引き寄せの法則ってほんと?

ずばり結論から言います。

「引き寄せしたい事ができたりできなかったりして、またどうしてそれができたりできなかったりするのか原因が分からない為、検証中です」

すみません。絶賛検証中です。むしろ百パーセントの確率で引き寄せたい事を引き寄せられる方、絶賛募集中です。ぜひその方法をご教授願いたい。


ここで「引き寄せの法則?なんじゃそりゃ」な方のためにざっくりとご紹介しましょう。スピリチュアル好きな人や、女性は知っている方が多いかもしれません。

【引き寄せの法則】とは、自分が意識的にも無意識的にも普段思っていたり考えている事が現実化する、というそんなバナナな法則です。


小説書きのサイトですから、本を紹介してそれっぽい事も言っておきましょうか。私は数年前に【引き寄せの法則】を初めて知ったのですが、世間的には有名な法則らしく、関連本もたくさん出版されているんです。その中でも、

エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著の「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」であったり、ロンダ・バーンの「ザ・シークレット」が有名なようです。

二冊とも人気があるので最近早速読んでみたのですが、かなりスピリチュアルな内容なので腑に落ちるのに時間がかかりそうです。

言ってる事は分かるんですけどね。「これが欲しい」と思う事が引き寄せられると言う事は。


例えば私の経験で言えば、私はよく面白いイベントを見つけて友人を誘って行くので「こんな場所でこんな事やってるなんてよく調べたね」と言われるんですが、調べたわけではないんですよ。「こういうイベントないかな」と普段から何気なく新聞やネットを見ているんですね。そうすると、目当ての情報がぱっと目に入ってくるんです。文字通り、苦労せずとも「欲しい情報が引き寄せられる」んですね。


ですが、これぐらいの事であれば、皆さんも日常茶飯事にあるのではないでしょうか。ずっと欲しいと思っていた古本があって、普段は行かない何となく入った古本屋で見つけたとか。それが「引き寄せの法則」の一つだと思うんです。

ただ、巷で人気になっている「引き寄せの法則」は、そんな可愛らしい小さな事ではないようなんですね。私が苦労しているのはまさにそこで、前述の本によれば「人生もあなたが望んだとおりにできる!」みたいなのですがそれができれば人間苦労しない。金銭的に余裕があれば手に入る‘モノ’は簡単に引き寄せできそうですが、仕事、人、夢といったものは中々難しいんじゃないかなと思います。


ただ、昔一度ほぼ理想通りの「人」を引き寄せた事はありました。


恋人が欲しいと思っていた時に、何かで「こういう人がいい、という‛理想の人’リストを作ると良い」というのがあったんですよ。楽しそうだなと思い、理想をいくつも書いてリストにし、普段から持ち歩いていた気がします。

そうすると、何と言う事でしょう。ひょんな事で、ほぼ理想通りの人に出会ったんです。外見から性格から、文系か理系かから、血液型、出身地、現在の居住地、兄弟の有無、文字の綺麗さや所有車のメーカーまで、びっくりするくらいほぼ理想に合っている人が現れたんですよ!


あ、ドン引きましたね。いえいえ私は強欲の塊ではありません。自分の事をさしおいて要求ばかりの条件はさすがに書けませんよ。リストに書いていたのはせいぜい性格と外見だけです。居住地やらなんやら他の条件は、邪な思いは全くなく、少女漫画のようにほわわ~んと「こういう人だったらいいなあ」とキャラクター設定くらいなノリで、ただいつも楽しく妄想していただけだったんです。

結果引き寄せてびっくりしましたね。本当に。では、なぜこの時引き寄せの法則が成功したかを検証しましょう。


ずばり、「無欲で、楽しく考えていただけだったから」だと思います。

当時は引き寄せの法則は知りませんでしたし、リストを作ろうが妄想しようが、本当に理想通りの人が現れるなんて思ってもいませんでした。だから欲望ギラギラに考える事もなく、「こんな人だったら素敵だな」と純粋な心で楽しく想像していただけだったんです。

今は当時よりずっと年齢も重ね、頭も堅くなってしまって(泣)、なかなかモノ以外の物を引き寄せる事ができませんが、「引き寄せの法則」の成功のコツは、「無欲で、楽しく考え続けている」事かもしれません。

もちろん引き寄せたいものに見合った努力は必要だと思いますが、「無欲で、楽しく考えて続けている」事で、それが成功のトリガーになるのではないかと思うのです。


と言う訳で、今回のテーマは残念ながら「検証中」となりましたが、成功のトリガーは、ちらっと分かったような気もします。うん、引き続き検証していこう。

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