「供物」は何と読むか
供物はくもつ(ぐもつ)とよむ。
意味は、神仏に供える物、そなえもの。
神前に供えるものは
日本特有の漢語。
そなえものという和語に仏教徒が供物という漢字を当て、クモツと読んだか。
仏教の言葉は呉音で読む習わしであり、その場合はゴモチとなるはずだが、途中で変化したものと考えられる。
これならば、キョウブツ(漢音)と読まない理屈は立つ。
参照:広辞苑、新漢語林、ブリタニカ国際大百科事典
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