発達障害と男女差
この度は読んでいただきありがとうございます。
今回は発達障害の差について。個人差は勿論ですが男女でも違ったりします。
1.男女で何が違うのか
そもそもの事として男女では脳の作りが違います。これははるか昔の原始時代に男性は狩りに赴き、女性は洞窟などの家で子どもたちを守るという行動にもあると言われています。
一般的に男性は地図や方向に強くて女性は我慢をしやすい、長時間耐える事が出来る、なんてことも言われるかも?
その過程で脳の作りも違ってきているので、男性的な考え方だったり女性的な考え方などがあります。
それが悪いということはありませんが、男性だが奥手で積極的じゃない人だったり女性だが積極的に行動したりと様々な人がいらっしゃいます。
2.発達障害においての男女差
色々と専門書などを見ると男性の方が発達障害が多いと書かれていますが、最近の研究ではそこまで男女の差がない説があります。ですが男性に比べて女性は出てくる症状や特性が目立ちにくい事があり今まで女性に重点を置いた発達障害を指摘されてこなかったという意見もあります。
3.女性の場合の発達障害
まだ子供の時期ははっきりと表れることが少なく小児の時はさらに分かりにくい事もあり目立ちにくく、またそれが問題行動に変わることが少ないため、周囲も問題意識を抱きにくいという事が多くあります。
例えばADHDだった場合、不注意や多動性・衝動性という3つの症状がありますが女の子の場合特に不注意が強い事が多くなります。これを専門用語でいうと不注意優勢型とも言います。この特性は多動や衝動が優勢される型の子供に比べて、周りの影響が小さい事もありADHDと気づかれることが少ないのです。
このように気づかれることがなく特性により困りごとを抱えたまま過ごしてしまう事があります。そのためか支援が出来なくて、解決されず生きづらさを持ったまま成長してしまうことが多いと言われます。
4.男性の場合の発達障害
女性と比べて発達障害が多いと言われますが最近の研究で差がないことは先程書いたので割愛します。
男性は幼児期から出てくることが多く、女性に比べて問題行動も多くなりがちです。ADHDの中では多動性や衝動性が多く、不注意は少なくなります。多動性や衝動性が大きいと問題行動が多くなり、じっとしてられない、いきなり大声を出すなどの分かりやすい特性があるのが特徴です。
そのため非行や暴力などの犯罪行為に行くこともあり、よくテレビなどで題材にあがるものです。
5.終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回は男女差という事もあり理解しにくい事もあったかと思います。それでも向き合わなくてはいけない。
分からないことはすぐに調べられる現代ですから積極的に使ってみるのもいいかと思います。
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