自己啓発系本は新刊で買った方がいいってほんと?

最初に謝ります。すみません。

これは私の完全に個人的な見解であり、そもそもタイトルの話題を聞いた事がほぼないため、同じような事を感じた人も少ないと思われます。それを踏まえて聞いて下さい。


「自己啓発系本は新刊で買った方がいい」

個人的には、イエスだと思います。と言うのは、今までブック○フ等で購入した中古の自己啓発系の本は、ことごとく読了できずに途中で挫折しているからです。


これは、自己啓発系(ビジネス系、精神論系)に限らずその関連のワーク型本(例えば自己啓発系の本で記入しながら進めていくもの)、参考書、マニュアル本にも言える事だと思います。

単に、「あなたのやる気がないだけじゃないのか」と言われそうですが、違うんです。新刊だとなぜかちゃんとワークもするし、最後まで読了もできるのです。中には大量のフセンをつけたりマーカーを引いて、何度も読み込み愛用書になったものもあります。


「そもそも中古で安く手に入れようとしている時点で、その本(の内容)に元から愛着がない、もしくは薄いんじゃないか。だから購入してもそれほど熱意がないのではないか」

と言われそうですが、いや、同じ中古本でも小説だと全く問題がないんです。面白い内容、自分好みの内容と言う事が大前提ですが、中古で買って、のちに何度も読み返す愛用本になった物も何冊もあります。


そこで以前、何かの本で言われていたことを思い出したのです。「本は新書を買うべき。なぜなら、中古本の場合、最初の購入者が一度その本をさらっている事で、その本にある熱量が消えてしまっているから」

かなり前なので内容はうろ覚えですが、上記のような事が書かれていたと思います。

確かに、ビジネス、スピリチュアル、心理学問わず自己啓発系の本、又はそれに付随するワークブック、はたまた参考書の類は、中古本で買っても何故か頭に入ってきません。ワークブックと参考書の書き込み系はテキメンです。その中古本が新書のようにきれいで書き込みが一つもない場合であっても、です。


個人的見解ですが、小説が中古本でも問題ないのは、読み手の熱量がそれほどでもないからではないでしょうか。自己啓発系や参考書を買う人は、何か救ってほしい、またはそれを読む事で知識などを得たいと思って買うので、「その本から何かを得たい」熱量がすごいと思うんですよ。本の内容、エッセンス、知識を得ようとする、つまり吸い取ってるんじゃないかなあと。だから、中古本として手にした2番手ないし3番、4番、もしかしたらもっと何人もの手を渡って来た本はその本自体の熱量が吸い取られてしまってるんじゃないか、と思う事があります。


そういう体験を何度かしてから、よっしゃこれを勉強するかと思った参考書やワークブック、自己啓発系本はあえて新書を買うようにしています。高いお金を出しているという前提もあるかもしれませんが、あのページを開いた時の誰も手を付けていないまっさらな状態が、なぜかやる気が出るんですよね。

中古本を買ってなぜかやる気が出ない方は、一度新書で試される事をお勧めします。





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