

 ■■ ■Hippopotamus

「かばんちゃんだよ! ヒトなんだって!」

「ヒト……」ジュルリ

「まって。今は食べちゃだめ! 夜になったら少しだけ食べよ。」

「えーーーっ? それじゃあ食べた気がしないわよ。」

「かばんちゃんはね、少しずつ、切り取って食べれば、一気に食べれるって言ってたよ。」

「そうなの。……わたしも付いて行って良いかしら。」

「ええ。良いですよ。」


 2


 そしてかばん一行は橋の近くへ来た。

「にゃ~っ!」

 また、耳の生えたフレンズが飛び出して来た。

 しかし、まだフレンズと呼べるほど、人間に近くはなく、「立てる人間位の身長の猫」と呼べる位だった。

「わあっ! 食べないで下さ~いっ!」

「誰!?」

「むっ、人間……。って今はそんにゃことより。たいへんにゃんだよ! 橋の方にセルリアンがいたんだよ!」

「いや、まず誰なのさ!」

「ロイヤルだよ!」

▼■■■▼ネコ目ハイエナ科アードウルフ属

■ ■ ■アードウルフ

 ■■ ■Aard wolf

 ※1話で「キャーッ!」って悲鳴あげてた子


「えーっ!? アードウルフちゃん!? どうしたの!?」

「セルリアンに少し食べられたのよ!」

「なるほど。天敵ライバル登場ですか。」


 ……


 橋


「なるほどこれは大きいわね。」

「球体ですぅ……」

「すっごーい! こんな大きいセルリアン、初めて見たよ~!」

「これは倒さなきゃ……って別に、『すごいっ!』とか、思ってないんだからね!」

「まあ、3人いれば、楽勝ね。大体2分位かしら。」

「3人って?」

「私、シマウマ、トムソンガゼルよ。」

「ちょっと待って! 私が入ってないよ!」

「分かったわよ。……3分位掛かりそうね。」

「なんで時間増えてるの!?」

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