五輪















①五つの車輪

②(密教・仏教で)宇宙を構成している五つの要素。地・水・火・風・空

③オリンピックの俗称

④五輪塔の略。②をかたどった仏塔の一種。供養塔・墓塔として用いた。

 石造りの他に金属・木・泥土のものがある


ちなみに、

①五倫:儒教で、人として守るべき五つの道

②七輪:木炭を燃料にする土製のこんろ



江戸時代の怪談で、五輪(塔)を七輪(こんろ)と勘違いしながら読んだ。

こんろでも話が通じたので気にならなかったが、あとで五輪を調べて混乱した。

五輪にこんろの意味はないが、話の舞台が宮(神社)だったので五輪塔も置かれていなかったのではと思ったのだ。

江戸時代は神仏習合の時代だったから、神社の敷地内に寺があったのか。

ちなみに江戸時代の墓は仏式が強制されていたらしく、神道式のお墓は明治維新後に作られるようになったとのこと。



参照:新漢語林、広辞苑、明鏡国語辞典、百科事典マイペディア

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