第2話 狂った少女
※ほぼ会話
キュベリエ「この想区は悲劇の想区と呼ばれています」
とある所に、仲の良い三姉妹がおりました。
一番目の少女は優しく、純粋で、勇気のある人でした。
二番目の少女は自分に厳しく、まるで騎士のような人でした。
そして三番目の少女は姉二人を誇りに思い、愛していました。
しかしある日、三番目の少女が町に買い物に出かけている時に家に強盗が押し入り、姉二人は殺されていまうのです。
帰ってそれを見つけてしまった少女は強盗を殺してしまいます。
その後彼女は姉のような純粋で勇気のある少女や、自身に誇りのある騎士のような者を次々と殺して言ってしまうのです。
しかし、その悲劇は大切な人を殺された者達の手により、終わりを告げます。
多くの人を殺した罰としてとても残酷な方法で殺されてしまうのです・・・
レイナ「そんな・・・!」
シェイン「救いはないんですか・・・?」
キュベリエ「ないですね・・・これが少女の運命です・・・・・・」
エクス「そんな・・・・・・」
ファム「で、どうしてそれがこの人たちがいる理由になるの?」
キュベリエ「ここは多くの物語の集まる場所、つまり、ここには多くのヒーローがいた訳です」
エイダ「いた・・・?・・・・・・まさか!!」
キュベリエ「はい、ここにいたヒーローは皆捕えられ、彼女を殺す役目を持った者達もみな・・・」
エクス「そんな・・・!」
ジャバウォック「赤の女王や兵士たちは取られられた直後に問答無用で殺されてしまった」
ゴッドマザー「シンデレラの王子も・・・」
ドゥルシ「ドン・キホーテ様も・・・他の皆様も捕えられ、何人かは殺されていしまいました・・・」
大切な人が連れていかれるであろうところを見せられた彼ら。一体どれほど自分を責めただろうか。
キュベリエ「おねがいします・・・彼女を止められるのはもう、貴方達しかいません・・・どうか・・・どうか・・・・・・!!」
レイナ「分かったわ。こいつはどこにいるの?」
キュベリエ「かつての王が住んでいた城に・・・そこに捕えられた者達も・・・・・・」
エクス「分かった。行こうみんな!!」
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