狂った悲劇の想区
@saiteki
第1話 悲劇の想区
レイナ「なに・・・・・・ここ・・・・・・」
旅の途中、キュベリエの声が聞こえた調律の巫女一行。
キュベリエの泉を探そうと近くの想区に入ると、そこは辺り一面血の海で、建物はボロボロ、人は誰もいない。
タオ「何っつう有様だよ!」
クロヴィス「これがこの想区の姿なのか・・・?」
エクス「違う・・・と信じたいけど・・・・・・」
???「みなさーん!」
あまりの有様に呆然とする一行。そんな時、聞きなれた声が聞こえた。
振り返るとそこにはキュベリエとフェアリーゴッドマザー、ジャバウォック、ドゥルシネーアがいた。
レイナ「キュベリエ!は分かるけど何でそいつらがいるの!?」
キュベリエ「とりあえずこちらへ!彼女に見つかる前に!!」
エイダ「彼女??」
キュベリエ「いいから早く!!」
〜キュベリエの泉〜
はぁ・・・はぁ・・・、ぜぇ・・・ぜぇ・・・
キュベリエ「皆さん、大丈夫ですか?」
クロヴィス「俺は問題ない」
エイダ「私もだ」
ファム「お姫様達はきつそうだね〜」
あれだけの距離を全力で走ったにも関わらずクロヴィス達は全く息が切れてない。
元農家出身と桃太郎の従者、そして鬼ヶ島の鬼に育てられたというだけはあってか、エクスたちも息が切れているだけだ。レイナは途中でタオに担がれていた。
レイナ「なん・・・でぇ・・・・・・あん、た・・・だいじょうぶ・・・・・・なの・・・?」
ファム「コネクトして走ったからねえ」
「「「「その手があったか!!」」」」
ファムの思いがけない方法に驚く四人。疲れはどこかに飛んでいったようだ。
キュベリエ「あのぅ・・・そろそろ話しても・・・?」
レイナ「あ、そうだった。ねぇ、何があったの?あの町は」
キュベリエ「はい、それは今からお話しましょう。そして、この人たちがここにいる理由も・・・・・・」
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