政治音痴の戯れ言

 生まれてから今まで、政治には全く感心も興味もなく、それについて考えてみる努力すらしたことがない私ですが、最近どうも世界がおかしいような気がします。


 何が「おかしい」のかというと、長期政権と愛国主義です。


 まずは自分の国かイチバン。強い国となって不景気から脱出する。


 世界的な不況が続いている今日、それは世界中の願いで、誰もが豊かになりたいと願っている。だから、それを当然の事と歓迎しているが、本当にいいのであろうか?


 様々な国が長期政権を続けていることは、なんだか戦前の列強の台頭を彷彿される。


 かつて、列強国らは植民地を獲得することで富を得ていました。

 それは侵略であり、征服であり、人権略奪以外の何物でもないことと、現在の我々はハッキリ認識していますが、当時はそんなことを誰も思いませんでした。

 当時は情報交換も電信がメインだったし、外国渡航と言えば船便がメインだし、隣の国で何が起こっているのか、殆どの人には真実が分からなかったのですから、どんな悪行が同胞の手で行われているのか、想像もつかなかったでしょう。



 なんか、最近、あの頃と同じようなことが起こりつつあるのではないのかと、杞憂しています。


 我々、市民には想像もつかない悪行を色々な政府が行おうとしているのではないだろうか?


 我々が、良かれと思うことが、外国の当事者にはとんでもない事をインターネットやSNSを上手く誤魔化してやってのけるのではないだろうか?


 人類の歴史上、「戦争」は科学の進歩と文明の発達に欠かせないものです。


 今までは代理戦争でどうにかやっていきましたが、「そろそろ本格的に戦争をしなけりゃいけないな」なんて、先進国の代表者達が思ったら…。


 戦争の火種は今でもアフリカや中東などで燃え盛っています。

「核」のお陰で今まで先進国は直接戦争には触れなかったけれど…。


 未来はいつも一国民が知らない方向へ進んでいくものです。


 馬鹿な私の杞憂であればいいのですが…

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